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03月06日-03号

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  1. 柏原市議会 1996-03-06
    03月06日-03号


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    平成 8年  3月 定例会(第1回)                  目次◇開議 午前10時0分日程第1 報告第1号及び議案第1号から議案第32号まで  *柏原市民クラブ代表質疑(浦野かをる君)……………………………………… 129   理事者答弁   助役(田中聰孝君)………………………………………………………………… 132   企画財務部長(久世信宏君)……………………………………………………… 132   理事兼社会福祉課長(福居修造君)……………………………………………… 133   水道事業管理者(寺前武士君)…………………………………………………… 135   建設産業部長(家村 勲君)……………………………………………………… 136   下水道部長(吉谷 茂君)………………………………………………………… 137   市立柏原病院事務局長(西  朗君)…………………………………………… 138   市民部長(舟橋清光君)…………………………………………………………… 138   教育長(庖刀和秀君)……………………………………………………………… 139   教育次長(青木斉治君)…………………………………………………………… 140   総務部長(大木恭司君)…………………………………………………………… 141   水道局理事兼次長(山田 正君)………………………………………………… 142   再質疑(浦野かをる君)…………………………………………………………… 142◇休憩 午後0時11分◇再開 午後1時0分  *政新会代表質疑(伊山喜二君)…………………………………………………… 154   理事者答弁   助役(田中聰孝君)………………………………………………………………… 159   企画財務部長(久世信宏君)……………………………………………………… 160   総務部長(大木恭司君)…………………………………………………………… 162   健康福祉部長福祉事務所長(豊田陽夫君)…………………………………… 163   市民部長(舟橋清光君)…………………………………………………………… 165   建設産業部長(家村 勲君)……………………………………………………… 167   下水道部長(吉谷 茂君)………………………………………………………… 171   指導室長兼指導課長(嶋田嘉則君)……………………………………………… 171   教育次長(青木斉治君)…………………………………………………………… 171   教育長(庖刀和秀君)……………………………………………………………… 174   水道事業管理者(寺前武士君)…………………………………………………… 174   再質疑(伊山喜二君)……………………………………………………………… 175◇休憩 午後3時8分◇再開 午後3時38分  *日本共産党代表質疑(荒藤光子君)……………………………………………… 179   理事者答弁   総務部長(大木恭司君)…………………………………………………………… 182   市長(山西敏一君)………………………………………………………………… 183   健康福祉部長福祉事務所長(豊田陽夫君)…………………………………… 184   市民部長(舟橋清光君)…………………………………………………………… 188   建設産業部長(家村 勲君)……………………………………………………… 189   教育長(庖刀和秀君)……………………………………………………………… 191   教育次長(青木斉治君)…………………………………………………………… 191   企画財務部長(久世信宏君)……………………………………………………… 192   水道局理事兼次長(山田 正君)………………………………………………… 193   再質疑(荒藤光子君)……………………………………………………………… 193◇延会 午後5時40分●平成8年第1回柏原市議会定例会会議録(第3号)      --------------------------------●平成8年3月6日午前10時0分より柏原市議会議事堂において再開      --------------------------------●議事日程 日程第1 報告第1号及び議案第1号から議案第32号まで      --------------------------------●出席議員(22名)         1番     伊山喜二君         2番     野口 均君         3番     和田周二君         4番     荒藤光子君         5番     堅木照久君         6番     寺元正二君         7番     鶴田将良君         8番     笠井和憲君         9番     柳田國晴君        10番     入倉英男君        11番     桝谷政則君        12番     小川忠彦君        13番     浦野かをる君        14番     羽多野正嗣君        15番     巽  繁君        16番     中野広也君        17番     乾 幸三君        18番     裏野繁夫君        19番     尾野文男君        20番     松村泰治君        21番     中村幸平君        22番     武田安弘君      --------------------------------●欠席議員(なし)      --------------------------------●説明のため出席した者の職氏名    市長          山西敏一君    助役          竹田 勉君    助役          田中聰孝君    収入役         藤戸隆陽君    教育長         庖刀和秀君    監査委員        中野俊雄君    水道事業管理者     寺前武士君   総務部    部長          大木恭司君    次長兼人事課長     門谷敏昭君    総務課長        松井隆彦君    自治推進課長      山口 稔君   企画財務部    部長          久世信宏君    次長兼税務課長     増田純忠君    次長兼企画調整室長   石橋保昭君    財務課長        坂田尚敬君    契約検査課長      寺前良男君   健康福祉部    部長兼福祉事務所長   豊田陽夫君    理事兼社会福祉課長   福居修造君    次長兼健康福祉課長   泉谷 武君   市民部    部長          舟橋清光君    次長兼生活環境課長   浅野保夫君    次長兼保険年金課長   真壁克充君   建設産業部    部長          家村 勲君    次長兼緑地保全課長   前田 弘君    次長兼都市計画課長   山岡 勲君   下水道部    部長          吉谷 茂君    次長兼業務課長     二階保正君   教育委員会    教育次長        青木斉治君    指導室長兼指導課長   嶋田嘉則君   水道局    理事兼次長       山田 正君   市立柏原病院    事務局長        西  朗君      --------------------------------●事務局出席職員    事務局長        石田 博君    次長兼庶務係長     辰巳英彦君    主幹兼議事係長     岡本文人君    事務吏員        中野佳彦君    事務吏員        畑中一章君     ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ △再開 午前10時0分 ○議長(裏野繁夫君) ただいまの出席議員22名、定足数に達しております。よってこれより本会議を再開いたします。 △開議 ○議長(裏野繁夫君) 直ちに開議いたします。 これより本日の日程に入ります。 日程第1、報告第1号及び議案第1号から議案第32号までを一括して議題といたします。 ただいま議題といたしました各議案については、既に説明を受けておりますので、直ちに各派の代表質疑を行います。最初に、柏原市民クラブを代表して浦野かをるさん、質疑願います。   〔13番 浦野かをる君 登壇〕(拍手) ◆13番(浦野かをる君) 13番議員の浦野かをるでございます。平成8年3月定例会において、柏原市民クラブを代表いたしまして質問の機会を与えてくださいました同会派の皆様を初め、先輩諸兄の皆様に厚く御礼を申し上げます。 昨年は、新年早々の阪神・淡路大震災に始まり、果ては住専問題にまで発展、余りよい年ではありませんでした。本年はねずみ年、知恵を使って心機一転、やり直す年でございます。 私も、議員として、今回で4度目の質問の機会を与えていただきましたが、その都度、日本の総理大臣が4人もおかわりになりました。現在の世の中を反映しているようでございます。本当にこれでは、日本の国も落ちついて政策を貫くこともできません。土地神話が崩壊、経済に至っては、その金額の莫大さに目を覆うばかりでござい畑中一章君ます。また、公定歩合においては、0.5%の低金利にとどまり、国民生活に影響を及ぼしています。 しかし、我が柏原市の8年度予算を見ますれば、厳しい中にも、平成10年完成を目標として、やがて柏原のシンボルとなる念願の市民文化ホール、そして産業会館の着工を初め、身体障害者、母子家庭に対する支援、外国人国民年金未加入者に対する助成の問題、資源ごみ収集の増加、その上、老人に対してはおふろのサービス回数の増加、また各種団体の助成金の見直しなど、本当に厳しい財源の中でいろいろとご配慮をいただいていることは、まことに喜ばしい限りです。 市長は、苦しいときこそ頭を使うんだと、よくお話しになります。この厳しい時代、より一層知恵を絞り、体に気をつけ、お互い力を合わせ、豊かな住みよい柏原市を築いていただくことをお願いを申し上げまして、それでは通告に従いまして質問に入らせていただきます。 整理番号64、議案第8号 柏原市事務分掌条例の一部改正について、第1条の2企画室、新しく設けられるが、何人の部になるのか、お伺いをいたします。 整理番号65、議案第14号 証紙条例の廃止について、早速実施に踏み切っていただきましてありがとうございます。具体的にどのように実施されるのか、お伺いをいたします。 整理番号66、議案第16号 柏原市身体障害者及び精神薄弱者の医療費の助成に関する条例等の一部改正について、所得についての詳細説明、1,000万以上について、もう少し詳しくお願いをいたします。 整理番号67、議案第20号 柏原市水道事業の設置等に関する条例の一部改正について、第3条第2項中、水道管理者と局長の兼任はできないということですが、新たに水道局長のポストを設けられるのか、お伺いをいたします。 整理番号68、議案第21号 平成7年度柏原市一般会計補正予算(第7号)、款11府支出金 項2府補助金 節2都市計画費補助金。買い上げ面積何平米ぐらい買うのか、お伺いをいたします。 整理番号69、議案第22号 平成7年度柏原市公共下水道事業特別会計補正予算(第3号)、款1下水道費 項3下水道建設費、工事発注の遅延ほか、いつも2月、3月に入ってばたばたとやっているような気がするんですが、どうしてもっと早くできないのか。どうも繰越明許費の原因になっているように思うんですが、いかがでしょうか。 整理番号70、議案第23号 平成7年度柏原市国民健康保険事業特別会計(施設勘定堅上診療所)補正予算(第1号)、利用者--患者ですね、何人ぐらいいつもあるのか、お伺いをいたします。 整理番号71、議案第26号 平成8年度柏原市一般会計予算、款2総務費 項1総務管理費 目1一般管理費 節19負担金補助及び交付金、防犯灯補助金について、3分の2の助成をいただきましてどうもありがとうございます。しかし、人間の欲には本当に切りがありませんので、今後は100%助成を財政の許す限り前向きに考えていただきたいとお願いを申し上げまして、これは要望させていただきます。 整理番号72、目5企画室 節8報償費、行政改革推進委員のメンバー構成についてお伺いをいたします。 整理番号73、節13委託料、駐車場設計委託料について、全体として建設費はどれぐらいですか、お伺いをいたします。 整理番号74、目7平和・国際事業費、国際交流事業、昨年度の民間交流、本年も実施できるのかということでございますが、これは昨日、同会派の羽多野議員の質問で了解いたしましたが、ただ、昨年参加されました中国、イタリアとも、市民の皆さんは、本当に楽しくて、安心して行けたと大変喜んでいらっしゃいますので、今後もぜひ積極的に計画していただきますよう、お願いを申し上げておきます。 整理番号75、目12(仮)市民文化ホール建設費 節17公有財産購入費、土地の所在、購入金額、面積について、お伺いをいたします。 整理番号76、款3民生費 項1社会福祉費 目5老人福祉費 節13委託料、老人無料入浴サービス事業を4回から6回にふやしていただきましたことはありがたいことだと思っております。その運用方法についてお伺いをいたします。 整理番号77、款3民生費 項2児童福祉費 目1児童福祉総務費 節13委託料、児童育成計画策定委託料の実施場所はどこですか、お伺いをいたします。 整理番号78、目2児童措置費 節13委託料、子どもにやさしい街づくり事業委託料、実施している園数は何園でやっているのか、お伺いをいたします。 整理番号79、款4衛生費 項1保健衛生費 目2予防費 節13委託料、骨粗鬆症検診業務委託料脳卒中地域ケア推進業務委託料、あれだけやかましく言っていらっしゃったのに、大幅減額となっている理由についてお伺いをいたします。 整理番号80、目4公害対策費、星空観察会とはどのようなことをするのか、お伺いをいたします。 整理番号81、款5農林水産業費 項1農業費 目3農業振興費 節19負担金補助及び交付金、農業振興事業補助金の内訳についてお願いいたします。 整理番号82、款6商工費 項1商工費 目2商工業振興費、商工業経営セミナー講師謝礼の減額について、半分になっているのはなぜか、お伺いをいたします。 整理番号83、款7土木費 項2道路橋りょう費 目3道路新設改良費、買い上げていただきまして本当にありがとうございます。具体的に、改良の時期はいつごろですか、お伺いをいたします。 整理番号84、款9教育費 項1教育総務費 目2事務局費、登校拒否児数等、実態については、昨日、羽多野議員の質問でわかりましたが、研究所の上の場所の指導で、あの場所で、あれでよいのか、また、いじめの実態についてお願いをいたします。 整理番号85、項5社会教育費 目1社会教育総務費、生涯学習総合推進計画策定委員の構成メンバーについて、お願いをいたします。 整理番号86、目2青少年対策費 節13委託料、成人式委託料、新年度の計画はあるのか、お伺いをいたします。また、青少年対策費青少年環境整備啓発推進事業委託料の内容については、事前の説明でわかりましたので結構でございますが、これからも青少年教室の開催などは積極的に開いていただきますよう、要望しておきます。 整理番号87、目3女性センター費、今月の広報でも、表紙を本当に飾ったり、内容的にも気配りをいただいておりますが、オープン後の利用状況について、お願いをいたします。 整理番号88、目6公民館費 節15工事請負費、文化センター講堂照明工事の増設について、事前の説明でわかりましたので結構ですが、何分にも、当初の目的は、講演会などの整備をした中で、現在はパネラーを入れまして、展示場の方が利用度が多く、照明の設置が目的が違うので、その点のご配慮をしつつ実行していただきますことを要望しておきます。 整理番号89、目8市民会館費、市政運営で充実とあるが、費用の増減について、逆に予算が減っているので、これはどうなっているのか、お伺いをいたします。 整理番号90、目2体育施設費 節14使用料及び賃借料、使用料、賃貸土地借上料、場所についてお伺いをいたします。 整理番号91、節15工事請負費、片山青少年運動広場の使用目的、7,600平米、どんな目的か、お伺いをいたします。 整理番号92、議案第26号 平成8年度柏原市一般会計予算歳入、款12財産収入 項2財産売払収入 目1不動産売払収入、土地の部分につきまして、事前の説明でわかりましたので、取り下げておきます。 整理番号93、款15諸収入 項5雑入 目2雑入、「大和川物語」、販売冊数どれぐらいですか。市がつくっていただきました本として、非常によく売れていると思うのですが、お伺いをいたします。 整理番号94、議案第31号 平成8年度柏原市市立柏原病院事業会計予算、款1病院事業費用 項1医業費用 目3経費、増額の原因は何か、お伺いをいたします。 整理番号95、議案第32号 平成8年度柏原市水道事業会計予算、款1資本的収入 項3工事負担金、内訳についてお伺いをいたします。 整理番号96、款1資本的支出 項3建設改良費 目3施設費等整備費、①の配水管水道管理台帳につきましては事前の説明でわかりましたが、下水の移設工事のおくれにもつながりますので、よろしく今後はお願いをしておきます。施設整備費の場所はどこか、また何日ぐらい持ちこたえられるのか、お伺いをいたします。 どうもありがとうございました。これで1回目の質問を終わります。少し質問が多いようですので、よろしくお願いをしておきます。 ○議長(裏野繁夫君) ただいまの代表質疑に対し、答弁を求めます。   〔助役 田中聰孝君 登壇〕 ◎助役(田中聰孝君) 浦野議員のご質問のうち、整理番号64番の事務分掌条例の一部改正に関しまして、企画室の人員をどうするのかということにつきましてお答えをさせていただきます。簡単に申し上げたいと思います。 現在、常勤職員が3人おります。そしてアルバイト職員が1人おるわけでございますが、新しく正職員2名を増員をいたし、そういった中で対応してまいりたいと考えております。よろしくお願いいたします。   〔企画財務部長 久世信宏君 登壇〕 ◎企画財務部長(久世信宏君) 柏原市民クラブ代表浦野議員のご質問のうち、私からは、整理番号65、72、73、75について、お答え申し上げます。 整理番号65番でございます。証紙条例の廃止について、具体的にどのように実施するのかというご質問でございます。 このたび、市民サービスの向上と事務処理の円滑化を図るため、これまでの証紙による手数料納付を廃止し、レジスター--金銭登録機でございますが--を窓口に設置し、市民に証紙購入の手間をかけず、窓口で現金を納めていただくシステムに変更するものでございます。 ご質問の設置場所でございますが、本庁では、市民課及び税務課の窓口、新別館では、1階の下水道部、2階の土木課、出先では、国分出張所、堅上出張所、病院、水道、公民館柏原分館に、合計11台のレジスターを設置する予定でございます。 また、その運用方法につきましては、本庁及び出先とも、窓口である各課から、現金と納付書をもって金融機関を通じまして収入役に納める方法をとる予定でございますので、よろしくお願い申し上げます。 次に、整理番号72番でございます。行革に伴う行政改革推進委員のメンバーがどういった構成になるのかというご質問でございます。 行革の推進委員の構成につきましては、現在検討中でございますが、昭和61年に行政改革の大綱を作成いたしました折にも、大学教授を含む各種団体の代表も含む住民の代表者10名から成る構成員で行政懇談会を設け、大綱決定に向けて審議していただいた経過がございます。今回も、行政改革推進委員会を設置するに当たりまして、市民各層の代表、あるいは学識経験者を約10名程度選出して構成していきたいと、今現在検討中でございますので、よろしくお願い申し上げます。 次に、整理番号73番でございます。駐車場の設計委託料についてでございます。 今回、予算計上させていただいております駐車場の設計委託料につきましては、一応、新別館北側に、4階5層の約120台が駐車できる自走式の立体駐車場を建設する考えを持っておりますが、それに係る設計委託料でございます。 しかし、この立体駐車場の建設には、相当の事業費、現在のところ、概算見積もりでございますが、約5億円程度の費用が要するものと考えられますので、経済性、効率性の面を十分考慮し、この4階5層の案も含めまして、その他の方法、例えば、現在の消防署出張所跡地の利用、隣接する民有地買収による利用、現在の市民会館解体後の跡地利用、また、河川敷用地の利用についての大和川工事事務所との交渉も視野に入れた方法等々を、十分今後検討してまいりたいと考えております。当該設計費の執行に当たりましては、今後議会ともご相談の上、進めてまいりたいと思っておりますので、よろしくお願い申し上げます。 次に、整理番号75番でございます。 文化ホール建設費の中の公有財産購入費でございますが、今回、公有財産購入費を計上いたしております土地につきましては、大阪府が所有しております、解体いたしましたが、旧別館北側の元職員駐車場跡地の東側で、市有地とJRの鉄道用地との間に所在する土地でございます。 次に、購入金額でございますが、1,200万円を計上しております。また、面積は80.09平米でございます。この土地は、市民文化ホール建設用地として必要であるため、現在大阪府と交渉を進めておるところでございます。 以上でございます。よろしくお願いいたします。   〔理事兼社会福祉課長 福居修造君 登壇〕 ◎理事兼社会福祉課長(福居修造君) 柏原市民クラブ代表浦野かをる議員の質問のうち、私から、整理番号66番、76番、77番、78番、79番、この5件についてご答弁申し上げます。 まず最初に、整理番号66番についてでございます。ご質問は、議案第16号に関しまして、所得制限の詳細説明をされたいとのことでございます。 障害者医療助成事業は、大阪府の補助事業であり、助成対象者は、次の3つのうちのいずれかに該当する者でございます。まず、第1番目として、身体障害者手帳1級または2級を持っておる者、第2番目に、療育手帳Aを持っている者、そして最後の3番目としまして、療育手帳B1と、身体障害者手帳3級から6級のいずれかをあわせ持っている者、このようなことになっております。 なおかつ、本人の所得額が1,000万円以下という制限があります。この所得額、これは給与所得、不動産所得金額等でありますが、この所得金額について説明させていただきますと、それは、地方税法に規定する所得金額、そして退職所得金額及び山林所得金額であります。つまり、給与者において、給与所得控除後の金額となります。また自営業の場合は、収入金額から必要経費を差し引いた金額のことであります。 なお、既にご承知のとおり、入院時食事負担額の助成につきましては、大阪府は、乳幼児医療助成対象者についてのみ助成事業としておりますが、障害者医療と母子家庭医療助成対象者に係る分につきましては、補助対象とはされておりません。そのため、市の単独助成として実施するものでございます。 平成6年10月の健康保険等の改正に伴い、入院時の食事負担額が必要となったものでありますが、この助成につきましても、府の助成事業としていただくように従来から要望してまいっておりますが、今後もなお一層、大阪府市長会等を通じまして府へ要望してまいりたいと考えておりますので、何とぞよろしくお願いいたします。 次に、整理番号76番の老人無料入浴サービス事業と運営方法について、ご答弁申し上げます。 老人無料入浴サービス事業につきましては、平成7年度から、市内浴場で構成される大阪府公衆浴場業環境衛生同業組合柏原支部と契約をいたしまして、昨年8月と9月のおのおの第2と第4の金曜日に、4回実施したところでございます。全体的な利用実績につきましては、私どももまずまずの利用状況であったのではないかと考えております。 浦野議員ご指摘のように、浴場の立地性や規模の相対的な違いから、浴場間の利用者数に大きな差が出てまいっておりますのも事実でございます。そこで、浴場間の利用者調整を図れないかとのお尋ねでございますが、例えば地区割りを行って、利用者に浴場を指定するような方法が考えられるわけでありますが、それですと、利用者の多かった浴場の対象地区を狭くし、逆に、利用者の少なかった浴場の対象地区を広くするということにもなります。そうしますと、小さな浴場には利用者がふえるものの、一般利用者との間で大混雑となったり、お年寄りにとりましても、近くに浴場があるのに、わざわざ指定された遠方の浴場へ行かなければならないというケースが出てまいります。ひいては、利用する老人が、せっかくの無料入浴サービスを敬遠されるということも考えられますし、利用者の調整は困難な点が多いと考えております。 次に、PRとチケット整備について、65歳以上の対象者全員に配付できないかということでございますが、確かに、入浴券、あるいはチケットのようなものを事前に配付できれば、PRの徹底と浴場側の利用者数の確認に便利なわけでありますが、この点とともに、きめ細かなPR方法につきまして、現在、浴場組合との協議も含めまして検討中でございますので、よろしくご理解賜りたいと思います。 次に、整理番号77番の児童育成計画委託料の内容と委託先について、ご答弁申し上げます。 近年、我が国の出生率、女性の一生に産む子どもの数を示す合計特殊出生率は、年々低下の経過をたどり、平成5年には1.46と、史上最低を記録いたしました。平成6年には、1.50と10年ぶりにやや上昇の兆しはございましたが、少子化に歯どめがかかったとは言えず、21世紀初頭には確実とされる、人口減少の中で高齢化が進むという少子・高齢社会が到来しようとしております。少子化の急速な進行は、社会経済の影響だけではなく、かけがえのない子どもたち自身の成長にも影響があるものと指摘されております。 少子化の背景や要因としましては、晩婚化の進行や出生力の低下、働きながら子育てをすることの困難さ、そして子育てに対する不安感の増大等が挙げられます。今後は、こうした少子化の原因や背景となる要因に対応し、子ども自身が健やかに育っていける社会、子育てに喜びや楽しみを持ち、安心して子どもを産み、育てることができる社会を形成していくことが必要でございます。 国におきましては、平成6年12月に、今後の子育て支援のための施策の基本的方針について、エンゼルプランを策定し、その具体策の一環として、当面の緊急保育対策等を推進するための基本的考え方、要するに、緊急保育対策等5ヵ年事業を取りまとめまして、保育サービス等の充実を図る多様なメニューを提示されております。そして、地方自治体に対しましても、地域の特性に応じた計画的な子育て支援に関する計画、つまり、地方エンゼルプランの策定を求められておるわけでございます。 これを受けまして、本市におきましても、第2次柏原市総合計画等との整合性を図りながら、各種子育て支援サービスの充実や乳児保育、時間外保育、一時的保育等、保育事業量の見通し等につきまして、本市の実情に合った柏原市児童育成計画を策定するものでございます。 計画策定の委託先につきましては、既に柏原市障害者福祉計画を委託しております大阪教育大学に依頼し、同大学の幼児教育学研究室におきまして、アンケート調査、それから調査結果の分析、報告書の作成等をしていただく考えで現在検討しておるところでございます。 次に、整理番号78番の子どもにやさしい街づくり事業の内容と、実施園数についてご答弁申し上げます。(浦野議員「園数だけで結構です」と呼ぶ) 園数は、現在、公立保育所6園で実施してございます。 それでは、最後の79番について、ご答弁申し上げます。 老年期の骨折を減らし、寝たきり防止を目的として、骨粗鬆症検診を平成7年度より、3,000人の検診者を見込み実施してまいりましたが、検診機器等の関係上、検診人員が当初計画より多く見込めなかったこと、そして保健所を初め他の医療機関において骨粗鬆症検診業務が開設されたこと等により、検診件数も減少傾向にありましたことから、平成7年度の推計を勘案しまして8年度の予算を減額予算としたものでございます。よろしくお願いいたします。 なお、平成8年度も、平成7年度同様、検診希望者にはすべて検診を受けていただくよう、考えておるところでございます。 また、脳卒中検診委託の減額につきましては、大阪府脳卒中地域ケア推進事業に基づき、平成7年度より、保健所に登録された在宅の脳卒中後遺症者に対し、理学療法士等が訪問し、リハビリ等の支援を行ってまいりましたが、対象者並びに希望者が少なく、減少となった次第でございますので、今後ともよろしくお願いいたします。 これをもって終わります。ありがとうございました。   〔水道事業管理者 寺前武士君 登壇〕 ◎水道事業管理者(寺前武士君) 私から、67番、96番について、ご答弁申し上げたいと思います。 まず、67番でございますが、管理者と局長の兼任はできないというご指摘でございますけれども、現行は兼務ということになっておりまして、これはできないんじゃなしに、これはこれで違法性はないということで、ご理解賜りたいと思います。 次に、局長のポストを新しく設けるのかということでございます。この問題につきましては、地方公営企業法の中で、管理者の補助組織ということで、局長を置くというふうに規定されております。これを受けまして、市の水道局設置条例の中で、管理者は局長とする、こういう規定もございまして、現在、兼務でずっと来たわけでありますけれども、水道局の現在の機構で説明申し上げますと、例えば山田理事は、部長級でありますが、局長ではなく、次長の身分になっております。しかし、職務の内容からいきますと、まさに局長の職務を担当しておる、こういうことで、この条例改正を行うことによりまして、管理者と局長の職務分担、あるいは責任の所在を明確にすると、こういうことで実態に合わせていきたいということから、改正をお願いしておるところでございます。 それから、96番、飲料水の確保の場所と、何日分ぐらいの量かということでございます。 ご承知のとおり、柏原市内、あるいはその周辺には、大和川断層、あるいは生駒断層、こういう2つの断層が存在するということを言われてきております。断層といいますと、過去100万年の間に繰り返してその断層が動いたと、こういう傷の跡でございますが、この傷跡が線としてつながったものを構造線、こういうふうに言われております。 この断層の中でも、いわゆる活断層といいまして、過去100万年の中で頻繁に繰り返して動いた、また今後も動く可能性が高い、こういうものを活断層と呼ばれるそうでありますけれども、そうすると、活断層で最も活発なもの、これの周期でありますけれども、これはやはり早いもので1,000年に1回というようなことも聞いております。しかし、1,000年に1回、あるいは2,000年に1回というような周期のものでも、ことしに来るかもわからない、こういうことから、対策はできるだけ早いにこしたことはない、こういう考えを持ったわけであります。 しかし、余り地震対策に神経質になりまして過剰反応をしますと、場合によっては、むだな経費を使い過ぎたということも言われかねない問題でございます。そういうことで、とりあえず地震後の飲料水だけを確保するような計画を進めてきたわけであります。 飲料水ということになりますと、いろいろと方法はあるんですけれども、ご承知のとおりの、今回一般会計で設置されます防火用水の地下タンク、これの飲料水の構造を持ったものもございます。あるいはまた、市内の貯水池、たくさんあるんですけれども、これの何ヵ所かに遮断弁を取りつけまして、揺れると遮断弁がおりて止水する、確保できる、こういう方法もあるんですけれども、いずれも一長一短がございまして、やはり緊急時の飲料水につきましては、現在の玉手浄水場、ここで原水を確保して、ろ過し、そして貯水槽にためて配送する、この方法が最も適当じゃないかというような結論になったわけであります。 したがいまして、浄水場の井戸を水源としまして、これをくみ上げ、ろ過し、そして貯水槽にためまして、それを運び出していく。この過程の中には、いろいろと機械、装置、設備といったものも入ってくるわけなんですけれども、これらのうちで、兵庫並みの震度の地震があった際にまずこれはもたないというものについて、あらかじめ新設したり、改良したり、補強したりということで、耐震化を図っておくわけであります。さらに、もちろん停電ということも予想されますので、自家発電機、これも設置しまして、日量500トンの飲料水を確保する予定をいたしております。 この500トンといいますと、飲料水だけに限定しますと、大体1日に3リッターというふうに言われておりまして、8万人で240トン、大体その倍の量の飲料水を確保していきたい。それで、何日分かということでありますけれども、これはずっと継続して再生産されるわけでして、その間に応急復旧に全力を挙げて、当面はこれでしのいでいくと、こういうものでございます。 簡単ですけれども、終わります。   〔建設産業部長 家村 勲君 登壇〕 ◎建設産業部長(家村勲君) 柏原市民クラブ浦野議員のご質問のうち、整理番号68番、81番、82番、83番の4点につきまして、私の方からご答弁を申し上げたいと存じます。 まず最初に、今回の買い上げ面積は何平米かというご質問でございます。これは、柏原市開発公社で先行買収しております都市計画道路田辺旭ヶ丘線の事業用地でございまして、開発公社より買い上げます面積は約182平米、こういうことになっておりますので、よろしくお願いを申し上げたいと存じます。 次に、81番でございます。農業振興事業補助金の内訳についてご質問でございます。 ご質問の農業振興事業補助金は、950万円でございまして、平成8年度で大阪府都市農業振興事業の地域活性化対策事業としまして、堅上地区の光徳寺の北の方でございますが、雁多尾畑北東地区と横尾地区の2地域で、ブドウの加温ハウス用の暖房機を、それぞれ8台と10台を補助事業でもって備えつけようということでございます。補助率につきましては、府補助金が40%、市が10%、50%の補助となると、こういう内容でございますので、よろしくお願いを申し上げたいと思います。 次に、82番でございます。商工経営セミナーの講師謝礼の減額の件で、半分になっておるということで、その理由をご質問でございます。 商工業の経営セミナーの講師謝礼につきましては、昨年までは商業経営セミナー、工業経営セミナー、それぞれ年に1回ずつ、経営技術の向上と経営者の育成を目的としまして毎年行ってきたわけでございます。しかしながら、昨今、柏原市の商工会、あるいは大阪府の労働事務所、また各企業等々で、多方面の、しかも多くの講習が企画され、実施をされております。そんなことで、市としましては、従来のいわゆる講師を招聘してのセミナー講演につきましては、年々参加者が少なくなる傾向にございますので、そこで本年は、そういった工業、商業の枠を外しまして、大阪府の商工部のご指導なり協力を得まして、主として大阪府立産業開発研究所の研究員の方々などにお願いをいたしまして、現在に即応したセミナーを柔軟に実施したい、しかも無料でやりたい、こういうことでございまして、従来の講師によるセミナーは年1回としたものであります。 本市の商工業の一段の飛躍を図るために、時流に応じた有効なセミナーを開催しまして、仮称産業会館の有効利用も含めまして、柏原市の商工業の皆さんとも一緒に研修をしたいと、こんなふうに思っておりまして、研修のあり方を一度本年度は見直してみよう、こういうことでございますので、よろしくお願いを申し上げたいと存じます。 次に、83番でございます。予定をいたしております旧郵便局跡地の一部買収後の道路の具体的な改良の時期はいつか、こういうご質問でございます。 現在、解体中でございます旧柏原郵便局跡地前の道路、すなわち市道大正川北線でございますが、これに面した南側を、平成8年度に近畿郵政局より道路用地として買収をいたしまして、現道の車道を、幅員、現在4.5メートルございますが、それを約6メーターに広げまして、新しく1.5メーターの歩道も設置しよう、そして面積190平米、延長にしまして約60メーター、その道路整備を予定をいたしております。 なお、改良の時期でございますけれども、まず、旧郵便局跡地とその道路と、国道25号の隅切りに伴います建設省国道工事事務所との交差点協議、あるいは工事におきます通行方法、横断歩道の位置などの警察協議、また工事時間帯などを地元の区長さんとも地元調整もやりまして、こういった関係機関との調整をやりながら、今回、8年度に予定しております委託料で調査、測量、設計、そういったものを行いまして、平成9年度には歩道を含めた道路拡幅の改良を実施したい、こういうふうに考えておりますので、よろしくひとつお願い申し上げます。   〔下水道部長 吉谷 茂 登壇〕 ◎下水道部長(吉谷茂君) 私から、柏原市民クラブご代表の浦野かをる議員のご質問のうち、69番についてご答弁いたします。 議案第22号 平成7年度柏原市公共下水道事業特別会計補正予算(第3号)、下水道費 下水道建設費の工事発注の遅延についてということでございます。 下水道工事のおくれている理由につきまして、工事の発注が遅いとのご指摘ですが、下水道管は、ご承知のように道路の下へ埋設し、自然流下で排除することが原則となっています。 道路には、公道と私道がありまして、私道に埋設する場合には所有者の了解を求めなければならず、そのための協議に非常に時間を要するということがございます。また、私道に埋設する場合ですが、幅員が狭く、その中にガス管、水道管などが埋設されております。これらをまず移設していただきまして、その後に下水道管を入れ、また水道管やガス管などをもとに戻すという一連の工事が出てまいります。 こういうことから、まず、道路管理者の協議や交通に関する協議、あるいはまた、ガス、水道の移設に係る協議等に時間を要することから、下水道事業の着工が遅くなってきます。今後、協議等に要する時間等をできるだけ早くして工事に着手するよう、工夫して取り組んでまいりますので、よろしくご了承のほど、お願い申し上げます。   〔市立柏原病院事務局長 西  朗君 登壇〕 ◎市立柏原病院事務局長(西朗君) 柏原市民クラブ浦野議員のご質問のうち、整理番号70番、94番についてお答え申し上げます。 初めに、70番、堅上診療所利用者、患者数でございますが、堅上診療所は無医地区であり、それから地理的条件を考慮されて、大阪府の方で開設されたものでございます。昭和28年度に当時の柏原町が移管を受けまして、途中休止もございましたが、昭和57年7月に再開し、診療所専任の非常勤嘱託医師1名と看護婦で、月、水、金の週3回、午前中診療を行っております。 ご質問の患者利用数でございますが、平成6年度では、年間診療日数147日で、延べ患者数は1,453人、1日当たりの患者数は約10人でございまして、これは前年度と比べますと、延べ患者数で741人少なく、1日当たり患者数で約5人の減となっております。患者数は減少しておりますが、診療所は地域住民の医療施設として必要不可欠な施設でありますので、今後も一般会計に負担をお願いして維持してまいりたいと考えておりますので、よろしくご理解賜りますようお願い申し上げます。 次に、整理番号94番でございます。 ご質問の経費が前年度に比べて3,756万1,000円の増額になっている原因でございますが、まず修繕費として、医療器械、医療器具の修繕の増加により、300万円の増額となっております。 次に、委託料で3,338万7,000円の増額となりまして、その主なものといたしましては3件ございますが、まず、微生物検査委託料で、検査件数の増加により1,100万円の増額となっております。次に、診療報酬請求事務一部委託料を、今回新たに計上させていただいたものでございます。これは、毎月1日から9日まで、診療報酬の請求事務に追われていますので、業者委託にすることによりまして効率化を図るものでございます。それから、MRI保守委託料も、今回新たに計上させていただいたものでございます。これは、平成6年度にMRIを導入いたしましたが、1年間の保証期間が過ぎまして、平成8年度より新たに保守委託料が必要となりますので、計上させていただくものでございます。この新規2件の業務委託料で約2,000万円の増となり、これらが経費の増額になった主な原因でございますので、よろしくお願い申し上げます。   〔市民部長 舟橋清光君 登壇〕 ◎市民部長(舟橋清光君) 柏原市民クラブ浦野議員のご質問のうち、整理番号80番についてお答え申し上げます。 ご質問いただいております星空の観察会についてでございますが、この観察会は、大気保全、環境の保全の重要性を一人一人の市民の皆さん方に考えていただく機会、こういう機会となるように実施をしていきたいと考えております。 実施の時期につきましては、年2回、冬と夏、夏につきましては7月か8月、冬につきましては1月か2月、対象につきましては、小学生、中学生を対象としておりますけれども、広く市民の皆さんにも参加をしていただこうと、こういうふうに考えておるわけでございます。 観察の場所につきましては、ネオン等、明かりの影響のないような場所、現在考えておりますのは、大阪教育大学の敷地内、それから市内の小・中学校の校庭をお借りして実施をしたいというふうに考えておるわけでございます。 それから、観察の方法につきましては、雲のない条件のよい夜間に、あらかじめ対象となる星座を決めておきまして、その付近にどれぐらいの星が見えるかと、こういうことで大気の汚染、汚れぐあいを継続して観察をしていこうと、こういうことでございます。こういったことで、やっぱり大気の保全、そういったことについての啓発活動の一環としたい、こういうふうに考えておりますので、よろしくお願い申し上げます。 簡単ですが、答弁終わります。   〔教育長 庖刀和秀君 登壇〕 ◎教育長(庖刀和秀君) 柏原市民クラブご代表の浦野議員のご質問のうち、整理番号84、85について、お答えいたします。 まず、お尋ねのありました不登校児童適応指導教室でございますが、本年4月からは、現在、国体準備室で使用いたしております教育研究所の3階フロア全体を使用してまいりたいと存じます。 次に、市内におけるいじめの実態と、その取り組みについてお答えします。 文部省は、いじめを、自分より弱い者に対して一方的に身体的、心理的な攻撃を継続的に加え、相手が深刻な苦痛を感じているものと定義いたしております。また、人権の視点からとらえれば、いじめを受けた子どもに精神的、身体的な苦痛を与えるだけでなく、人格、プライドをも傷つけ、人権を侵害する差別の問題であると言えます。教育委員会といたしましては、各小・中学校に対し、このような観点に立って実態把握に努めるとともに、適切に対応するよう、指導しているところであります。 昨年1月から12月までの1年間に、小学校からは2件、中学校からは4件の報告を受けております。ほとんどは、言葉でのからかいや無視といったものですが、1件のみ、暴力を振るったという事例がありました。これらの事例につきましては、すべて早急に対応していただき、解決いたしております。 なお、昨年1年間の市内の小・中学校の取り組みについて調査いたしましたところ、いろいろと工夫、改善している様子をうかがい知ることができました。例えば小学校では、人権作文発表会を実施したり、福祉教育に力を入れ、体験学習を取り入れたり、また、養護学級の児童との交流を日常的に行ったりいたしております。中学校におきましては、いじめに関する合同討論会をPTAとともに行ったり、生徒会を中心にいじめ・暴力追放運動を展開し、クラスから出てきたアピール、決議文を採択して読み上げたり、また「いじめを受けたとき」という生徒作文を教材にして道徳の事業を行うなど、さまざまな取り組みが行われております。 いじめの背景には、他人に対するいたわりの気持ちや思いやりを大切にするなど、心の問題も提起されているところであります。人は豊かな心を持って人となるという視点に立って、より一層心の教育の充実に努めるよう、指導してまいりたいと思います。 さらに、いじめをなくすためには、各家庭の協力が必要であります。そのため、学校におきましては、保護者対象に講演会を開いたり、懇談会においてひざを交えて話し合ったり、いろいろと工夫を凝らし、取り組んでいるところであります。 なお、教育研究所で行っております電話による教育相談は、昨年4月より本年2月末までに122件ありました。そのうち、いじめに関する相談は5件だけで、いずれも保護者からの相談でありまして、悩みや要望をお聞きしながら、問題の解決に当たっております。 次に、整理番号85についてお答えいたします。生涯学習総合推進計画策定委員の構成メンバー等についてであります。 ご承知のように、今日は、国際化、高度情報化、高齢化社会を迎え、市民は生きがいや心の豊かさを求め、市民の学習意欲は高まりつつあります。こうした社会の変化と時代の進展に伴い、市民が生涯、みずから進んで文化・スポーツ活動など生涯学習に親しみ、生きがいを持って健康で明るいゆとりある生活を送ることは、大切なことであります。 国におきましては、平成2年6月、生涯学習の振興のための施策の推進体制等の整備に関する法律が制定されました。この法律は、国民が生涯にわたって学習する機会があまねく求められている状況にかんがみ、生涯学習の振興に資するための都道府県の事業に関し、その推進体制の整備、その他の必要な事項を定めたものであります。 このような背景の中で、本市では、今日まで、市民の要望にこたえて、各分野で生涯学習を積極的に推進してまいりましたが、今後、さらに高まりつつあります市民の学習意欲にこたえるためには、なお一層の施策の推進を図る必要があると考えます。ついては、このたび、本市の生涯学習施策を総合的な立場から検討するため、学識経験者や研究機関、関係団体などで構成する、10名から15名程度の仮称柏原市生涯学習総合推進計画策定委員会を設置し、まずは市民の生涯学習に関する意識調査などを実施いたしまして、これを参考にしながら、本市の望ましい生涯学習計画の策定に努めてまいりたいと考えております。 以上でございます。   〔教育次長 青木斉治君 登壇〕 ◎教育次長(青木斉治君) 柏原市民クラブ代表の浦野議員の質問のうち、整理番号86番、87番、89番、90番、91番の5点についてご答弁申し上げます。 まず、86番でございます。成人式の新年度の計画についてお尋ねでございます。 お尋ねの成人式につきましては、ことしの成人式につきましては、式典とオープニング、アトラクションの2部に分けて実施させていただいております。アトラクションにつきましては、平成7年度、ことし1月15日に行いましたのでは、社会教育関係団体であります柏原室内管弦楽団と柏原市少年少女鼓笛隊に出演を依頼して、新成人を盛大にお祝いしたというところでございます。 例年、成人式を実施するに当たりましては、教育委員会内での部課長で構成します成人式検討委員会を設け、式典、アトラクション、記念品などについて種々検討いたしまして、他市の実施状況なども参考にしながら、新成人に喜んでいただけるような、また意義のある成人式を考えております。しかし、残念ではありますが、成人式に参加していただいても、式典会場には入らない人たちも多く、再三入場を呼びかけても、屋外で同窓会をしているような状態であります。つきましては、今後知恵を絞って、若者が集いやすい環境やプログラムの策定などについて検討をさらに加え、研究を深めてまいりたい、かように考えておりますので、よろしくお願い申し上げます。 次に、87番でございます。女性センターのオープン後の利用状況についてでございます。 昨年11月24日にオープンいたしました女性センターのその後の利用状況についてでございますが、本市には、柏原市婦人団体連絡協議会などの婦人団体のいろいろな分野で活躍されているグループが多数あります。オープンいたしましてまだ3ヵ月余りではございますが、会議室等の利用状況につきましては、1日平均1.7件の利用になっております。なお、少人数で来館されて、フリースペースであります情報コーナー、女性サロンでのグループ間の打ち合わせなどにも多数の利用をしていただいておるところでございます。 なお、女性センターのPRにつきましては、広報でPRするとともに、施設の案内などを各関係施設へ市民向けに備えております。今後もさらに市民の方々に利用していただくよう、PRに努めてまいりたいと考えておりますので、よろしくお願い申し上げます。 次に、89番でございます。市民会館の充実についてお尋ねでございます。 市民会館の主たる自主事業であります市民劇場につきましては、高度な舞台芸術を鑑賞していただくため、芸術、芸能、各分野の専門の方々で構成されました市民劇場企画委員会において、専門的な見地からの内容等を協議していただき、市民の方々のニーズに合った内容で親しんでいただき、好評を博しております。つきましては、今後とも知恵を絞って市民劇場の内容のさらなる充実に努めますとともに、新しい仮称市民文化ホールの完成後におきましても、市民劇場の形は継続してまいりたいと考えておりますので、よろしくお願い申し上げます。 次に、90番でございます。体育施設の賃借料について、賃借の場所はどこか、また賃借料についてお尋ねでございます。 お尋ねの土地賃借の場所につきましては、市民の皆様や、またテニス愛好家の方々に親しまれてご利用していただいております市営片山庭球場の用地であります。この土地は借地でありまして、契約期間は平成2年4月4日から平成9年4月3日までの7ヵ年の契約となっております。 この借地の総面積は3,152平方メートルで、契約期間中の賃借料につきましては、当該土地に課税されます固定資産税及び都市計画税の合計税額の4倍ということで契約させていただいております。ちなみに、坪当たりに換算しますと、9,366円になります。よろしくご理解賜りますよう、お願い申し上げます。 最後に、91番でございます。体育施設で、片山青少年運動広場の使用目的についてお尋ねでございます。 この片山広場の使用目的でございますが、昭和51年、建設省より河川敷の占用許可を得て、運動広場として整備をしておりまして、市民の利用に供してきたところであります。しかし、たび重なる河川の増水により、施設は冠水、あるいは施設が流されたりしましてヘドロが蓄積するなど、非常に傷んだところでございます。他の運動広場に比べて整備がおくれている状態でございます。 ご承知のように、近年、スポーツ人口は著しく増加いたしておりまして、生涯スポーツの一層の振興を図る観点から、より多くの運動広場を市民に提供するため、今回、当広場の整備を進めるものであります。整備後の使用につきましては、各種目にわたって幅広く利用していただきますよう、多目的広場としてお願いしたいと考えておりますので、どうぞよろしくお願い申し上げます。 以上でございます。   〔総務部長 大木恭司君 登壇〕 ◎総務部長(大木恭司君) 柏原市民クラブ浦野議員の質問のうち、整理番号93番についてご答弁いたします。 「大和川物語」販売冊数についてのお尋ねでございます。「大和川物語」につきましては、小学生4年生たちの社会科の学習課題となっておりまして、これの教科書の副読本として作成したものが、この「大和川物語」でございます。これを1冊300円で有料頒布しておりまして、過去3年間の平均販売冊数は、293冊となっております。また、この冊子を、建設省や大和川関係機関等々へPR冊子として配付いたしておりますことを、あわせてご報告申し上げたいと存じます。 このほか、冊子物といたしましては、ご承知のように、「街道物語」や、「柏原の史跡」上下編ございます。それから市勢要覧などを発行しており、市内外の方々から好評を得ておるわけでございます。今後も、でき得るならば、業平物語柏原版と申しましょうか、冊子を発行してまいりたいと考えておりますので、よろしくお願い申し上げます。   〔水道局理事 山田 正君 登壇〕 ◎水道局理事(山田正君) 柏原市民クラブご代表の浦野かをる議員さんのご質問のうち、整理番号95番についてご答弁申し上げます。 平成8年度柏原市水道事業会計予算の資本的収入、工事負担金の内訳についてのご質問でございます。 本費目につきましては、原因者の事情により水道工事を行う必要が生じた場合には、その原因者に費用の負担を求めることになっております。そのための歳入予算といたしまして、本年、3億2,903万2,000円を計上させていただいている次第でございます。 その内訳といたしましては、下水道工事に伴う工事負担金、西名阪高速道路料金所設置に伴う管移設工事負担金、国分東地区開発計画に伴う事業費算定調査負担金、一般開発行為に伴う工事負担金に大別されると思うのでございます。 なお、このうち、国分東地区算定調査負担金につきましては、かねてより開発者と協議を重ねているところでございますが、事業の規模が広範で事業費の算出が困難であるので、開発者の求めによりまして、原因者負担において、事業費の算定に必要な調査費及び設計を今年度に実施せんとするものでございます。よろしくご理解ください。 ○議長(裏野繁夫君) 以上で一通りの答弁は終わりました。浦野さん、再質疑ありませんか。
    ◆13番(浦野かをる君) それでは、順を追いまして質問をさせていただきます。 まず、整理番号64番について、3人とアルバイト1名、そして2名追加で6名だというご返事でございましたけれども、お部屋の方はどこに置かれるのか、決まっておりますでしょうか。 ◎助役(田中聰孝君) 2名増員をいたしますと、現在の場所はとても狭隘で対応できないわけでございます。そういうことで、今の企画財務部の部屋と、開発公社の部屋がございます。その間に入札室がございます。これは、別館ができるまでは、これまで駅前再開発課が入っておった部屋でございますが、これを企画室の部屋に充ててまいりたい、かように考えております。そしてまた、入札室につきましては別途別館の方で考えていきたい、こういうことでございます。 ◆13番(浦野かをる君) そうしましたら、内容というんですか、企画室設けられまして、内容として、重点的にどんなようなことをやっていかれるんですか。 ◎助役(田中聰孝君) 条例上といいますか、この内容につきましては、これまでと基本的には変わっておらないわけでございますが、しかし、これから企画室として新しく取り組まなければいけない問題といたしましては、地方分権の問題がございますし、それから、行政改革の大綱の策定といった新しい課題が出てまいっております。また文化ホール、これの運営につきまして、これからやはり調査研究を行っていかなくてはいけないわけで、それからまた諸準備がございます。それに、総合計画の現在の第2次計画は、平成12年が目標でございます。そうしますと、第3次総合計画の策定に向けて、それも準備に入っていかなくてはいけないという事業が出てまいります。 それから、最近非常に住民ニーズが複雑多様化してまいりまして、そういった中で、複数の課で、あるいは複数の部で対応しなければいけないような事業がふえてきております。そういう各部間におけるところの調整事務、これを非常に円滑化を図らなくては事業はスムーズにいかないというような問題も多く出てきております。こういう調整の円滑化を図っていくということもございます。 それからまた、ご承知のように、恩智川の遊水地の関係で、今後総合グラウンドの問題も出てまいります。 それからまた、何よりも大事なことは、これから厳しい財政事情の中で、やはり基本的に市の中長期的な施策を、どうあるべきかといったような立案も考えていかなくてはならない非常に重要な時期であろう、こういうことで、人員の増を図るとともに、内容を充実し、部に昇格をさせて対応していくと、このような考え方であるわけでございます。 ◆13番(浦野かをる君) そうしますと、お聞きしてますと、大変な知恵袋と申しましょうか、いろんな立案をしていただくということで、きのうの市長さんのご説明の中でも、プロジェクトをつくってやっていくというお話がございましたけれども、これは、この企画室の人員さんの中が、そのチームになるということでございますか。 ◎助役(田中聰孝君) 例えば、何か新しい課題について検討を行う検討会、プロジェクトチームをつくった場合、その事務局をつかさどるのが、この企画室の事務になってくる、このように考えております。 ◆13番(浦野かをる君) そうしましたら、事務局ということでございましたら、より一層知恵を絞っていただかないかんということでございますけれども、例えば技術職というんですか、私も別館とか文化ホール等の委員会に出させていただきまして、いつもモデルなんか、今どこができておりますかというときに、これは漫画ですというんですか、一応形なんですというお答えをよくいただくんです。柏原の職員さんの中にも、1級の建築士の免許を持った方とか、いろんな方がいらっしゃると思うんですけれども、こういった企画室を設けていただくということは、いろんな知恵を持った、本当のアイデアマンというものを採用していただいて、その中で、我々はこれからこういったものをつくるんですという自信を持って発表していただける方を採用していただけるということでございますか。 ◎助役(田中聰孝君) 先ほど申し上げました2名の増員というのは、実は事務職員を考えております。と申しますことは、先ほども申し上げましたような事業、事務、こういったことから考えますと、比較的やはり事務的な作業が多うございます。そういうことで、どうしても必要であろうというときには、先ほどおっしゃっていただきましたように、市には多くの建築、あるいは土木の技術職員がおります。そういうとこと連絡を密にいたしまして、できるだけ事業に差し支えないように、適切に対応できるようにしてまいりたいと思っております。 ただ、例えば大阪府のような、大きな企画調整部が大阪府にはございますが、こういった大きな部署になりますと、やっぱり建築なり、それから土木の技術職員を配置されておるというようなことがございますけれども、私どものような市におきましては、やはりできるだけ職員を有機的に配置して、そしてその都度知恵をかりるなり、また技術をかりるなりいたしまして総合的に考えていくべきであろう、このように思っておりますので、よろしくお願いいたします。 ◆13番(浦野かをる君) こうして新しく企画室を設けていただくということは、財務と分かれて仕事のやりやすいようにということでつくっていただくということで、私たちも大変期待をいたしておりますので、その点のご配慮、よろしくお願いしておきます。 それでは、整理番号65番につきまして。 ただいまのご説明の中では、いろんな機械、全部署に皆買っていただけるというお話で、11台の機械を購入していただくというご返事でございましたが、それじゃ、締め切ったお金、いわゆる現金の扱いの最終的な締め切りということも、皆もうちゃんとご配慮いただいているわけでございますか。 ◎企画財務部長(久世信宏君) お答えいたします。 市民からいただいた現金を、出先から毎日毎日金融機関に納める方法、あるいは、1週間たまってから納める方法、いろいろございます。本庁、あるいは別館の取り扱いについては、日計ですか、その日その日で、現金保管という観点からいたしまして、金融機関へそのまま納める場合もありますが、出先につきましては、現在、今も証紙そのものを出先の耐火金庫なり、そこに保管しながら、ある一定の期間で処理しているという現状からして、今回のレジにつきましても、出先につきましては、今後1週間単位にするのか、あるいは10日単位にするのか、十分検討してまいりたい、かように思っております。 ◆13番(浦野かをる君) 証紙扱うより現金扱ってくださいとお願いをしておきながら、こういった質問をいたしますのも大変心苦しゅうございます。また、余計職員さんにはお手間をかけるという不便もございますでしょうけれども、こうして実行していただきましたからには、またお金というものは大変でございますので、その点はよろしくお願いしておきます。 ただ、機械を購入していただきましたけれども、載っております予算の中で、2台で59万、また3台で60万と、バランスの方がばらばらでございますが、せっかく市で購入していただきます場合は、同じ機種を一括というのは、またどうなっておるんですか。 ◎企画財務部長(久世信宏君) お答えいたします。 例えば税務課では、3台置くことになっております。それは、証明関係が固定であり、あるいは市民税の証明であり、あるいは税制の証明であるといった分に、あるいはまた市民課の方につきましては、印鑑証明なり住民票であると。だから、その機械が、例えばこれは軽自の証明ですよ、これは固定の証明ですよといった、レジのシートに印字ができる機械と、それは余り必要でない、ただ金額だけであればいいといった、機械の機種も若干、課、課によって性能が違う、当然その辺で単価も違ってくると。購入につきましては、できるだけ同一メーカーで同一に発注はしたいと思いますが、機種は、全部同じ機種じゃなしに、その場所に合った機種を選んでいきたい、かように思っております。 ◆13番(浦野かをる君) よろしくお願いをしておきます。 それでは、整理番号66番につきまして、先ほどのご説明で大体わかったんですけれども、こうして今回市が単独で実施していただきましたということは、もう本当に大変結構なことだなと思っておるんですけれども、ご説明の中でも、府の方にはしてるということですが、今回これ、府からの助成金というのはどうなっているんですか。 ◎健康福祉部長(豊田陽夫君) 浦野議員さん、ちょっと勘違いされてると思うんですけれども、障害者医療助成事業につきましては、大阪府の補助事業として実施しているものでございます。大阪府から5分の4の補助がついておる分です。したがいまして、大阪府制度に従いまして本市でも実施してると、こういうことでございますので、よろしくお願いいたします。 ◆13番(浦野かをる君) そうしましたら、これは、市が今回実施して、そして市の単独でやって、今度府に要請するという事業じゃないということですか。もう先に予算がおりてきてる、助成金がおりたという分ですか。 ◎健康福祉部長(豊田陽夫君) これは、事業を実施しまして5分の4の補助を受けると、こういうことでございますので、ひとつよろしくお願いいたします。 ◆13番(浦野かをる君) わかりました。それだったらいいんですけれども、これは市単独で実施していただく分なのでということでちょっと思っておりましたんで……。 それじゃ、整理番号67番について、これは、今ご説明の中で、管理者と局長さんは別個に設けられるということですね。局長さんとお2人になるということなんですね。 ◎水道事業管理者(寺前武士君) 現行では、管理者が局長を兼ねるということになっておりまして、例えば水道局にも部長級の職員が入っておりますけれども、管理者が局長兼務という形のために、今、山田理事は次長という身分になっております。しかし、実態から申しますと、職務の内容はまさに局長の職務そのものでして、だから、この際に管理者から局長を分離して、市長部局から部長級が入ったときには局長という形で就任してもらい、場合によっては、部長級以外の職員が派遣された際には、また管理者が兼務と、こういうこともあり得るわけで、いわばどちらにでもいけるようになったわけであります。 ◎健康福祉部長(豊田陽夫君) 申しわけございません。私の方が勘違いしておりまして、申しわけなかったと思います。 医療費の助成につきましては、これは大阪府は5分の4助成しております。ところが、給食につきましては、これは柏原市が単独で無料で実施しているものでございます。よろしくお願いいたします。 ◆13番(浦野かをる君) そうしましたら、大阪の補助はもらえるということで、給食に対するあれは、まだ出てないということですね。 ◎助役(竹田勉君) これは、去年から皆さんのご要望がありまして、実施をことしから踏み切ってするわけでございますけれども、この入院給食については、これは……(入倉議員「議長、議事運営について」と呼ぶ) ○議長(裏野繁夫君) 入倉議員。 ◆10番(入倉英男君) 66番、答弁が不正確があったとしても、次の段階に行っておったら、了解しておるという判断で進んでおるんでしょう。また逆戻りするんであれば、例えば聞き足らなんだら、またそういう経過で運営されるんやったらされるで、やってもらわなんだら……。 ○議長(裏野繁夫君) さっきは、豊田健康福祉部長が、さっきの答弁が不十分があったからと。 ◆10番(入倉英男君) それやったらそれで、議長の方から、先ほどの分は不十分やったからということで再度答弁を出さなんだら、そういうことにせなんだら……。 ○議長(裏野繁夫君) わかりました。以後気をつけます。 ◎助役(竹田勉君) 大変申しわけございません。 ただ、給食の方は、これは市単独ですから、府の補助金は得られないわけです。ただ、私どもは、大阪府下の各市が同じような悩みを持っておりますから、今は市単費でございますけれども、今後は府の助成を受けていきたいと、この分も。こういう考え方で進んでおります。どうぞよろしく。 ◆13番(浦野かをる君) そうして説明していただきましたら、今後はできるだけ市単独でということでございますけれども、何分にも、市長さんも助成金いただくのが上手でございますので、ぜひともまた今後も要望していただきますことをお願いしておきます。 それから、今の局長さんの67番のご説明に対して、そうしましたら、管理者と局長さんと、もう1人部長さんを設けられるということですか。 ◎水道事業管理者(寺前武士君) そういうことではなしに、もちろん、堺とか東大阪とか、大きな市になりますと、管理者があって局長があって、その下に部長が二、三人と、こういう機構のところもありますけれども、うちの場合はそこまでじゃなしに、現在の理事の身分の次長、これが局長に当たると、こういうことで、別に新しくポストを設けて人を一つふやすというようなことではございませんので、よろしくお願いします。 ◆13番(浦野かをる君) わかりました。了解いたします。 それでは、整理番号68番についてですけれども、予算はどれぐらいになっているんですか、これは。 ◎建設産業部長(家村勲君) 予算につきましては、歳入で、今回の補正で1,000万を1,630万に増額をお願いしておる分でございます。 以上でございます。 ◆13番(浦野かをる君) この予算ですね、都市計画費補助金の買い上げ面積について1,200万ですか。田辺旭ヶ丘線の分なんですけど。 ◎建設産業部長(家村勲君) 今回の補正で、歳入の方で府補助金、そして都市計画費補助金として630万を組ませていただいておりますんですが、当初予算のときは1,000万を組んでおりまして、今回の補正で1,630万になると、こういうことであります。 ◆13番(浦野かをる君) わかりました。それで結構でございます。 そうしましたら、整理番号69番について、今ご説明いただいたんですけれども、これは、設計と調査と、工事の年度を分けるという方法はどうなんでしょうか。 ◎下水道部長(吉谷茂君) 設計につきましては、前年度で現在実施しております。工事につきましては、当該年度で移設、それから本工事等をお願いしているところでございます。 ◆13番(浦野かをる君) 今の説明を聞いてまして、先ほどのご説明といろいろ聞いておりますと、結局、発注から移設までの間に、いろいろと遺構があって大変だということでございますけれども、なるだけ今度からは一日も早く、工事の方が2月、3月になって固まるということのないようにご努力いただきますことをお願いしておきます。 そうしましたら、整理番号70番でございますが、堅上診療所の件ですけれども、今後はどのような方法でやっていかれるのか、何かお考えといいますか、見通しはあるんでしょうかしら。 ◎市立柏原病院事務局長(西朗君) 堅上診療所につきましては、過去に大阪府地方課より、公営企業法施行令第8条の5第2項第1号の規定に基づいて、いわゆる山間地等の採算の困難な診療所については、一般会計等において負担することも考えられるのではないか、こういう指摘もあったわけでございます。 堅上診療所につきましては、地域の事情もございまして慢性的な赤字が続いておりますが、政策上必要でございますし、また廃止するということは非常に困難でございまして、市の財政におきましても、不採算によるところの赤字の最終的な処理、これは一般会計で処理していただく、こういう理解から負担していただいておるわけでございますが、堅上診療所につきましても、今現在、先生が月、水、金と行っていただいておりますが、何かの事情とかで休まれる場合、そういう場合には、柏原病院でも内科の先生がたくさんおりますので、即派遣する、こういったこともいたしておりまして、できるだけ住民の診療所として、またいろいろな堅上診療所の住民のサービス面においても配慮していく、そういうような状況でございます。 ◆13番(浦野かをる君) 地域的なことを考えましたらいろいろあると思うんです。まして、現在の場所、あれは大変坂道なんですけれども、先般の大雪のときも診療所が休みになったということも聞いておるんですけれども、現在の場所を何とか考える方法というのも、考えられてるんですか。 ◎助役(田中聰孝君) ご指摘のように、かなり急な坂でございまして、お年寄りの方が診療所に行かれるというのは非常に困難な場合も多いと、そのように感じております。しかし、新しい場所ということになりますと、堅上地域ですので、探せばないことはないとは思うんでございますけれども、今の経営状態そのものも、非常に問題を抱えながら、実態としてはやっておるという状況でございます。 今後、ご指摘をいただきましたので、そのあたりも含めまして考えてはまいりたいとは思いますけれども、やはり現在の経営状況、患者数が減少している傾向にある状況、こういったことを総合的に考えまして、検討課題としていきたいと思います。 ◆13番(浦野かをる君) いろいろと難しいところもあると思うんですけれども、地域的な面もございますでしょうし、その点のご配慮はよろしくお願いをしておきます。 それでは、整理番号72番につきまして、これは改めて構成される必要があるということなんですけれども、それはどういうふうにされるのか、その改めてつくるということを具体的にお願いしたいんですが。 ◎企画財務部長(久世信宏君) 今回の行政改革推進委員会の設立というのは、これは、今地方自治体が取り組んでおる行政改革大綱、これの策定に当たって、いわゆる行政側と行政を外れた第三者機関で委員会を設けなければならないという規定になっておりますので、単純に今まで市がやっておりました財政懇話会とか、そういった内容の委員会じゃなしに、今後の大綱ができた後の執行管理も含んだ委員会であるということから、そのメンバーについては、若干今までの委員会のメンバーと違う構成になる可能性はございます。 ◆13番(浦野かをる君) そうしましたら、どういったことを中心に考えないかんという内容についてお願いしたいんですけれども。 ◎企画財務部長(久世信宏君) お答えいたします。 現在取り組んでおるんですけれども、かなり広範囲にわたる、いわゆる行革の内容になっております。それは、機構改革も含み、職員の定数管理も含み、いろんな多岐にわたる検討事項が山積しておるわけです。その件に取り組むに当たりまして、私どもは、昨年の10月に、市長が部長となって、部長級を部員とする推進本部を設立しております。 それから、その後11月に、その下部組織として、実際に具体的にどういう事例をどうすればいいかという、いわゆる課長級を10人から選びまして、行政改革推進検討会というのを持っております。現在その検討会で、例えば公共施設についてはどういうふうな管理の方法がいいんかとか、あるいは、職員の定数はこれでいいのかとか、いろんなことを今、いろいろと資料に基づいて検討しておるわけです。 そういった多岐にわたる複数の案を、まず検討会でまとめ、それを推進本部で検討し、それを第三者機関の委員会に諮る、委員会からいろんな提言をいただいて行革大綱を策定していくと、そういった順序になっております。 ◆13番(浦野かをる君) わかりました。よろしくお願いをしておきます。 それでは、整理番号73番でございます。駐車場委託料なんですけれども、これは何台ぐらいの規模で、大体1台分どれくらいかかるんですか。 ◎企画財務部長(久世信宏君) お答えします。 先ほど答弁いたしましたように、大体この設計委託料に上げております立体駐車場というのは120台、これから逆算しますと、1台400万ぐらいになるんじゃないかと、そういうことでございます。 ◆13番(浦野かをる君) そうしましたら、1台400万、5億ということなんですけれども、ガレージ代で5億、120台分で5億ということなんです。先般建てていただきました別館建設が4億余りということなんですけれども、これは理事者としてどう思われますか、ちょっとその辺、お答えいただきたいんですが。 ◎助役(田中聰孝君) ご指摘のとおり、1台400万円で、大変な数字でございます。非常に高くつくわけでございますが、しかし、市民文化ホールを建設いたしまして、その来客数を考えますときに、現状のままでは、平面的に120台しか置けないわけでございます。仮に、市民会館を文化ホールができましてから壊しまして、そこを駐車場にしても約100台、それにしても、要するに市民文化ホールに来られる来客数、それから市役所に来られる来客、職員の車、いろんなことを総合的に考えますと、とてもとても不足するわけでございます。 いずれにいたしましても、やはりこの駐車場問題というものは避けて通れないわけでございます。そういうことで、現在の建てました別館の横、教育センターとの間がございます、ここに自走式の5階建ての駐車場をつくってはどうかということの一応考えを持っておるわけであります。それでまいりますと、先ほど答弁いたしましたような120台で約5億、1台当たり400万円ほどかかってくる、こういうことになるわけでございます。 しかし、私どもとしましては、単に空き地がここである、だから、台数をかなり確保しなければいけないためには、ここに5階建ての自繰式駐車場をつくらなければいけないということだけに終わらず、非常に高価につく建物でございますので、もっとほかにやっぱり方法はないかと、これは考えていかなくてはいけないということになりまして、例えば消防庁舎があるわけでございます。これは、やはり柏原の方で消防の出張所ができ上がりましてからしか利用できないわけでございますが、そうしますと、それを待っておれば、例えば平成11年以降というような形になってくるわけです。これは市民文化ホールのオープンには間に合わないということになります。しかし、これも視野に入れて、やっぱり考えていくべきであろうと。 それからまた、先ほど答弁で申し上げましたが、そのほかにも、それから延長させて、もし民間の所有地を買収することができるならば、そして、例えば5層、6層と、市長も昨日申し上げましたが、高くなるほど基礎がやっぱり大きくなって、駐車場の場合は高くなりますので、もっと低い、例えば3階ぐらいでやったらどうかと。私も、この前JRに乗っておりまして、平野の駅のところで見ておりますと、スーパーの駐車場は3階建てでございました。これで早速担当の方に言いまして、3階建てで簡易なものをすればどれぐらいの費用がかかるか、一遍検討しなさいということで宿題を与えておりますけれども、これでいきますと、かなりやっぱり建設費は安くつくわけでございます。こういうこともやっぱり考えに入れておかなければいけない。 また、別な発想といたしまして、当面の間、スーパー堤防とかいろんな関係の工事の期間中、臨時的に大和川を駐車場としてちょっと利用できることはできるわけでございます。これを恒久的に貸していただけないかどうかということを、強力にこれからお願いもしていかなくてはいけないであろう。こういったことを種々視野に入れまして、今後十分検討してまいりたいと思っております。 そこで、どうしてもいかない場合、これはやっぱり今空地になっておるところの利用というものを図っていかなくては、今後十分対応し切れないという問題が、やはりいずれにしても出てくるわけでございますので、そのあたりを十分考慮に入れまして検討を重ねていきたいと思います。そして、最終的にはいろんな案をつくりまして、可能な案を議会にご相談申し上げまして、そして、設計料としては一応1,300万円計上いたしておりますけれども、この執行につきましては、十分ご相談の上で執行してまいりたい、このように思っております。どうぞよろしくお願いいたします。 ◆13番(浦野かをる君) 柏原の場合は、何を建てていただきましても、本当に駐車場、駐車場ということが問題になってきますので、高くつくという意味もよくわかるんですけれども、またその辺、今よくご検討いただいているということでございますので、よろしくお願いをしておきます。 それでは、整理番号75番につきましては、もうご説明でわかりましたので結構でございます。 整理番号76番です。おふろのサービスの件なんですけれども、本当に4回を6回にしていただいたということは、お年寄りも喜ばれますし、ありがたいことなんですけれども、ご説明の中でも聞いておりましたんですけれども、各対象老人さん全員に6回の券を配っていただいて、その券を配っていただいた、おふろ屋さんに持っていかれたと。そうしましたら、おふろ屋さんも、自分とこが多い少ないのクレームも違うと思いますし、その券を示して浴場組合の中で話し合っていただいたらいいと思うんです。 そういったことの、いわゆる老人さんも、去年は本当にこれをやっていただきながら、知らないという方を大分耳にしておりますので、できましたら、そういう回数券のような形で、対象者全員に配っていただくということはできないものなのでしょうか。 ◎健康福祉部長(豊田陽夫君) 先般も、浴場組合の柏原支部の皆様方と協議いたしまして、方法論についていろいろ検討をいたしました。今おっしゃるように、老人の方、65歳の人全員に券を配付してということも考えられます。しかし、このそもそもの浴場組合さんの申し出は、福祉サービスという点からこの発想が出てきたものであります。したがいまして、お年寄りの方が、その券を発行したからといいまして、それを常時持っていくということには限らないわけです。忘れられる方もありますし、また、持たんと浴場へ行かれる人もあります。そうしたら、利用件数も的確につかめないという意見もありました。 しかしながら、PRの面から考えますと、そういうチケット制度をすることによってPRの一助にもなると、このように考えておりますので、先般も話し合いの中で、今後、双方一番やりやすい方法で検討していこう、こういうことで別れておりますので、一遍検討してまいりたい、このように考えております。 ◆13番(浦野かをる君) そういった券なんか、チケットなんかをもし忘れられた場合は、浴場の方で来られた方にお名前を書いていただきましたら、その名前が通用するという方法もあるでしょうし、そうしますと、おふろ屋さんとのトラブルもない。せっかくいいことをやっていただいてまして、こういう注文ばっかりして申しわけないんですけれども、できましたらそういったふうのご検討も、よろしくお願いをしておきます。 整理番号77番なんですけれども、ご説明で大体わかったんですが、エンゼルプランというのは何をやるんですか、その点について。 ◎健康福祉部長(豊田陽夫君) エンゼルプランの中には、たくさんの事業計画が出されております。その中で、とりあえずやらないかんというものが、緊急5ヵ年事業として出されているものがあります。それは、ご存じのとおり5つあるわけでございます。それを現在、逐次実施していく、こういうことでございまして、エンゼルプランということになりますと、現在の保育所そのものの根幹からすべてを見直すという形にもなりますので、とてもそこまで今の段階ではまいりませんので、とりあえず緊急5ヵ年事業の中で児童福祉計画をつくっていきたい、このように考えておりますので、よろしくお願いいたします。 ◆13番(浦野かをる君) ありがとうございます。それで結構です。 次につきましても、ご説明でわかりましたので、結構でございます。 そして、整理番号79番でございますけれども、これ、1人当たりの時間、3,000人という予定でやったけれども、申込者全員にやったということなんですけれども、これは1人当たりの所要時間というんですか、検査していただく時間が、骨粗鬆症というものについてはかかるということではないんですか。 ◎健康福祉部長(豊田陽夫君) 時間も相当かかります。大体10分から15分程度と聞き及んでおります。ところが、先ほど答弁の中でも申し上げましたように、柏原病院でも実施しておりますし、保健所でも実施しますし、各医療機関の方におきましても、最近実施しているところが多うございます。そうした関係から、なるほど時間がかかるから、実施回数も日にちもたくさんとらなければならないということもございますが、片方では、そういう医療機関等の実施件数もふえてきたということで、そちらでやられてる方もありますので、今回は減額させていただいたと、こういうことでございます。 ◆13番(浦野かをる君) いいことをやっていただいておりますので、余りにも減額になっておりますので、ちょっとびっくりしたんですけれども、脳卒中ですか、そちらの方も、人数が少ないということでしたら、できるだけPRの方も考えていただきまして、こういういいことは続けていただきたいと思いますので、お願いをしておきます。 それから、公害対策のことについてはご説明でわかりましたが、子ども心には大変残る事業だと思いますので、夜分をやっていただくということで、注意をしながら、よろしくお願いをしておきます。 農林水産業費の件でございますけれども、今ご説明の方で、堅上の方でやっているということでございますけれども、これは今回が初めてでなくて、毎年やっていらっしゃって、希望者があれば、毎年続けてやっていただけるということでございますね。 ◎建設産業部長(家村勲君) 自席からお答え申し上げます。 この事業は、単に暖房機、さっき申し上げた加温の暖房機ということじゃなしに、例えば集出荷場とか、そのほか、かん水施設とか、いろんなものが補助対象になりますんで、そういった補助対象に合うような事業をご希望される農家の方、あるいは組合の方があれば、補助採択されて事業をやっていただけると、こういうことになります。 なお、この事業については、平成元年から順次やっております。 以上でございます。 ◆13番(浦野かをる君) わかりました。 そうしましたら、次の82番なんですけれども、商工業のセミナーについては、これから無料の先生なんかを利用してやっていくので、減額になっても、そういう形をとったんだと。また、前は2回やってたけど、去年は1回だったからというご説明なんでございますけれども、ことしは、産業会館を着工していただきまして、ことしじゅうにでき上がるというところでございますので、できましたら、商工会の方にも青年部とか婦人部とか、たくさんそれぞれの部活動もやっていらっしゃいまして、いろんな息吹を入れていただいて、逆に私だったら、新しくできるんだから、予算は増額していただいて、もっとやらんといかんのと違うんかなというふうに受けとめてるんですけれども、その辺はどうなんでしょうか。 ◎建設産業部長(家村勲君) ご指摘でございますが、何といいますか、従来の講師を招聘しましてセミナーをする、そういうことでかねてからやってきたわけなんですけれども、先ほど申し上げたように、いろんな、商工会なり、あるいは企業なんかで相当幅広くやっておられることもございまして、むしろ私ども、仮称産業会館ができる折に、府の商工部とも十分協議なり指導を受けまして、新しい方策を、言うならば見つけていく年にしよう、こういうふうに思っておりますので、決して後向きやなしに、極めて前進的に考えておると、こういうことでひとつご理解をいただきたいと思います。 ◆13番(浦野かをる君) よい講師に来ていただいて、高くついても、恐らく受講料を取っても、いい話なら聞きにいきたいというのが人間の心情だと思いますし、まして新しいところができますので、その点、またよろしくお願いをしておきます。 それでは、整理番号83番なんですけれども、こうして買っていただきまして、今のご説明の中では、歩道もちゃんととって計画をしているということでございますが、拡幅工事はいつごろになるんですか。 ◎建設産業部長(家村勲君) 自席からお答え申し上げます。 用地につきましては、今回の議会に上程申し上げておりますので、8年度の予算が通りました時点で用地買収を行っていきたいと、こういうことであります。 なお、先ほども申し上げましたように、8年度中に調査とか、あるいは測量、設計を行いまして、国道工事事務所などの関係機関とも協議をいたしまして、9年度に工事をしたい、こういうことでございますので、よろしくお願いしたいと思います。 ◆13番(浦野かをる君) どうぞよろしくお願いをしておきます。 それで、ここで、同じように本郷平野線というところに、いわゆる法善寺から平野までの交差点の部分なんですけれども、それに対しての予算計上はしていただいているんですけれども、実はうちの会派からも再三要望しておりますように、用地問題も考えていただきまして、どうぞこの中に入れて強く考えていただきますことをご要望申し上げておきます。 整理番号84番です。これは、国体準備室のところにフロアを置いてやっていくんだということでございます。難しい子どもたちでございますので、大変と思うんですけれども、何か今のところでは狭いような気がしておりましたので、その辺のご配慮はいただきたいと思います。 それから、24時間体制をとっていただきまして、教育研究所の先生方がいろいろと夜間の方もやっていただいているということでございますけれども、これからの時代でございますので、ファックスとか、またインターネットとか、そういったものを考えてご配慮いただいたらどうかなと。これは証拠に残るかもしれませんけれども、これは時間がないので、ご質問よりお願いということで、子どもがファックスを流したりするということは、SOSを出しているということも考えていただいて、今後こういったことをご検討いただきたいということをお願いしておきます。 それから、85番なんですけれども、これの策定委員のメンバー、次のページにも、アンケートをとってということで、調査費の費用も計上していただいているんですけれども、具体的にどういったことを考えていただくのか、お願いいたします。 ◎教育長(庖刀和秀君) お答えいたします。 市民意識の調査でございますけれども、この件につきましては、先ほど申し上げました策定委員会を設置いたしまして、そのご意見に基づきまして検討を進めてまいりたいと思います。 ◆13番(浦野かをる君) 人生80年時代と申しまして、本当に学習は、生涯学習ということでございますので、大変幅広い分野でございますけれども、何分にも、若い方、お年寄りの方、皆さんのご意見をぜひとも聞いていただきまして、こういうメンバー構成をしていただきますことをお願いをしておきます。 それから、86番でございますけれども、成人式ですね、本当に今ご説明いただきまして、いろいろ考えていただいているということでございますが、皆さん出席されておりましても、よく思われると思うんです、本当に感慨深い成人式という形になっておりますので、これ、思うんですけれども、成人式を迎える子どもたちでいわゆる実行委員会の組織をつくってもらって、自分たちの成人式だという意識を持たすという一つの意味も持ってそういったことを考えていただくとか、記念品というのにも、今の時代ですので、テレホンカードとか、そういった帰りしなにみんなで一緒に遊びに行くときにちょっとポケットへ入れてしまえば片づくんだというような感覚を持ってるんじゃないかなという気もいたしますので、その辺のお考えについて、ちょっとお願いいたします。 ◎教育次長(青木斉治君) お答えします。 記念品とか、いろんなそういう分につきましては、検討委員会でいろいろと今検討しております。ただ、残る物をとか、テレホンカードだったら、もう使ったらしまいだと。残る物で、いつまでも成人式はこうやったというふうに思っていただこうというような、そういう面を含めて検討を加えておるようなところでございます。さらに、先ほども答弁しましたように、楽しんで、そして成人を本人自体が祝ってもらえるというふうに思ってもらえるような成人式にやっていかないかんということは、今後検討委員会でさらに検討していきたいと考えておりますので、よろしくお願いします。 ◆13番(浦野かをる君) よろしくお願いをしておきます。 それでは、整理番号87番でございますが、女性センターは、確かに開設していただきましてまだ日も浅うございますのに、いろいろと検討していただいて、利用者もこうしてだんだんとふえてきているということはありがたいことだと思うんですけれども、この中で、新しい本を購入してくれとか、そういう読書に対する希望、そういったものはございますか。 ◎教育次長(青木斉治君) 現在、じかにはそういう声は聞いておりません。ただ、情報コーナーの図書自体、まだまだ書架に余裕もございますので、図書館等とも連絡をとりながら、徐々にふやしていっていると、こういう状態でございますので、よろしくお願いします。 ◆13番(浦野かをる君) それと、せっかくああして育児室もつくっていただいておりますので、若いお母さん方が悩み事を持ってくるとか、また育児の相談の教室とか、そういったものの計画はしていただいておりますか。 ◎教育次長(青木斉治君) ご承知だと思いますけれども、現在、女性相談ということで電話相談、毎月第1、第3の水曜日に実施しております。1日、朝10時から3時まで、先生に常駐してもらって、悩み相談とか、そういういろんな面の相談をしてもらっておりますので、今後こういうことも充実させていきたいと、かように考えております。 ◆13番(浦野かをる君) 今回、こうして広報にもちゃんとトップ記事で表紙を飾っていただいたり、また、中の部分でも詳しくいろいろと宣伝もしていただいておりますので、今後ともよろしくお願いをしておきます。   〔巽副議長 裏野議長にかわり議長席に着く〕 それから、整理番号89番、市民会館費なんですけれども、これは本当に減額になっておりまして、今年度から新しい文化ホールを、先ほどの商工会じゃないですけれども、建設していただきますよね。そうしましたら、1,200の席を埋めていただこうと思ったら、いろいろな大きなイベントをやっていただかないかん。そうしたときに、やはり今土台となっていくのが、この市民会館だと思いますので、こういったときに、できるだけ大きな事業をしていかないかんということで、市長さんの中でも本当におっしゃっていただきましたけれども、ぜひともこれは逆に拡大した事業を計算していただかないかんのじゃないかと思うんですけれども、その点についてちょっと……。 ◎教育次長(青木斉治君) お答えします。 現在、市民会館で行っております主な事業というのは、市民劇場が主な事業になると考えております。この市民劇場自体は、先ほども申し上げましたように、いろいろな分野で活躍されている委員さんというんですか、市民劇場委員会の委員さんになっていただいて、それで種々いろんな市民の方の喜んでいただけるような企画をいろいろと検討していただいておりますので、こういう面での今後さらなる充実というのは必要だというように考えておりますので、どうぞよろしくお願いします。 ◆13番(浦野かをる君) ありがとうございます。できるだけつなげる事業を考えていただきたいと思いますので、お願いをしておきます。 次に、90番なんですけれども、これはいつも質問をしておりますけれども、今年度の予算を見ましたら、借上料は上がっているのに、使用料が減ってきているんですね。その辺について、来年度までだということでございますけれども、これは何か改善策を、前の質問のときにも考えてるんだとおっしゃっていただいておりますけれども、その辺はどうか、考えていただいているんでしょうかしら。 ◎教育次長(青木斉治君) お答えします。 契約期間は、先ほども申しましたように平成9年4月3日までということになっておりますので、来年には、当然契約の検討をしなければならないと思いますので、その時点で何とかの考えを出していきたい、かように考えておりますので、よろしくお願いします。 ◆13番(浦野かをる君) この運動場借上料というのは、ほかにもあんまり見当たらない予算でございますので、いつもやかましく言っておりますけれども、またその点、よろしくお願いをしておきます。 それから、91番につきましては、駐車場も考えていただきたいと思います。 93番につきましては、柏原市が出していただきますこういう冊子として、非常によく売れているよい本だと思いますので、今後とも続けて、いろんな冊子については考えていただきたいなと思っております。 94番についてでございますけれども、今ご説明の中では、MRIの委託料とか、そういったものについては去年新しく購入していただきましたので、要るのも無理はないと思うんですけれども、いわゆる診療部門についてのことなんですけれども、これは確かに健康管理上におきましても大変結構なことだと思っておりますので、皆さんが大事だと思いますから、それから職員組合との話し合いもきっしりとつけていただきまして実施していただきたいと思いますので、お願いをしておきます。 時間がなくなりました。いろいろとご清聴ありがとうございました。 ○副議長(巽繁君) 以上で柏原市民クラブの代表質疑は終わります。 ここで暫時休憩いたします。 △休憩 午後0時11分 △再開 午後1時0分 ○議長(裏野繁夫君) これより本会議を再開いたします。 午前中に引き続き代表質疑を行います。政新会を代表して伊山喜二君、質疑願います。   〔1番 伊山喜二君 登壇〕(拍手) ◆1番(伊山喜二君) 1番議員の伊山喜二でございます。議長のお許しをいただき、政新会を代表し、この平成8年第1回定例本会議におきまして、山西市政6期目の集大成とも言える平成8年度一般会計予算を初め各議案に対し質疑の機会を与えていただきました同会派並びに議員各位に、厚く御礼申し上げます。また、山西市長を初め市職員各位におかれましては、日夜柏原市勢発展のためにご尽力賜り、衷心より敬意を表するものであります。 さて、冷戦終結後、ようやく中東では平和の兆しが見えているようですが、予断を許さない状況ですし、東ヨーロッパ、アフリカでは、まだまだ小規模な紛争が相次いでおり、日本を取り巻く国際情勢につきましても、アジアと欧州の醸成を目的に、第1回アジア・欧州首脳会議(ASEM)がバンコクで開催されるなど、新たな国際情勢を迎える反面、中国と台湾との関係が緊迫する中での日本政府の対応や、尖閣諸島、竹島などの領土問題を含む200海里の経済水域設定の問題、貿易摩擦などが予想され、なかなか新しい国際秩序の構築とまではいかないのが現状でございます。 一方、国内では、橋本新内閣が誕生し、新たな意気込みで景気対策や沖縄問題など、内外の山積する諸問題に取り組まれておりますが、バブル経済崩壊後の住宅金融会社の不良債権処理への財政支出について、国民の理解を得るには難しい状況であります。しかしながら、最近の朝日新聞による全国企業100社の景気アンケートや日銀の企業短期経済観測調査によると、緩やかではありますが景気の回復傾向が強まっているとのことでありますが、景気が本格回復に向かうには、まだまだ時間が必要と予測されております。 柏原市においても、市税収入の減など、厳しい財政状況の中で提案されました議案につきまして、整理番号順に従いまして質疑させていただきます。 まず最初に、整理番号97番、議案第8号柏原市事務分掌条例の一部改正について。今回、第1条の改正については、従来企画財務部の中に位置づけされてあった企画調整室を企画室として独立させることは、市のロマンとビジョンを計画する企画調整室と、厳しい財政事情の中で予算編成をされる財務課を切り離すことは大変よいことだと、常々私自身思っておりました。その人員配置等については、さきの議員の質問でおおむね理解できましたが、駅前再開発事務所の人員配置と内容とを、あわせて再度お伺いをいたします。 整理番号98番、議案第16号 柏原市身体障害者及び精神薄弱者の医療費の助成に関する条例等の一部改正についてでありますが、この身体障害者、知的障害者及び母子家庭の入院時食事助成については、従前から我が政新会も助成の実施についてお願いをしてきた問題であり、大阪府に先駆けまして今年度から実施されることについて、この場をおかりいたしまして御礼申し上げます。今後は、この制度の対象者の拡大など、より一層充実していただきますことをお願いをいたしておきます。なお、答弁につきましては結構でございます。 整理番号99番、議案第26号 平成8年度柏原市一般会計予算の歳入の部、款1市税項2固定資産税 目1固定資産税についてでありますが、平成8年度は固定資産税の評価替えの年であり、現在その作業が進められていると思われますが、どのような方法で評価されるのか、説明をお願いします。また、市税に占める市民税の平成6年度の特別減税後の割合が固定資産税と均衡してきているが、これは政策的なものなのか、お伺いいたします。 続いて、歳出についてですが、整理番号100番、款2総務費 項1総務管理費 目2文書広報費について、印刷製本費が平成7年度予算と比較すると300万減額となっておりますが、この主な理由についてお伺いいたします。 整理番号101番、款2総務費 項1総務管理費 目4財産管理費 節25積立金、この予算は庁舎建設の積立金であることは存じておりますが、バブル経済崩壊後、税収入の落ち込み等のため、庁舎の建設については見直しが必要となったと聞いております。今後の見通し、また庁舎の建設計画についてどのように考えておられるのか、お伺いいたします。 整理番号102番、款2総務費 項1総務管理費 目8自治振興費 節19補助金、この予算は市民郷土まつりの実施に当たっての補助金でありますが、昨年度は、諸般の事情で中止されました。しかしながら、この郷土まつりは、本市の大きなイベントとして定着し、多くの市民が楽しみにされておりますが、今年度の実施については、仮称柏原市市民文化ホールの建設工事や建設省のスーパー堤防との兼ね合いで、どのような方法で運営されるのか、お伺いいたします。 整理番号103番、款2総務費 項1総務管理費 目12仮称市民文化ホール建設費についてでありますが、これは本来議案第5号、工事請負契約でお伺いするべきものかもしれませんが、お許しを願い、質疑させていただきます。 この建設工事の入札については、柏原市始まっての多額の入札でありますが、入札執行日の前に、地方紙に落札業者が掲載されました。この点について、市としてはどのように対処されたのか、お伺いいたします。 整理番号104番、款3民生費 項1社会福祉費 目5老人福祉費 節13委託料についてお伺いします。この委託料は、柏原市の老人保健福祉計画の目標達成のため、今年度から特別養護老人ホーム寿光園へA型デイサービス事業、在宅介護支援センター事業、ヘルパー派遣事業を委託されるものでありますが、この各事業内容についてご説明願います。 整理番号105番、款3民生費 項2児童福祉費 目1児童福祉総務費 節13委託料の柏原市児童育成計画の内容についてでありますが、この児童育成計画の内容及び委託料につきましては、さきの議員の質疑で理解しましたが、国が発表したエンゼルプランの関連と、策定委員、また完成目標についてお伺いいたします。 整理番号106番、款3民生費 項2児童福祉費 目2児童措置費 節13委託料のうち、一時的保育事業委託料について。一時的保育事業は、昨年度から国分地区で実施されておりますが、この事業の平成7年度の実績と、今年度柏原地区でも実施されるとのことでありますが、平成8年度の見込みについてどのように考えておられるのか、お伺いいたします。 整理番号107番、款4衛生費 項1保健衛生費 目2予防費 節13委託料のうち、健康診査委託料について。これは住民健診の委託でありますが、この住民健診の実施に当たって、実施場所及び健診の内容並びに委託の方法についてお伺いいたします。 整理番号108番、款4衛生費 項1保健衛生費 目3環境衛生費 節19負担金補助及び交付金の柏原エイフボランタリークラブ補助金に関しまして、このクラブの活動内容についてお伺いします。 整理番号109番、款4衛生費 項1保健衛生費 目4公害対策費 節18備品購入費について。現在ある大気汚染測定器が老朽化し、新たに今年度購入されると説明を受けておりますが、この大気汚染測定器ではどのような項目を測定するのか、また、この測定したデータをどのように活用されるのか、お伺いいたします。 整理番号110番、款4衛生費 項2清掃費 目2塵芥処理費 節13委託料についてお伺いします。この委託料は、従来7、8、9月の3ヵ月で実施していた資源ごみの収集委託を6ヵ月間に延長して実施されることは大変評価できるが、どのような方法で取り組んでおられるのか。また、資源ごみの問題については、市はもとより、市民の問題意識の高揚を図る中において、正しいごみの選別の仕方等の市としての対策はどのように考えているのか、お伺いいたします。 整理番号111番、款5農林水産業費 項1農業費 目3農業振興費 節19負担金補助及び交付金のうち、農業振興事業補助金950万円について。補助金の対象及び利用の用途につきましては、さきの答弁でおおむね了解をいたしましたが、過去の実績等をお伺いしたいと思います。 整理番号112番、款5農林水産業費 項2林業費 目1林業振興費 節15工事請負費の中で、林道信貴太平寺線舗装工事についてでありますが、平成8年度事業の補助事業として、幅員4メートル、延長100メートルを舗装されるとのことでありますが、この道路は、ダンプ等の通行量の増大に伴い、大変傷んでおります。この際、補助部分の100メートルだけでなしに、市の単費を持ち出してでも工事を延長されるお考えはないのか、お尋ねいたします。 整理番号113番、款6 項1商工費 目3、仮称産業会館新築工事についてでありますが、これは、今議会でも議案第4号で工事請負契約の議案を上程されており、契約金額も決まりましたが、市と商工会との負担割合については変更はないのか、お伺いいたします。 整理番号114番、款7土木費 項2道路橋りょう費 目3道路新設改良費 節15工事請負費のうち、田辺46号線舗装工についてでありますが、この道路は、旭ヶ丘地区と国道165号をつなぐアクセス道路であり、大変重要な道路であることは申すまでもないことであります。平成8年度のこの工事で全線通行できるのか、また、できないとすれば、いつごろ通行できるようになるのか、お伺いいたします。 整理番号115番、款7土木費 項2道路橋りょう費 目3道路新設改良費 節17公有財産購入費5,800万について。これは、長年の懸案事項であった大正川北線の道路拡幅に伴う用地購入でありますが、購入後どのような形態の道路を計画されるのか、さきの質疑にもありましたが、再度お尋ねをいたしたいと思います。 整理番号116番、款7土木費 項2道路橋りょう費 目5交通対策費 節13委託料のうち、(仮)柏原駅東自動車、自転車駐車場設計業務委託料についてであります。これは、以前からJR柏原駅東側への公的駐車場の設置の必要性が叫ばれていた中で、地主の理解のもとに買収できたものと聞いておりますが、市としてはどのような規模の駐車場を計画されているのか、お伺いいたします。 整理番号117番、款7土木費 項3都市計画費 目2街路事業費 節17公有財産購入費3億4,800万円についてでありますが、これは田辺旭ヶ丘線に伴う用地購入費でありまして、この道路は、事業認可も受けて、いよいよ実現の運びとなるわけですが、これで、道路用地に必要とする全体面積のうちどの程度確保できたのか、お伺いいたします。 整理番号118番、款7土木費 項3都市計画費 目3公園緑化費 節15工事請負費のうち、玉手1号公園整備工事についてでありますが、私自身、この公園用地を先日見に行ってまいりましたが、かなりの急傾斜地でもあり、公園として利用するには難しいのではないかと思いますが、この工事の内容と、幼児が安心して利用できる公園なのか、安全対策についてお伺いいたします。 整理番号119番、款7土木費 項3都市計画費 目5再開発事業費 節13委託料のJR柏原駅前地区都市活力再生拠点整備事業の委託内容について、お伺いいたします。 整理番号120番、款7土木費 項4下水道費 目2浸水対策費 節15工事請負費の中で、片山、国分、市場浸水ポンプ場に非常通報装置設置工事とありますが、この工事の内容と、どのような事態のときに作動するのか、お伺いいたします。 整理番号121番、款8消防費 項1消防費 目3防災費 節13委託料の地域防災計画修正業務について。阪神大震災後1年を経過し、本市においても、貯水槽の設置や公共施設の耐震診断等、市民の生命と財産を守るため、着々と防災対策を進められているところでありますが、柏原市として、防災計画について、この業務をどのように活用され、基本的にどのようなお考えを持っておられるのか、お伺いいたします。 整理番号122番、款9教育費 項1教育総務費 目2事務局費 節19負担金補助及び交付金のうち、中学校生徒指導特別対策事業補助金110万円とありますが、昨今、非行の低年齢化、いじめの問題等の解決のため、学校教育の一層の充実が叫ばれております。もちろん、学校教育だけでなしに、家庭教育、社会教育の充実の必要性も踏まえた中で、この対策事業の内容についてお伺いいたします。 整理番号123番、款9教育費 項2小学校費 目3学校建設費についてでありますが、これは年次的に実施されております玉手小学校の大規模改造工事費でありますが、今年度、管理棟、下足室の屋上防水等の改造とありますが、工事の詳細についてお伺いいたします。 整理番号124番、款9教育費 項3中学校費 目3学校建設費のうち、国分中学校プール改築及び附帯施設工事とあるが、国分中学校のプールは急傾斜地に建設されており、この工事の内容と、工事方法についてお伺いいたします。 整理番号125番、款9教育費 項5社会教育費 目1社会教育総務費 節13委託料の中で、生涯学習総合推進計画策定アンケート調査委託料とあるが、この質疑に対して、さきの議員の質疑でおおむね了解いたしましたが、この計画に対しての基本的な考えをお伺いいたします。 整理番号126番、款9教育費 項5社会教育費 目3女性センター費について。別館完成に伴い、女性センター(フローラルセンター)が本市の女性の活動拠点としてオープンいたしましたが、現在までの活動内容と利用状況について、再度お伺いをいたします。 整理番号127番、款9教育費 項6保健体育費 目2体育施設費 節13委託料のうち、サンヒル柏原プール利用者駐車場築造工事測量設計についてでありますが、市営プールの代替的な役目をしている同プールの駐車場問題については、同会派からも以前質問をさせていただいておりますが、今回委託料金を計上していただき、一歩前進したようですが、この駐車場の築造について、大体何台ぐらい駐車できる予定なのか、また根本的な駐車場対策について、お伺いいたします。 整理番号128番、款9教育費 項6保健体育費 目3国体準備費についてでありますが、ことし国体のリハーサル大会も計画されており、いよいよ実施に向かって本格的に動き出すわけでありますが、国体については短期決戦でもあり、会場整備等が計画どおり進んでいるのか、お伺いいたします。 整理番号129番、議案第29号 平成8年度柏原市国民健康保険事業特別会計(事業勘定)の款8諸収入 項3雑入 目5雑入について、昨年度と比較すると、1億2,136万9,000円、率にして約30%余り伸びているが、その理由と、今後の国民健康保険事業の見通しについて、お伺いいたします。 最後に、整理番号130番、議案第32号平成8年度柏原市水道事業会計予算の収益的収入及び支出の収入、事業収益について。本市の水道事業については、自己水の有効活用を図られ、常に市民への水道水の安定供給に日夜努力されていることでありますが、水道事業を取り巻く諸問題として、事業整備費の増大、府営水の高騰等が予測されますが、今後水道の料金体系についてはどのように考えておられるのか、お伺いいたします。 以上で、私の議案に対する第1回目の質疑を終わらせていただきます。理事者各位におかれましては、十分質疑の趣旨をご理解いただきまして、よろしくご答弁のほどをお願いを申し上げます。ご清聴ありがとうございました。 ○議長(裏野繁夫君) ただいまの代表質疑に対し、答弁を求めます。   〔助役 田中聰孝君 登壇〕 ◎助役(田中聰孝君) 伊山議員のご質問のうち、整理番号97の事務分掌条例の一部改正につきまして、私からご答弁申し上げます。 今回、企画財務部を企画室と財務部に分離をいたしまして、また駅前再開発課につきましては、建設産業部から独立をさせまして、駅前再開発事務所ということにいたしたわけでございます。その条例の改正案をお願いいたしておるわけでございますが、それの改正の理由と人員配置等につきまして、ご答弁を申し上げます。 まず、企画室についてでございますが、所管する事務内容そのものは、企画調整室と基本的には変わっておらないわけでございますが、これから新たな課題として、地方分権問題が出てまいります。それからまた行政改革大綱の策定、こういった業務が出てくるわけでございます。それに、第3次総合計画、第2次総合計画が平成12年度で完了を目標といたしておりますので、これのそろそろ準備に入っていかなくてはならないという業務も出てまいると。それからまた文化ホール、これがオープンをいたしますと、いろいろとやはり費用の問題、観客動員、いろんな問題が出てまいりますので、それの調査研究、それから諸準備、こういったことの業務も出てまいるわけでございます。それに、恩智川の遊水地の事業に関連いたしまして、市も総合グラウンドの計画を立てていこう、こういう新しい業務がこれからは出てくるわけでございます。 また、これまで、野外活動センターの誘致につきましていろいろと業務を進めてまいっておりますが、これも引き続いて出てくるわけであります。それから、特にこれから厳しい財政事情になってまいりますが、中長期的な視野に立ちまして、市のこれからの施策のあり方、こういったものの立案という重要な業務もあるわけでございます。 こういうことでいろいろと考えまして、それからまた、これまでにも各部間の調整事務というものを行ってまいりましたが、これからますます住民ニーズが複雑多様化する中で、やはり複数の課なり部なりで対応しなければいけないという業務も増加してくる傾向にございます。そういうことで、各部間の調整、これの円滑化を図っていくということもございます。 いずれにいたしましても、企画部門は市の基本的な施策に関することが多い部署でございます。そういうことで、新しい課題への取り組み、それから、これまで以上の実効ある企画行政を進めていくために、人員を増加いたしまして分離をいたしたい、このように考えておるわけでございます。そして、2名の増員を図ってまいりたいと思っております。 次に、駅前再開発事務所でございますが、ご承知のとおり、駅前再開発事業といいますと、本当に大事業であり、難事業でございます。これまで、駅前再開発課におきまして、事業の推進に向けまして各関係機関との協議を進めてまいりました。また、地元関係者の説明会もたびたび行ってきております。そして公共施設整備の調査設計等を重ねまして、まず2.3ヘクタールの優先工区をこれまで決定をいたしまして、そして都市計画素案を作成してきたわけでございます。それは既に議会にもご報告をいたしておりますが、現在は、都市計画決定に向けまして、さらに各関係機関との協議を進めております。また、地元関係者につきましては、出店等の意向調査、こういったことも実施をいたしまして、導入施設の検討などを行いながら事務を進めているところでございます。 これまで一貫して申し上げてまいりましたが、一応計画決定の年次を、目標年次でございますが、平成8年度といたしておるわけであります。それにつきましては、この際、いわゆる計画決定を目的にいたしまして体制の充実を図ってまいりたい。と申しますことは、これから一番重要なハードルと申しますのは、やはり地元関係者の合意を得ることにあるわけでございます。そういうことで、体制を充実することによりまして、この駅前再開発事業にかける市の意気込みと申しますか、姿勢と申しますか、こういったものを関係住民の方々に肌で感じていただける、このように思うわけでございます。 そういうことで、このたびこれを独立させまして、体制につきましても、2名を増員してまいりたいと思っております。と申しますことは、府、その他の関係機関の協議もこれからは確かにふえてくるわけでございます。そういうことで、府の方で、以前からお願いしておりましたが、技術関係の職員1名を派遣していただくことになっております。それから、市としても、技術関係の職員を1名増員いたします。計2名の増員を図りまして、当面はその体制で臨んでまいりたいと思っておりますので、どうぞよろしくお願いをいたしたいと思います。 以上でございます。   〔企画財務部長 久世信宏君 登壇〕 ◎企画財務部長(久世信宏君) 政新会代表伊山議員のご質問のうち、私からは、整理番号99、101、103についてお答え申し上げます。 まず、整理番号99番でございます。固定資産税の評価替え、それから市民税と固定資産税の税収のバランスについてでございます。 先ほど、伊山議員の方から、8年度の評価替えに向けてということでございますが、評価替えは9年度の評価替えになります。8年度から作業を始めますが、評価替え自身は9年度からの評価替えということで、ご理解願いたいと思います。 まず、現在作業を進めております9年度の評価替えに向けましての過程、それと積算根拠でございますが、土地、家屋に係る固定資産税は、3年に1度評価替えをすることになっております。前回の評価替えは平成6年度に行っております。したがって、次の評価替えの基準年度は平成9年度となっておりますが、土地の評価につきましては、基準年度の前年度の1月1日現在の地価公示価格の7割程度が固定資産税の評価の基準となるものでございます。 本市の場合、具体的には、平成9年度の評価替えに備えて、現在、本年1月1日時点の土地鑑定を、市内239ポイントについて、鑑定士に依頼いたしております。この239ポイントの鑑定価格の7割程度の価格を基礎に、3,000余りのポイントを各道路の路線に付設いたします。そして、その付設した価格を画地計算いたします。画地計算と申しますのは、個々の土地につきまして、例えば、間口、奥行き等の補正がございます、そういった個々の土地についての補正を行い、その画地計算で行う必要の筆数が、本市の場合4万6,000筆ほどございます。こうして算出された評価額に負担調整率を掛けまして、課税標準額を求めるわけでございます。この出てきました課税標準額に税率の100分の1.4を乗じたものが、土地の固定資産税額となるわけでございます。 また、家屋評価につきましては、国の評価基準に従いまして、再建築価格を基準にしております。これは、同一の家屋評価時におきまして、新築するものとした場合に必要とされる建築費をまず求めます。そして、その家屋の経過年数に応じて減価したものが評価額になると、そういった算定方式で、現在作業を進めております。 次に、お尋ねの市民税と固定資産税の税収のバランスについてでございますが、今回、平成8年度の当初予算に提案しております予算の中で、市税総額に占める構成割合では、市民税が46.4%、固定資産税が40.5%となっております。本年度の市民税の税収見込みの中には、平成6年、7年に引き続きまして、景気対策としての住民税減税分7億8,900万円が減税補てん債として財源措置がなされておりますので、もし仮にこの減税がなかったとした場合には、8年度の構成割合が、市民税50.2%、固定資産税37.5%となります。 ご承知のように、市民税は納税義務者の所得に係る税でございますので、そのときの経済情勢によって非常に流動的であります。過去の推移を見ておりますと、おおむね市民税につきましては市税総額の50%から55%、固定資産税につきましては32%から38%の範囲の構成比に本市の場合なっておりますが、このたびのように政策的な大幅減税がございますと、この構成比が変わることとなりますので、よろしくご理解願います。 次に、整理番号101番でございます。庁舎建設基金積み立ての今後の見通し等についてのお尋ねでございます。 庁舎建設基金は、庁舎建設には多額の財源を必要といたしますが、国、府の補助金がなく、起債許可条件も非常に厳しく、建設時における一般財源の多額の持ち出しに備えて、平成6年4月に基金を設置したところでございます。 これに先立ち、平成2年度より公共施設等整備基金に1億円、平成3年度、4年度にそれぞれ2億円、平成5年度は3億円を庁舎建設分として積み立てておりましたので、その間の利子と合わせまして、8億4,122万5,000円を庁舎建設基金に組み替えて、基金の目的の明確化を図ったところでございます。基金額は、6年度、7年度のそれぞれ3億円を加えまして、平成7年度末には14億9,377万8,000円になる見込みでございます。 平成8年度の積み立てにつきましては、景気回復のおくれで税収の伸びも大きく期待できない中、8年度事業の財源として、財政調整基金及び公共施設整備基金等を相当取り崩す必要が生ずるものと考えられますので、こういった厳しい財政状況におきまして、8年度の積み立ては見合わせたいと考えております。 なお、今後につきましては、総合庁舎の建設時期の見直しを含め、財政状況を十分見きわめながら積み立て計画を検討してまいりたいと考えておりますので、よろしくお願い申し上げます。 次に、整理番号103番でございます。市民文化ホール建設の入札に当たりまして、一部新聞紙上に談合疑惑のうわさの記事が掲載されたが、どのような処理の仕方をしたのかというご質問でございます。 去る2月5日に、一部新聞に、落札業者が事前に決まっているかのようなうわさの記事が掲載されました。そういったことがございましたので、早速、2月7日に入札参加予定業者18社を個別に呼び、事情聴取を行いました。こういった記事の内容についての事情聴取を、9つの質問事項にあわせていたしました。その際、各社の責任ある代表者に持ち帰らせ、明くる日の8日には、談合疑惑に関与していない旨の誓約書が18社から提出されました。それにより、本市といたしましては、今回の件におきまして談合がなかったものと判断し、翌9日午前11時より入札を行い、13日に仮契約を締結したところでございます。 以上でございます。   〔総務部長 大木恭司君 登壇〕 ◎総務部長(大木恭司君) 政新会の伊山議員のご質問のうち、整理番号100、102、121番についてご答弁いたします。 まず、整理番号100番でございます。印刷製本費300万円減額の理由についてでございます。 お尋ねいただきました300万円の減額でございますが、平成8年度から、手書き編集よりDTPシステムの導入によるコンピューター編集を行いたいと考えております。ご承知のように、広報「かしわら」を発行するには、大きく分けまして、版下作製と印刷製本という2工程の作業を経て作成しておりました。大変難しい用語でございますけれども、この版下と申すのは、印刷にかける直前の製版用の原稿のことを呼ぶものでございます。このたび、コンピューター編集によりまして、この版下作製を直接市で行うことができますので、これまで外注していた版下作製の工程分の経費が削減できるものでございます。これにより生じました減額でございます。 それから、先ほどのDTPでございますが、従来の手書き編集方式とは異なりまして、印刷物の作成工程のほとんどが机の上で、いわゆるコンピューターによって編集できることから、Dというのはディスクでございまして、トップはT、パブリッシングがPというようなことで、机上出版ということで呼ばれております。 これまでの手書き編集では、各担当課から掲載依頼文を原稿用紙に書き直し、それをレイアウト用紙上に割りつけておりました。そして印刷所に出稿した後、2つの校正を経て、青焼きの校正のチェックを終了し、印刷にかかるという方式でございます。この点、今回導入のコンピューター編集では、画面上でレイアウトができること、そして、見出しの大きさや書体の選定、あるいは文字空間などは、画面を見ながら、納得いくまで何度でもつくり直すことができますので、仕上がりのイメージを確認することができる。最終的には、印刷を業者にゆだねる直前まで校正作業と編集作業を行うことができますので、紙面内容の実質的向上と充実が図れるものと考えております。よろしくお願いいたします。 次に、整理番号102、市民郷土まつりの実施についてでございます。 昨年は、ご承知のとおり、阪神・淡路大震災の被災者の心情をかんがみ自粛をいたしましたが、本年の実施につきましては、先般、2月20日に開催されました市民郷土まつり振興会においても、予定どおり第1土曜日の8月3日に開催されることが決定されております。 また、このまつりの中の河内音頭や花火のほか、いかだ下りや各催しについては、実行団体である振興会の祭事部会で再度一から検討されて、各実行団体の取り組み状況を再確認をされまして、決定されることに相なっております。したがって、現段階では、一昨年同様の催しが開催されるものと考えております。 また、市民文化ホールの建設やスーパー堤防の工事が、この8月の開催に支障ないかとのお尋ねでございますが、この市民まつりは、柏原の夏の風物詩として、柏原市民の夏の楽しみの一つであり、ことしは、催しの内容が多少変形したものとなっても、ぜひ実現をしてまいりたいと考えております。 ご指摘いただきました工事による支障については、問題点を一つ一つ実行団体の創意と工夫によって何かとクリアするとともに、従前の内容にとらわれることなく、違った形の方法で実現できるように、市としても積極的に支援してまいりたいと考えておりますので、よろしくお願いいたします。 次に、整理番号121、平成8年度の地域防災計画の内容についてでございます。 地域防災計画につきましては、震災を視野に入れた災害に強いまちづくりを目指した見直しを、7年度の6月定例会で補正予算をお願いし、7年から9年までの3ヵ年計画で業者委託し、実施するものであります。 7年度につきましては、12月議会でもお答え申し上げましたとおり、テーマは、災害要因の検討、自然的条件から見た災害危険性、災害危険区域の把握、水害及び土砂災害危険区域図の作成、防災詳細アセスメントの実施が主な調査であります。これらの調査は、現在作業中でありまして、3月の末ごろまでに報告が出てまいる予定となっております。 さて、お尋ねいただいております平成8年度の実施内容ですが、市民の生命と財産を守ることを念頭に置き、本市の具体的な防災環境を地区ごとに整備いたしまして、地区の実態に応じた災害特性を把握してまいりたいと考えております。そのための調査する項目としては、対象地域の地区区分、防災関係情報の整備、そして地区別の防災課題の検討等をいたします。 次に、避難場所としての機能が発揮できる整備を進めることが重要でありますので、このための調査をしてまいりたいと考えております。ここでの調査項目としましては、立地状況、収容可能人数、避難時の実態調査を行うものでございます。 そして、最終の平成9年度において、7年、8年度で調査検討いたしました結果をもとといたしまして、現行計画の問題点の整備、防災ビジョン、総則、災害予防計画、災害応急対策計画、そして災害復旧計画等を十分検討し、地域防災計画の完成となる運びでございます。 なお、地域防災計画は、国、府の計画との整合性も必要なことから、今後とも注意深く防災計画の策定を実施してまいりたいと考えておりますので、よろしくご理解賜りますようお願い申し上げます。   〔健康福祉部長 豊田陽夫君 登壇〕 ◎健康福祉部長(豊田陽夫君) 政新会代表の伊山議員さんの質問のうち、整理番号104番、105番、106番、107番の4点についてご答弁申し上げます。 まず、104番、柏原寿光園で開設をお願いしております在宅供給サービスステーションについてお尋ねいただいております。 この在宅サービス供給ステーションと申しますのは、大阪府が独自に設置を指導しているものでございます。介護を必要とする高齢者や障害者の方々に、住みなれた地域で家族とともに生きがいを持って生活をしていただくために、地域において、身近でかつ利用しやすいように、総合的、一体的にサービスを供給する拠点となるものでございます。 大阪府が基準としておりますのは、この供給ステーションの基本的なサービスメニューとしましては、まず1つ目としまして、24時間体制の相談窓口となる在宅介護支援センター、2つ目には、ホームヘルパーの派遣、3番目にはデイサービス、そして最後の4番目にはショートステイ、以上4事業の総合的な施設となるものでございます。 これらのうちの4番目のショートステイにつきましては、従来から寿光園において実施していただいておるところであります。したがいまして、新たに実施していただきます3事業について説明いたしますと、まず、在宅介護支援センターでありますが、介護を必要とするお年寄りや障害者の方々を初め、介護されている方々に対し、在宅介護の相談を初め各種福祉相談に応じるとともに、市町村行政機関、サービス実施機関との連絡調整などを便宜的に図ることを目的としたものであります。したがって、夜間の相談にも対応できるよう、24時間機能することとなっております。この在宅介護支援センターには、国の配置基準どおりに、ソーシャルワーカー1名、看護婦1名を置いていただく予定であります。 次に、ホームヘルパーの設置でありますが、国の基準では特に配置人員は規定されておりませんが、予算上は、国の運営経費の基準上から、常勤ヘルパー27ヵ月分、すなわち2.25名分を見込んでおりまして、施設側では、4月当初にとりあえず常勤1名を置いていただきます。今後の需要を見きわめまして、少なくとも常勤ヘルパーをもう1人採用していただくよう、話し合いを進めているところでございます。 最後に、デイサービスセンターでありますが、本市では、待望久しかった重介護型、老人A型を開設していただくことになりました。職員の配置人員は、基本事業につきましては、国の基準どおり、常勤で生活指導員1名、寮母2名となっております。そのほかは非常勤でもよいこととされておりまして、残る運転手1名、看護婦1名、さらに通所事業につきましては、入浴サービスの介助員2名、給食サービスの調理員1名となっておりまして、うち介助員は、国基準よりも1名多くいたしまして、3名を配置することとしております。 また、障害者のデイサービスにつきましては、国及び府におきまして特に基準はないため、寮母は常勤1名か、または非常勤3名を、介助員は非常勤2名を、おのおの配置する予定となっております。 なお、以上申し上げました在宅サービス供給ステーションを構成する諸事業全体の運営体制と調整機能の強化を目的として、常勤のディレクター1名が全体を統轄することになっております。さらに、在宅介護支援センター業務とデイサービスセンター業務につきましては、お年寄りだけでなく、障害をお持ちの方も対象となっておりますので、よろしくお願い申し上げたいと思います。 次に、整理番号105番、児童育成計画についてお尋ねいただいております。 まず、児童福祉計画とエンゼルプランとの関連、計画完成のめどについてお尋ねでございますので、お答えいたします。 エンゼルプランに続いて、平成6年12月の緊急保育対策等5ヵ年事業に盛り込まれました保育サービス等の事業は、市町村において実施するものが大半であります。これらの事業を推進していくために、児童育成計画を策定していくものであります。本市におきましては、緊急保育対策5ヵ年事業でも、地域の特性を生かしながら、平成6年度から既にモデル的に実施した事業もございますが、平成7年度から、実施可能なものから実施しているものもございます。例えば、園庭開放、赤ちゃん広場、育児電話相談等がございます。また、北阪保育園に実施をお願いいたしております一時的保育など、新たに取り組んでいる事業もございます。 これらの事業を推進する中にありまして、いろいろな問題点、また反省すべき点、地域の実情にそぐわないもの、工夫することによって、既存の施設、マンパワー等の有効利用など、事務量の必要性、見直し等、策定委員会の中で今後十分論議されることと考えております。 もちろん、これらの中では、保育サービスの状況、家庭、地域の状況、児童育成のための環境整備、地域と組織との連携等、今後のあり方等についていろいろ意見もあろうかと思います。しかし、これらの問題の中には、午前中の浦野かをる議員の質問の中でも若干触れましたが、市町村だけでは解決できない問題、例えば社会全体に及ぼす問題、あるいは保育行政の根幹となるもの等があろうかと思います。これらにつきましては、大阪府、国においてまとめられるエンゼルプランにゆだねるべき問題ではなかろうかと、このように考えております。したがいまして、まず、緊急保育対策5ヵ年事業を中心にしまして児童育成計画を策定すべきであると考えております。 また、この計画の策定のめどでございますが、早い時期にと考えまして、平成9年の早い時期に何とかつくってまいりたい、このように考えておりますので、よろしくお願い申し上げます。 次に、整理番号106番の一時的保育の7年度実績と8年度の柏原地区での実施見込みについて、ご質問でございます。 一時的保育事業とは、ご承知のように、保護者の傷病など、緊急一時的な保育事業、また女性の就労形態の多様化に伴いまして、一時的保育の需要に対応するために、昨年4月、モデル事業として国分地区で実施してまいりました。 7年度の実績でありますが、実施当初は、利用者も月20名ぐらいと大変少なかったのでありますが、広報紙等、子育て支援マップ及びポスターなどを作成しましてPRに努めました結果、半年後の10月では、1ヵ月で90名近くにまで利用者がふえてまいりました。ちなみに、昨年4月より本年1月までの利用延べ人員数は、0歳から2歳で405人、3歳から5歳児で26人で、合計431人の利用がございました。 8年度の一時的保育事業の柏原地区での実施見込みでありますが、市長が市政運営方針で述べましたように、本年度から、柏原地区におきましても一時的保育事業を実施いたしたく、そのための施設整備をするための協議を大阪府と行っているところであります。国庫補助の内示があり次第、民間保育所で着工していただくよう、準備を進めているところであります。   〔巽副議長 裏野議長にかわり議長席に着く〕 次に、整理番号107番、お尋ねの住民健診の実施場所でございますが、保健センターを中心として、地域の実情などを考慮しまして、各地域の会館を初め、公民館分館と市内医療機関等で実施いたしております。検査項目としましては、一般健診、基本検診、胃・大腸がん検診、乳がん・子宮がん検診、骨粗鬆症検診などであります。 委託の方法につきましては、市内医療機関で実施する個別検診及び保健センター等で行う健康検査の検査機関による集団検診の方法で実施しておりますので、よろしくお願いいたします。 以上、答弁を終わります。   〔市民部長 舟橋清光君 登壇〕 ◎市民部長(舟橋清光君) 政新会の伊山議員のご質問のうち、整理番号108、109、110、129の4点について、お答え申し上げます。 まず、整理番号108でございますが、エイフボランタリークラブという聞きなれない名前が出てきておるわけでございますが、これは、以前の衛生婦人奉仕会が、上部団体の名称変更に伴いまして、このように名称が変わったわけでございます。 それで、その活動につきましては、ご承知いただいておりますように、ゴキブリ、ハエ、蚊などの駆除剤の薬品の配布、それから街頭での清掃キャンペーン、環境フェアでのいろいろのPR、ごみ減量のためのキャンペーン活動、生活排水の啓発活動、不法投棄の防止のための啓発活動、こういった市の行政にいろいろとご協力をいただいております。それから、クラブといたしましても、研修会、あるいは施設見学等開催をされまして、環境問題、衛生問題について理解を深めていただいておるところでございます。 次に、整理番号109でございますが、大気汚染の関係でご質問いただいております。 ご承知のように、本市では、昭和48年に庁舎の東側に大気汚染常時監視局を設置いたしまして、窒素酸化物、これは一酸化窒素と二酸化窒素、それから光化学オキシダント、二酸化硫黄、浮遊粉じん、風向、風速の観測を行ってきたところでございます。こういった項目で観測をしております。 この中で、計器の中で、二酸化硫黄と浮遊粉じんを測定する機器が、もう耐用年数も過ぎまして観測に支障を来すおそれが出てまいりましたので、今回買いかえると。今回買いかえますのは、二酸化硫黄と浮遊粒子状物質を測定できる器具に買いかえたいというふうに考えております。 後で出ました浮遊粒子状物質というのは、さきに申し上げました浮遊粉じんのうち10ミクロン以下の粒子、つまり100分の1ミリ以下の粒子を測定できる器具に買いかえたいと、こういうふうに考えております。 それから、活用についてはということでご質問いただいておりますが、これにつきましては、やっぱり環境基準の基準値との差異、これを観測しておるわけでございます。それともう一つは、出ましたデータにつきましては、パネルにいたしまして、環境フェアなどのときに市民に見ていただくと、こういうふうに活用をいたしておるわけでございます。 次に、整理番号110番でございますが、これにつきましては、資源ごみに関連いたしまして、ごみの正しい選別のPRだとかいうことでご質問をいただいておるわけでございます。 瓶と缶を資源ごみとして分別して収集するということにつきましては、これはリサイクル社会構築上、欠かすことのできないことでございます。そういったことから、本市も、昭和61年度から分別の収集を行ってきておるところでございます。昨日も、市長が他会派の議員のご質問にお答えいたしたとおりでございます。 そこで、具体的にどのようにしてPRをしているのかということでございますが、きのうもちょっと市長が申し上げましたように、可燃ごみの中に、瓶、缶等の資源ごみがやはり現在の段階では混入しいることは事実でございます。これをやっぱり資源ごみとして回収をしていくということも非常に大切なことであるし、ひいては、量を減らすことで焼却炉自体の長もちといいますか、そこまでいくかどうかわかりませんけれども、そういうことで、きっちり分けて出していただくということは非常に必要なことでございます。 そういったことで、現在、年数回、市の広報を通じて市民の方にお願いをいたしておるところでございますし、また、新しく転入された方につきましては、市民課の窓口で、ごみの出し方についてのリーフレットあるいはポスターみたいなものをお渡しをして、正しい出し方についてPRをしているところでございますので、よろしくお願い申し上げます。 それから、整理番号129番でございますが、ご指摘をいただきましたように、国保の予算の中で雑入分、本年度は5億1,656万4,000円、前年度に比べまして1億2,100万、ご指摘のとおり約30%ふえておるわけでございます。この増加いたしました理由といたしましては、医療費に関連いたします保険給付費が、前年度に比べて1億1,870万余り、それから老人保健拠出金が2億1,900万余り、共同事業等の拠出金で1,100万余り、合わせまして約3億5,000万が増加をしております。 一方、これに対応する収入といたしましては、保険料が3,500万余り、国、府の支出金が1億7,700万、療養給付交付金が1,700万、合計いたしまして2億3,000万ぐらい増加をしておりますが、その差し引き約1億2,000万余りがふえておる、こういうことで、今年度の雑入については5億円台になったと、こういうことでございます。 今後の雑入と申しますか、これは財源不足分をここへ計上しておるわけでございますが、この分について7年度どうなるかというご質問でございますけれども、まず、7年度の決算がどうなってくるかということが関連してまいります。7年度の決算につきましては、現在国庫支出金が確定をいたしておりませんので、非常に推計が困難でございますけれども、現在の段階で、約2億円ぐらいの赤字が生じる見込みでございます。それで、国の財政調整交付金が前年度並みに確保できますと、この赤字の額は8,000万から1億程度の単年度赤字になると見込んでおります。そういたしますと、前年度から繰り越しました繰越金が約3億1,200万ございますので、その単年度赤字を差し引きますと、平成7年度から8年度への繰越金については、2億3,200万から2億2,000万ぐらい繰り越すことができるというふうに、現在の段階で見込んでおります。 そういたしますと、先ほど申し上げました財源不足額5億1,600万からこの繰越額を差し引きましても、なお2億8,000万の不足が生じると、こういうことに予算上ではなってきておるわけでございます。 今後につきましては、医療費の動向を的確に把握をいたしまして、医療費のアップをできるだけ招かないように保健事業に力を入れますとともに、あと、補助金等の増額等につきまして努力をするとともに、保険料の徴収率の向上、これらについて努力をしてまいりたいというふうに考えておりますので、よろしくお願い申し上げます。 以上、答弁を終わります。   〔建設産業部長 家村勲君 登壇〕 ◎建設産業部長(家村勲君) 政新会の伊山議員のご質問のうち、整理番号111番、112番、113番、114番、115番、116番、117番、118番、119番の9点につきまして、私の方からご答弁を申し上げたいと存じます。 まず、111番でございますが、農業振興事業補助金について、過去の実績はどうかと、こういうご質問でございます。 この補助事業でございますが、平成元年からやっておりまして、平成元年には、畑地区で、畑上の実行組合が集出荷場1棟、鉄骨2階建て186平米の集出荷場の補助事業としてやっております。それから横尾地区では、ブドウの加温の暖房機11台を導入いたしております。 平成3年度になりまして、横尾地区でブドウハウス10棟、1万2,200平米と、それに附帯をいたします基盤整備6,600平米を実施をいたしております。平成4年度には、平成3年度に横尾地区で実施しましたブドウハウスに対しまして、かん水の施設を補助事業として行ったと。 平成5年度は、横尾地区におきまして、ブドウハウス5棟、7,100平米を設置をいたしております。平成6年度には、平成5年度に横尾地区で実施しましたブドウハウス5棟のかん水施設を実施しております。同じく平成6年度は、国分奥山地区で、暖房機13台の導入を図っております。平成7年度も、同じく国分奥山地区で、暖房機12台を導入をいたしております。 このように、地域の実情に応じました農業振興にこの事業は役立っておると、こういうことでございます。 次に、112番でございます。林道信貴太平寺線の舗装工事について、延長する気はないかと、こういうようなご質問でございます。 ご質問の林道信貴太平寺線につきましては、山間部を通る道路でございまして、本市から奈良県三郷町へ通ずる関係から、近年、通行車両がふえまして、特に大型車の通行が増加をいたしておる状況でございます。このようなことから、当該林道の路面が大変傷みまして、かなり悪くなっておりますことから、平成8年度におきまして、林道の総延長約520メートルのうち、特に傷みの激しい箇所100メートルにつきまして、幅4メートルで舗装の工事をしようということであります。 なお、延長ということでございますが、残り区間につきましては、これは舗装整備でございまして、すべて市単費でございますので、補助には当たらないわけでございます。そんなことで、担当としましては、年次計画を立てまして、継続をして順次整備をしてまいりたい、こういうふうに思っておりますので、よろしくひとつお願いを申し上げたいと存じます。 次に、113番でございます。商工会の負担割合についてでございます。変更はないかというようなことでございます。 ご質問の仮称産業会館新設工事に伴います商工会の負担割合でございますが、ご承知のとおり、この仮称産業会館は複合施設でございまして、1階に勤労者センター、2階の大部分を柏原市商工会が所有すると、こういうふうになっております。原則といたしまして、面積割合で案分することとなっておりまして建物の全体面積が約1,638平米でございます。このうち、エレベーター、階段等々の共用部分が113平米でございます。商工会館に係る部分につきましては約541平米でございますので、したがいまして、建設費もこの541平米につきまして商工会の負担と、こういうことになりますので、ひとつよろしくお願いをしたいと思います。 次に、114番でございます。教育大前道路改良工事についてご質問をいただいております。 ご承知のとおり、この教育大前道路ですけれども、国道165号から近鉄大阪線の軌道下を走りまして、原川を横断する教育大前橋から国分病院に至ります約420メートルの道路でございまして、田辺46号線というふうに呼んでおります。 ご案内のとおり、この道路につきましては、道路公団が工事用進入路として現在整備をしております市道名阪西線がございますが、それが完成しますと、国道165号からこの田辺46号線、そして市道名阪南線がつながりまして、府道柏原駒ヶ谷千早赤阪線まで西名阪南側をつながる、国分の言うならば一つの幹線の道路になろうかというふうに考えております。 なお、この教育大前道路の工事につきましては、平成4年度から教育大前橋から近鉄大阪線の軌道下まで近鉄が施行いたしまして、柏原市におきましても、平成4年度から工事に着手いたしております。平成4年度には教育大前橋を築造いたしまして、平成6年度には工事延長95メートルでやっております。平成7年度につきましては、延長約75メートルが完成する予定であります。平成8年度につきましては、これまでに築造いたしました箇所を舗装をしていきたい、こういうふうに考えております。 かねてから、相当以前から、この間に係ります国分病院の用地につきましては、現在まだ交渉中でございますが、交渉の中で、大阪ガスの管路用地も実は出てまいりまして、現在、国分病院と大阪ガス、双方と交渉中でございます。そんなことで、現在るる進めておりますけれども、いずれにしましても、全線完了を目指しまして、現在全力を挙げて取り組んでおると、こういうことでございますので、よろしくお願いをしたいと思います。 次に、115番でございます。郵便局の用地購入に伴います道路拡幅の工事についてご質問でございます。 この道路拡幅に伴います用地購入についてでございますが、現在解体中でございます旧柏原郵便局跡地の南側の道路、約3メーターの幅員を延長約60メーター買いまして、隅切りを合わせまして面積で約102平米になろうかと思います。平成8年度に買収すべく、現在近畿郵政局と折衝をいたしておるところであります。 道路改良の内容といたしましては、現道の車道幅を約4.5メートルから約6メーターに拡幅をいたしまして、歩道につきましても約1.5メーターを設置しまして、延長にしまして約60メーターを予定をいたしております。また、道路の改良の時期といたしましては、平成8年度で関係機関との協議を行いまして、調査、測量、設計を行いまして、平成9年度には道路改良をやっていきたい、こういうように考えております。以上でございます。 次に、116番でございます。JR柏原駅東の自動車・自転車駐車場について、どのような規模になるのかと、こういうようなご質問かと思います。 現在、JR柏原駅東周辺におきます自動車あるいは自転車の状況でございますが、特に自転車につきましては、現在、関西銀行の北側に、民営の800台収容の自転車駐車場がございます。しかし、最近では、柏原駅の東側周辺には大体500台ぐらいの自転車が放置されておると言われております。さらに、文化センター前の歩道上には、やむなく駐車場として現在使ってもらっております約200台の自転車がございまして、合計しますと約700台ぐらいの自転車を収容する施設が必要だと、こういうことであります。さらに今後の自転車の需要、ニーズ等に対応するためには、これ以上の自転車を収容する施設の整備が必要と思われます。こういったことを解決するために、一日でも早く収容できる場所はないかといろいろ物色をしておりましたが、このたび適地があったということであります。 一方また、自動車の駐車場対策につきましても、柏原駅東側の一時利用駐車場が少なく、JR柏原駅周辺、長瀬川右岸、左岸に違法駐車が発生しておりまして、歩行者の安全及び通行機能を保持し、災害時における防災活動の確保、町としての美観を図るために、この際、公営の駐車場もあわせて整備をしたい、このように思っております。 なお、これらの計画につきましては、素案の段階で、議会の方に十分ご相談申し上げて進めてまいりたい、こういうふうに考えておりますので、よろしくお願いを申し上げたいと存じます。 次に、117番でございます。都市計画道路田辺旭ヶ丘線の用地購入費3億4,800万円でございまして、どの程度この用地を買収すれば、全体の用地から見てどの程度確保したことになるのかと、こういうご質問かと思います。 田辺旭ヶ丘線の道路用地として必要とします総面積が約7,000平米でございまして、現在そのうち開発公社で取得しておる面積が約1,990平米ございます。率にしまして大体28.4%でございまして、今回、7年、8年で公社から買収します面積は1,472平米を買収したいと考えておりますので、あとまだ公社から買収いたします面積としては500平米ぐらいは残るわけですが、おおむねこの8年度で、現在公社が先行取得をしました用地については大体買収できるかなと、そんな感じでございます。 次に、118番でございます。玉手1号公園について、大変現場が急で、子どもたちの安全対策はどうか、またさらには、工事内容についてはどうか、こういうご質問だと思います。 玉手1号公園につきましては、面積が大体1,150平米ございまして、都市公園として平成8年度に事業認可をとりまして、周辺住民のレクリエーション及び憩いの広場として整備をしてまいりたいというふうに思っております。ご承知のとおり、この公園につきましては、相当な高低差のある南向きの斜面となっておりますが、逆にこの斜面をうまく生かしまして、公園の利用形態を考えていきたいというふうに思っております。 東側につきましては、休養施設と樹木を植えまして、ベンチを置きまして、東側の方からいきますと、大阪平野の方も見えますので、大変景観がいいんやないかというふうに思っております。また、西側の入り口付近では、やや広いスペースをとれますので、子どもたちが楽しめる遊具の設置を考えております。また、東と西をそれぞれ園路で結びまして、中間点にはベンチ等を配置して、全体的なイメージとしては、緑地の中に休養広場2ヵ所と遊戯広場1ヵ所、それをそれぞれ遊歩道で結ぶ、こういうような形態になるんではないかというふうに考えております。 なお、子どもたちの安全対策につきましては、公園全体をフェンスで囲みまして、園内は大変高低差がございますので、危なくないように安全さくその他を設けて、子どもたちが安心して遊べるように対処してまいりたい、こういうふうに思っております。 次に、119番でございます。JR柏原駅の駅前地区都市活力再生拠点整備事業とは、どういう内容のものを委託するのかと、こういうご質問だと思います。 平成8年度に委託する内容でございますが、その内容の主なものといたしましては、まず平成8年度に、都市計画決定に向けまして、昨年度に引き続き関係機関との詳細な事前協議をするための資料、図面等の作成を行いたい。また、平成7年度に実施いたしました出店意向調査に基づきまして、参画していただける意向のあった企業と継続的に接触を続けていくための資料を作成する。さらに、これらの事前協議、出店希望意向調査等を受けまして、施設のコンセプト、要するに施設計画方針等の再検討を行いまして、基本計画の前段階となる図面の作成、あるいは資金計画、あるいは床の処分計画等の事業計画案を作成していきたいというふうに思っております。 次に、広報活動に対します資料等の作成でございます。ご存じのとおり、市街地再開発事業の推進には、地元関係権利者の皆様のご協力と合意がなくてはならないものであります。これまでも、地元関係権利者の皆様方のご理解を深めていただくために、平成7年度の2回の地元説明会を含めまして、幾度か地元説明会を開催をさせていただいているところであります。本年度も、計画案のパンフレットや地元説明のための資料を作成しまして、地元関係権利者の皆様に市街地再開発事業に対するご理解をより一層深めていただきまして、合意形成を得るために努力してまいりたいと思います。こういった一連のものを委託すると、こういうことでございます。よろしくご理解賜りますよう、お願い申し上げます。 以上でございます。   〔下水道部長 吉谷 茂君 登壇〕 ◎下水道部長(吉谷茂君) 政新会ご代表の伊山議員のご質問のうち、120番についてご答弁いたします。 質問の内容は、土木費の浸水対策費の中の非常通報装置とはどのようなもので、どのようなときに作用するのかということでございます。 現在、片山、国分、市場浸水対策ポンプ場において、故障等の異常に対する表示は、現場に設置してあります赤色回転灯により表示し、パトロールのときに確認し、対処しているところでございます。今回お願いしている予算は、緊急時により早く対応できる通報装置で、電話回線を利用して、下水道の事務所で把握できるようにするものです。その内容は、ポンプの故障、除じん機の故障、水位の異常変化、停電などの異常センサーにより感知する装置であります。 よろしくお願いいたします。   〔指導室長兼指導課長 嶋田嘉則君 登壇〕 ◎指導室長兼指導課長(嶋田嘉則君) 政新会ご代表の伊山議員のご質問のうち、整理番号122、中学校生徒指導特別対策事業についてお答えいたします。 各中学校におきましては、生徒の実態に即した指導方針と計画に基づき、人間性豊かで自己教育力を身につけた生徒の育成を目指して、教育活動に取り組んでいるところであります。しかし、学校生活になじめない生徒や、種々の問題行動を引き起こす生徒も、ないとは言えません。これらの問題を解決するためには、校内におけるきめ細かい指導はもちろんのこと、校外におきましても、保護者や地域関係者との連携を含めた幅広い指導が必要であります。 中学校生徒指導特別対策事業は、このような問題傾向を抱えた生徒たちと教師が寝食をともにする中で、心の交流を図り、生徒自身に生き方を見つけさせ、将来への展望を持たせることをねらいとし、合宿指導を行っているものであります。また、近年は、学校が落ちついているということもあり、むしろ積極的な立場から、リーダー育成という視点に立ち、宿泊研修をいたしております。また、登校拒否ぎみの生徒の野外活動としても実施いたしております。いずれも夏休み中にこの事業を行い、生徒同士、また生徒と教師の信頼関係を深めるのに大変役立っているとの報告を受けております。よろしくご理解のほどをお願いいたします。   〔教育次長 青木斉治君 登壇〕 ◎教育次長(青木斉治君) 政新会代表の伊山議員の質問のうち、123番、124番、126番、127番、128番の5点について、ご答弁申し上げます。 まず、123番で、玉手小学校の大規模改造の工事の内容、改造の内容についてお尋ねでございます。 ご承知のとおり、玉手小学校の大規模改造工事は、平成5年度から、校舎の形態に合わせ、また予算の範囲内で順次取り組んでまいりまして、今年度が最終年度になります。つきましては、大規模改造工事の施工箇所でありますが、管理棟で職員室、特別教室、放送室、会議室などの改修と、下足室及び渡り廊下を合わせ、約773平方メートルの改修を行います。 工事内容といたしましては、屋上にシート防水を行い、外壁は一部補修の上、吹きつけ塗装、それから出入り口の窓のアルミサッシの新設と取りかえなどを行います。内装改造につきましては、職員室が手狭になっておりますため、少し拡張を行います。特別教室等々をあわせ、床の張りかえ、壁面の塗装、天井の張りかえ、家具類の取りかえなどを行うとともに、照明器具の更新と増設や放送設備の改良も行ってまいりたいと考えております。 そして、今回の大規模改造工事にあわせて行うことにより、国庫補助対象となる設備で、消防法の改正に伴う形式の古い火災報知機の取りかえを行います。現在、建物と一体となっている埋め込み式の受水槽では、安全点検ができず、現行の関係法令にも適合しないため、受水槽を地上式に設置がえを行います。また、学校設立当初に設置されましたキュービクルでありますが、近年のコンピューターや冷暖房の設置、また照明器具の増設等で電気需要は年々ふえてまいりまして、受電容量が限界に達しているため、新規に容量の大きいものと取りかえることにいたしております。 以上、玉手小学校の大規模改造工事及び関連設備工事の概要でありまして、この工事につきましては、学校の夏休み期間中に施工を完了する予定でありますので、よろしくお願い申し上げます。 次に、124番でございまして、国分中学校プール改造について、どのような改築になるかということでございます。 既存の国分中学校のプールは、昭和40年に築造されまして、既に30年を経過しております。補助事業としての財産処分年限も過ぎましたので、新規補助事業として改築いたします。 つきましては、工事の内容でありますが、既存のプールは鉄筋コンクリートづくりで基礎くいを打っておりませんが、今回は、ボーリングデータに基づきまして、支持地盤まで、下の地山まで基礎くいを打ちまして、その上にプール槽を載せるという工事でございます。プール槽も、水蜜性がよく、耐久性にすぐれている強化プラスチック製を採用いたしまして、大きさは、縦25メーター、横15メーター、深さ1.2メーターから1.4メーターの7コースで、プールの水面積は375平方メートルとなっております。また、関連工事といたしまして、中学校の公共下水道への切りかえ工事と、プール附属室及びプロパン庫の移設工事も行いたいと思います。 なお、工期につきましては、新年度に入りまして、まず下水道の接続工事を行いまして、次にプール浄化槽の解体、その後、文化財調査が約2ヵ月ほどかかりますので、本体工事は10月ごろからとなる見込みでありますので、よろしくお願い申し上げます。 次に、126番でございます。女性センターの利用状況についてのお尋ねでございます。 このことにつきましては、午前中の浦野議員の質問にもお答えしましたとおり、昨年11月にオープンいたしまして、まだ3ヵ月余りでございますが、多くの方々に利用していただいております。利用者は、個人やグループの利用、また集団、団体での利用があります。 個人やグループは、フリースペースの情報コーナー、あるいは女性サロンで打ち合わせするなど、多くの方々に利用いただいております。また団体では、会議室の利用となりますが、これも申し上げましたように、1日約1.7件、人数にいたしますと約30人強の利用をしていただいております。今後PRに努め、さらに多くの方々に利用していただけるようにしたいと考えております。 次に、127番のプール利用者の駐車場の築造でございます。何台駐車できるのか、また、根本的な対策についてもお尋ねでございます。 お尋ねのサンヒル柏原プール利用者駐車場の確保でありますが、ご承知のように、プール開場期間中は多くの市民の方々が利用されまして、特に休日などには、サンヒル柏原が設置されております駐車場のみでは収容し切れず、周辺の道路や住宅地内に不法駐車をされる状況が続いております。これらの不法駐車は、通行の妨げとなるばかりでなく、歩行者及び通行車両にも大変危険であり、このような状況が少しでも解消するため、サンヒル柏原駐車場の隣接土地を駐車場として借地することについて、所有者の内諾を得ましたので、今回設置しようとするものであります。この土地の面積は約700平米ほどありまして、完成後の収容台数は十数台になるのではないかと考えております。 また、抜本的な対策についてもお尋ねでございますけれども、昨年は、周辺土地所有者のご協力で、何とか約五、六十台程度とめられるプール利用者の駐車場の確保はできましたけれども、これも本格的な抜本解決にはなっておりません。しかしながら、プール周辺での駐車場の確保については非常に難しく、苦慮しているのが実情でございます。今後、サンヒル柏原とも十分に協議を重ねながら、駐車場の確保に努めてまいりたいと考えておりますので、よろしくお願い申し上げます。 次に、128番、国体準備のその後の経過、計画どおり進んでいるのかというお尋ねでございます。 ご存じのように、去る2月10日、11日と、お隣の藤井寺市で、なみはや国体の39競技の皮切りとして、剣道リハーサル大会が盛大に行われました。本市ボクシング競技のリハーサル大会は、本年11月16日の土曜日から21日までと決まりまして、ポスター、広報等で市民への周知徹底を図っているところでございます。 会場の整備につきましては、現在までのところ、競技会場となります柏原中学校の体育館に、競技運営上必要な出入り口などの附帯設備の恒久的な整備にも努めております。また、リハーサル大会は、選手、監督は一般宿泊施設を利用しますが、本大会では、ふれ愛ステイとして民泊をお願いすることになっておりまして、皆様に大変ご心配をかけておるところでございます。チームは都道府県7人単位となっておりますので、1軒に2から4名程度お願いするとして、約150軒のご家庭にご協力を願わなければならないと考えております。 なお、ご協力いただける家庭で、余裕のある家庭でございましたら、この数はふやしていただいても結構なんですけれども、いずれにいたしましても、約150軒のご家庭のご協力が必要だと考えております。 この民泊の協力家庭のお願いにつきましては、当初から本市区長会を中心にご依頼を申し上げておるところでございますけれども、事務局の方では、もう既に、私のとこはやりますよというような形で皆様からお言葉をいただいており、大変うれしく思っておるところでございます。 いずれにいたしましても、国体は官民一体となって取り組み、成功させなければなりません。庁内はもとより、市民の皆様方にも広くご意見をちょうだいして、準備を進めているところでございます。庁内では、専門部会を開催いたしまして、意見の調整、また民間であります実行委員会の5つの専門委員会におきましても、おのおの2回目の会議を既に終わりまして、専門的なご意見をいただいているところでございます。 そういうことで、以上のように、現在までのところ計画どおり進んでいるものと、私たちは理解しておるところでございますので、あとリハーサル大会まで8ヵ月余りとなってまいりました。皆様方の一層のご理解とご協力をお願い申し上げたいと思います。 以上でございます。よろしくお願いします。   〔教育長 庖刀和秀君 登壇〕 ◎教育長(庖刀和秀君) 政新会代表の伊山議員のご質問のうち、整理番号125についてお答えいたします。 生涯学習総合計画とはどのようなものを策定するのか、基本的な考え方についてお尋ねしたいということでございます。 近年、社会の各分野で、市民の生涯学習への関心はとみに高まってきております。ついては、人々が、生涯のいつでも自由に学習機会を選択して学ぶことができ、成果が適切に評価される生涯学習社会を建設することは、私たちにとって大切な課題であると言えます。これを国、都道府県、市町村の段階でどのように連携し、役割を果たしていくのか、これはよく考えておくべきことであります。 私たちは、そのような観点から、柏原市にふさわしい現実的な生涯学習計画を持ちたいと考えております。だれでも学べる、易しく学べる、楽しく学べる生涯学習都市柏原を目指しまして、私たちは、行政と民間が一体となった生涯学習の推進体制を確立していく必要があります。そのために、生涯学習総合計画策定委員会を設置するものであります。 そして、まず、生涯学習市民意識調査を実施したいと考えております。次いで、望ましい、柏原市にふさわしい生涯学習体系を構想し、現在行っている生涯学習の体系化に取り組むべきかと考えます。第3には、生涯学習を総合的に推進していくための体制、組織の整備を図ることが大切であると考えます。第4には、今後必要な施設並びにソフトについても、研究する必要があろうかと存じます。 以上、生涯学習総合計画の策定に取り組むに当たりましての考え方を申し上げました。よろしくご理解のほどをお願い申し上げます。 以上でございます。   〔水道事業管理者 寺前武士君 登壇〕 ◎水道事業管理者(寺前武士君) 私から、最後の130番について答弁申し上げます。 現行料金体系の今後の見通しということでございます。 ご承知のとおり、現行の料金体系につきましては、昭和58年11月に現行体系に改定しまして、自来12年経過したわけでございます。この間における支出関係の要因としましては、平成元年の消費税の導入、あるいは平成5年の府営水の値上げ、また、その間の人件費、物件費、こういった関係の増加などが原因であったわけであります。 今後の問題としましても、やはり支出関係で、平成9年には現行の消費税3%が5%に値上げされるというようなことも言われております。また、平成10年には、府営水の高度浄水処理が全面稼働しますもので、水質はなるほどよくなるかと思うんですけれども、それに伴う府営水の値上げ、こういったことも検討されておるようであります。一方、地震対策としましても、今後新たに設備の更新、あるいは施設の更新、こういった際には、これから耐震工法の採用というようなことで、事業費も年々大きくなるんじゃないか。 一方、収入の部としましては、長引く景気の低迷によりまして、大口の需要家である事業所関係の使用料が伸び悩んでおると。大口が伸びないということは、利益率のよいところで伸びんわけですから、当然収入も余り増加が見込めない、こういった状況の中で、一方、留保資金につきましても、赤字の穴埋め、こういうことで原資自体が減ってきております。加えて低金利で、受取利息につきましても、もう数百万円単位といったオーダーまで減少いたしておるわけでございます。 こういうことから、いわゆるリストラということで、昨年4月から嘱託1名を入れまして、職員3名を減らしたわけでありますけれども、これも焼け石に水というようなことで、環境は八方ふさがりといった状況に至っております。こういうことからいきますと、平成9年度には、やはり相当額の累積赤字が発生するんじゃないかというふうに考えております。しかし、できるだけ、1年でも6ヵ月でも現行の料金を据え置けますように頑張ってまいりたい、かように考えております。 終わります。 ○副議長(巽繁君) 以上で一通りの答弁は終わりました。伊山君、再質問ありませんか。 ◆1番(伊山喜二君) 本当にたくさん欲張りまして、そこにかつまたご丁寧なる答弁をちょうだいいたしまして、途中はどうなることやら、もう最後の方は大分開き直りで、了解させていただく点は了解させていただきたいと思います。 整理番号97番でございますが、いろいろと改革をされると。常々私、特に企画調整室と財務は切り離した方がいいなというようなことを思っておりました。今後はますます、もう余りお金のことは考えずに、夢とロマンを大いに考えていただける、本来の企画調整室になろうかと期待いたしておりますので、よろしくお願いをしたいと思います。形だけじゃなくて、ぜひ実のあるものにしていただきたいなと思っております。 99番でございますが、税体系を単純に、法人税等の市民税と固定資産税の均衡が、このバランスは、ちょっと不勉強でございますが、バランス的に見てこういう形は理想なのか、端的にお答えを--そういった標準はないかもわかりませんが、均衡的に見てその辺、ちょっと簡単で結構ですので、お願いいたします。 ◎企画財務部長(久世信宏君) お答えいたします。 そのバランスが適正かどうかというのは、いろいろあるんですが、課税の対象となるのには、国税も地方税も含めまして、いわゆる資産に課税するのか、あるいは所得に課税するのか、あるいは消費に課税するのかという、いわゆる能力が納税義務者にあるかどうか、あるいは応益に払う利益があるかどうかといった対象物で課税されるのが税でございます。 そのときに、市民税と固定資産税のバランスが50、50でいいのか。先ほど答弁で申しましたように、柏原市の場合は、大体市民税は、市税総額に占める割合が50%前後、固定資産税が32%から38%前後でずっと推移してきております。ただ、先ほども申し上げましたように、国の施策によって減税された場合、市民税が極端に落ちる、そういったときにつきましては、今回のような固定資産税の構成比が上がってくるということで、どれが適当かというのは、はっきりした定義はないと、かように思います。 ◆1番(伊山喜二君) 別に定義はないと、理解させておいていただきます。 次に、100番の方でございますが、これはリースか買い取りかだけ、この機会にそれだけお願いします。 ◎総務部長(大木恭司君) 当面、リースで対処してまいりたいと考えておりますので、よろしくお願いします。 ◆1番(伊山喜二君) 結構でございます。とにかく、新しい機械を導入されて、よりよい広報づくりに励んでいただきたいと思います。 次に、101番でございますが、庁舎の建設に関しましては、私たちも、この財政難におきまして、よく思い切った決断をされたということで評価をしておるところでございます。今後とも、財政状況をよくかんがみまして、またお諮りをいただきたいなと思っております。 102番に参りますが、郷土まつりを、とにかく安全対策に気をつけていただいて、よろしくお願いをしたいと思います。とにかく振興会との話し合いで、どのようになるか、市も多額の費用等出されるんですから、十分に会議の中でもリーダーシップもとっていただいて、安全対策等、本当に市民の皆さんが喜んでいただけるようなまつりにできますように、リーダーシップをとって、会だけの主導型じゃなくて、市も十分指導していただきたいなと思っております。 103番の市民文化ホール建設の入札の件ですが、これは、本当に多くの市民も我々も、本当に心配をしていた点でございます。もう一度確認をいたしますが、そういった疑惑を受けることは、誓約をきちんととられたわけですが、その辺のことを、今後とも誤解を受けるようなことのないような十分配慮はしていただいているとは思いますが、その点、強く要望させていただいておきます。 次に、104番でございますが、老人福祉計画、本当に一つ一つ、少しずつではございますが、検討し、進んできておるわけでございます。特に民間活力を導入されて、大きな在宅等々のサービス供給ステーションを中心とした介護センター、ヘルパー、デイサービス等々できてくるようになりましたけれども、法人委託等の中で、十分これも担当課が連絡を密にとっていただいて、委託だけしておったらええわじゃなくて、市民の皆様方は、どれも法人委託等々ということはわからないと思います。皆、市役所の方がやってくれてるんだというように思っておりますので、その中で、私1つだけお願いをしておきたいんですが、本当にこのように多様化する福祉問題を抱えておる中で、下水なり土木の方では専門職、技術職員がおられるわけですが、福祉の方では、そういった専門職が本当におられないというのが恐らく現状だと思います。その中で調整をする。これは1名でも足らんと思います。これからいろんな問題が出てきます。公的介護保険の導入によりまして、今までの措置制度の根幹が大きく変わってくるような、役所が果たす役割がこれからますます重要視されるわけですが、その辺の専門職員さんを雇われる、配置する考えについてだけ、簡単にご答弁をお願いできますか。 ◎助役(竹田勉君) 自席からお答えいたします。 建築とか土木とか、民間の施設自身がつくりますときのコントローラー、こういうようなことにつきましては、これを迎えましても、実際に福祉課でそれだけの仕事が年がら年じゅう続いてあるかというのは、若干疑問があるわけです。したがいまして、これは現在の私どもの建築土木の技術職員をもって、そういう民間の進捗に対しながらやっていきたい、こういうことを考えております。今ちょっと土木とかいうような話が出ましたのでね。 ただ、それ以外の福祉の部門につきましての専門技術屋、これにつきましては、私どももできる限り養成をしていって、現在のヘルパー、現在の職員をもって専門化をさせていくということも一つ大事ですし、それからまた、新たに保健婦とか、そういう問題については、私どもも専門職員を雇用していくと、こういう2段性を持ちながら進んでいきたい、このように考えております。 ◆1番(伊山喜二君) ぜひとも、その辺十分、もう既に考えておられるとは思いますが、よろしくお願いをしたいと思います。 幾つか飛ばさせていただきたいと思いますが、整理番号107番についてでございます。いろいろと聞かせていただきまして、もう常々、先ほどもちらっと言いましたように、いろんな形での予防検診等の項目もふえてまいりました。特に、昨年7月、保健の答申の機構改革も出されておりますが、今の分館にあります保健センター、本当に手狭なようでございます。その中で、大阪府も、これから母子保険等、乳幼児の健診等を、手狭な上に、また市町村の方でせねばなりません。その上に、もう一つまた八尾保健所の支所も廃止というようなことまで言っておるわけですが、その中で、もういよいよ保健センターの整備が重要視されるんじゃないかなと思うわけです。しかし、山西市長の市政運営方針の中に一言もその言葉が出てなかったんですが、その辺、この項に関連してご答弁をお願いしたいんですが。 ◎市長(山西敏一君) このことについては、市政運営方針にかなり細かく書いたわけでございますが、全部が全部触れられておりません。いつも申しておりますように、非常に広い範囲の中でどの程度入れるんか、かなり欲張って私も入れたつもりでありますが、触れておりませんでした。しかし、当面、今年度を中心に述べたわけでありますが、これまでの経緯を見ますと、公民館を堅下分館でご承知のようにつくりまして、青少年センターとあわせまして、いろんな医師会等々のご要望を満たしまして、ある程度1階は保健的な色彩のものを持って設置をいたしまして、長年来ておるわけであります。ある一定の前進は見たわけであります。 なお、新しく、最近の時代の傾向といたしまして、大阪府が、八尾保健所柏原出張所がいずれか廃止の対象になっておる、こんなことで、このことにつきましては、議員さんとともども、地元の府会議員さんとともに強力に、それの存続だけでなしに、むしろ私どもは充実を前から言うておるんだと、こういうことでお願い申し上げたわけであります。これは数年後には、府の方の態度もこれから見ながら、それに合わせて対応をしていかないかんと、こんなこと考えております。 また、保健的なものにつきましては、今後一層の市民からの需要と、そしてまた私どもの職務もふえてまいる、このような時代にあることも事実であります。したがいまして、今おっしゃいましたようなこと等々につきましては、今後新しい問題として検討を進めていきたい、こんなふうに考えております。 ◆1番(伊山喜二君) ぜひとも検討の重要課題にでも挙げていただいて、今後よろしくお願いをしたいと思います。 飛ばしたところは了解をさせていただいたということで、ご了解をいただきたいと思います。 整理番号116番ですが、柏原駅東自動車・自転車駐車場の設計業務委託料でございます。設計委託をされるわけですが、きのうの、これも市長の市政運営方針の中で、ちらっとその内容の中で、1階自動車、2階駐輪場ですか、そのような予定だというようなことをちらっとおっしゃいましたけれども、この際、あそこは本当にたくさんの--庁舎のは立派過ぎてと先ほど云々ありましたけれども、あそこは特に再開発等の絡みで、2階ぐらいでは本当に間に合うのかなというような心配もするわけですが、その辺で、思い切ってもう少し駐車できるような、例えば地元の皆さんの理解も必要かもわかりませんが、3階、4階等のもう少しとめられるような駐車場にできないものか。またこれも検討して、答弁は結構でございますので、ぜひ要望をさせていただいておきます。お願いをしたいと思います。 次に、整理番号118番の玉手の公園につきましてですけれども、このことも、もう本当に、むしろ工事される方も危険じゃないかなというぐらい危惧もいたしております。ぜひとも安全対策等、十分ご配慮していただいて、いい公園にしていただきたいと思います。 最後、保健の方、教育等ございますが、時間がございませんので、ひとつよろしくお願いをしたいと思います。 保健の方の答弁を聞いてますと、繰越金を差し引いてもまだ3億円ほどの財源が不足するという、相当厳しい状況になってると思いますけれども、市長が市政運営方針でも述べられた保健事業の充実等もありますが、とにかく、今後医療費の抑制を図るとともに、国庫支出金の財源確保に全力を尽くしていただきたいなと思うんですが、先ほども答弁の中で、保健事業をこれから充実をさせて、財源確保等の抑制に努めたいというようなことですが、市政運営方針の中で、脳ドックってありましたね。その件について、もうごく簡単にご説明お願いしたいと思うんですが、脳ドックの助成ですか。 ◎市民部長(舟橋清光君) 自席からお答え申し上げます。 脳卒中につきましては、1件当たりの医療費が非常に高い、また寝たきりの大きな原因である、こういったことから、本年度の保健事業といたしまして、国保で40歳以上の人を対象に事業を進めたいというふうに思うわけでございます。 それで、どういうことをやるかと申しますと、MRIの撮影だとか、頸部動脈超音波検査、こういうのをメニューをつくりまして、それで検査をしていただきまして、その費用の一部を国保から助成をしていこうと、こういうふうに考えております。そういったことをやって医療費の増高を防ぎたい、こういうことで考えて、現在これから準備に入ると、こういうことでございます。
    ◆1番(伊山喜二君) よろしくお願いいたします。保険の会計の方も非常に心配の向きもございますので、ぜひともそういったできる範囲の保健事業にも努めていただいて、適正な運営をしていただきたいと思います。 本当にたくさん出し過ぎまして、非常に飛ばしました。今後にしたいと思います。これで終わりたいと思います。どうもありがとうございました。 ○副議長(巽繁君) 以上で政新会の代表質疑を終わります。 ここで暫時休憩いたします。 △休憩 午後3時8分 △再開 午後3時38分 ○議長(裏野繁夫君) 休憩前に引き続き本会議を再開いたします。 ここでお諮りします。議事の都合により、本日の会議時間を暫時延長したいと思いますが、これにご異議ありませんか。   〔「異議なし」の声起こる〕 ○議長(裏野繁夫君) ご異議なしと認めます。よって本日の会議時間を延長することに決しました。 それでは、日本共産党を代表して荒藤光子君、質疑願います。   〔4番 荒藤光子君 登壇〕(拍手) ◆4番(荒藤光子君) 4番議員の荒藤光子でございます。私は、日本共産党柏原市会議員団を代表いたしまして、提出されております議案に対する代表質問をいたします。 さて、今、国会では、1996年度政府予算が審議されていますが、これは、柏原市の行政運営の上でも大きく影響する予算上重要な内容になっています。住専不良債権処理への血税投入の撤回と、国民本位の財政再建に向けた抜本的な予算の組み替えをしなければなりません。 まず1つ目は、住専の不良債権の一時損失の穴埋めに充てる6,800億円、住専の不良債権処理に当たる預金保険機構への出資金50億円、合わせて6,850億円の支出は、予算案から全額削除すべきです。 住専の不良債権は、地上げで住民を追い出して不動産投機を行ったバブル企業に対して、まともな担保もなしに大量に貸し込んだ乱脈融資の結果であり、国民は、バブルの被害者でこそあれ、不良債権の発生には何の責任も持っておりません。この国民の血税で不良債権の穴埋めをするなどということが許されないのは当然であります。ましてや、住専から融資を受けた企業の中には、暴力団絡みの企業も多数存在していると言われ、このままでは、国民の税金を暴力団育成のために使うことになります。 住専問題の最大の責任を負うべきは、住専をつくり、別働隊として活用して大もうけをした上、リスクの高い融資先を紹介融資として住専に押しつけ、あげくの果てには、住専を農林系金融機関に押しつけて、みずからは撤退を図った母体行であることは、衆目の一致するところであります。今問題になっている追加措置も、国民に無理やり6,850億円の税金投入をのみ込ませるためのごまかしにすぎません。母体行から新たな負担増を求めるものではないわけです。収益増になれば、当然納税増、すなわち自然増をもって負担増だと言うことは、どの世界にも通用しない議論です。ごまかし以外、何物でもありません。 2つ目は、財政危機の大きな原因である浪費とむだをなくすため、軍事費やゼネコン奉仕の公共投資などに根本的にメスを入れなければなりません。軍事費は、前年度比2.58%増と4年ぶりの高い伸びとなり、一般歳出の伸びを上回りました。4兆8,455億円を占める軍事費は、総額25兆円を超える新中期防衛力整備計画の初年度分として、昨年の新防衛計画の大綱に基づいて、従来の安保条約の枠組みを超えて、海外での日米共同作戦を想定した新たな大軍拡の一歩を進めるものとなっています。 3つ目は、不況からの脱出のためにも、庶民の懐を直接暖める減税が必要だというのに、政府予算案は、96年度まで特別減税を継続するというのにとどまりました。97年度には、消費税率の5%への引き上げに加えて、特別減税の打ち切りという二重の増税が国民に降りかかってきます。これでは、消費意欲は一層冷え込み、不況がますます長期化することになりかねないわけです。 4つ目は、阪神大震災から1年たっても、まだ多くの被災者が生活再建の道を見出せずに苦しんでいるというのに、政府の施策、救援対策は、基本的に終わったという認識に立った、極めて冷たいものでしかありません。住専に金を出すより被災者への個人補償をという国民の声は、当然であります。 5つ目は、政府は、赤字国債の発行を最初から前提にして、浪費削減の努力もせず、放漫な予算編成を行っています。あげくの果てには、住専への支出を追加して、ついに国債発行額は、当初予算としては最高の21兆円に上りました。96年度末の国債発行残高は240兆円を超え、国民1人当たり約200万円の借金を抱えるという異常な状態に陥っています。浪費やむだをなくし、大企業優遇税制を改めることによって、国債の発行を大幅に削減し、国債残高を計画的に減らしていくべきであります。 以上の5つの政府予算の抜本的な組み替えを実施することにより、国の政治の流れを財界主権から国民が主人公の政治へと切りかえることができるのであります。 あわせて、大阪府行政改革推進本部が大阪府行政改革大綱を決定し、ことしの1月17日に発表しました。この府の行革大綱の主な特徴としては、関西空港や同和関係は聖域扱いであります。また、ゼネコン向けの巨大開発事業の見直しはあいまいである一方、福祉、教育、中小企業などの府民生活に関連する施策はばっさり削るというものです。もしこのような行革大綱どおりに実施されていくとなりますと、柏原市政にも大きな影響となります。 このような国、府の政治状況の中で、市民の願い実現、市民の暮らしを守る立場で提出されております議案に対する質疑を行ってまいります。 それでは、整理番号の順番に質問を行います。 整理番号131、議案第9号 柏原市職員定数条例の一部改正についてでは、条例改正の基本的な市の考えを伺います。 整理番号132、議案第18号 柏原市消防団員等公務災害補償条例の一部を改正する条例についてでは、国の災害対策基本法の改定で新たに追加された63条第3項と、今回の一部改正の内容について伺います。 次に、議案第26号 平成8年度柏原市一般会計予算歳出から、整理番号133、款2総務費 項1総務管理費 目12(仮)市民文化ホール建設費についてです。(仮)市民文化ホール建設費が計上され、本格的な建設に入るわけですが、市長はどのような基本的な考え方で、また構想で臨まれようとしているかです。 私ども日本共産党市議団は、このホールを建設することで、これまでですと、市民の文化活動や芸術鑑賞はとかく大阪市内まで出向いていかなければなりませんでしたが、柏原の身近なところで文化・芸術鑑賞ができるとか、自主的な文化活動に参加できるようになれば、これは市民にとって大変有益なこととなると考えます。我が党は、こうした効果はもはや現在の柏原市民会館では望みにくいわけでして、市民に使いやすい、音響効果など一定のグレードを備えた新しい施設の建設を強く求めてきたところです。市長の建設への基本的な考えを伺います。 整理番号134、款3民生費 項1社会福祉費 目2身体障害者福祉費、柏原市障害者福祉計画についてでは、現在、平成7年度で柏原市障害者福祉計画を策定中で、そろそろ完成のころだと思うわけですが、昨年末に発表された政府の障害者対策推進本部の障害者プランについてはどのように考えているのかと、それとの関連はどうなっているのか、伺います。 整理番号135、目5老人福祉費、A型デイサービス事業委託料、在宅介護支援センター事業委託料、ヘルパー派遣事業委託料、在宅サービス供給ステーション建設費補助金などの新規事業が予算化されていますが、どのように運営されるのか、伺います。 整理番号136、目7老人保健医療給付事務費では、入院時食事療養費の公費助成についてです。我が党市議団は、これまで、入院給食費が有料化され、入院患者にとって深刻な負担増となっているので、入院給食費の患者負担分を公費助成して、乳幼児だけでなく、母子家庭、重度障害者、老人医療などにも助成を広げ、医療費の無料化を継続するよう、再三要望してきました。やっと新年度から、母子家庭と障害者の食事療養費の助成が実現することになり、大変喜んでおります。今回、入院給食費の老人医療費の助成は実施しないのか、伺います。 整理番号137、目9乳幼児医療助成費では、通院費の助成を1歳児から3歳児まで助成対象を拡大する考えを伺います。 整理番号138、目11同和対策費では、同和対策室を廃止し、今こそ同和行政の終結に向けて行政の主体性を発揮するときではないでしょうか。市の考えを伺います。 整理番号139、項2児童福祉費 目1児童福祉総務費、柏原市児童育成計画を策定すると言われていますが、どのような構想のものなのかを伺います。 整理番号140、款3民生費 項3生活保護費、生活保護世帯の方が病気になったとき、福祉事務所と連絡をとり、医療券を発行してもらってから病院で診察を受けるという今の医療券交付方式から、医療証または保険証方式に改める考えについて伺います。 整理番号141、款4衛生費 項1保健衛生費 目2予防費 節13委託料、歯周疾患検診委託料についてでは、これまでも、我が党市議団は住民歯科健診の実施を要求してきましたが、新年度から実施される歯周疾患検診委託料の内容を伺います。 整理番号142、項2清掃費 目2塵芥処理費、ごみ対策についてでは、ごみの減量、再資源化のためには、今後さらに細分化した分別収集が求められると思いますが、市の考えを伺います。 整理番号143、款7土木費 項2道路橋りょう費 目3道路新設改良費、原川の歩道整備についてです。原川沿いの桜並木の道は、これまで市民にとって貴重な憩いの場でもありました。景観を生かした、歩行者も自転車も車も安心して通れるような歩道整備を、市民の要求として今までも要望してきたところでありますが、平成6年度より、年次計画で順次歩道整備を進めていただいております。そこでお伺いをいたしますが、新年度の原川歩道整備計画の概要と、さらに、桜の古木を構造上どうしても切らざるを得ない場合以外は残していただくよう要望しておりましたが、特にコミュニティ道路部分の桜の古木がどうなるのか、7年度分もあわせてお答え願います。 整理番号144、目5交通対策費 節13委託料、(仮)柏原駅東自動車、自転車駐車場設計委託料については、質問が重なっていますので、取り下げます。 整理番号145、款8消防費 項1消防費目3防災費、今年度の震災対策についてです。我が党市会議員団は、昨年の阪神・淡路大震災発生以来、市長に対し緊急申し入れを行うとともに、昨年3月には、震災に強い柏原のまちづくりへ、施策と予算の具体化のための要望書を提出してきました。1つは、震災への即応体制強化を、2つ目には、震災に強いまちづくりの中では、橋、堤防、歩道橋、水道貯水池、既存建造物などの耐震総点検をお願いし、3つ目には、震災予防条例制定と防災計画の見直しについて、4つ目には、早急に補正予算を組んで震災対策の具体化を、そして5つ目には、国、府への働きかけを要請してまいりましたところ、昨年6月には、耐震性防火貯水槽3基の設置などの補正予算を計上され、耐震調査も実施するなど、対応されたわけですが、8年度の市としての震災対策の内容を伺います。 整理番号146、款9教育費 項1教育総務費 目3奨学基金費では、1つ目は、平成8年度の貸し付け予定と、2つ目は、現在の貸付制度から給付制度に改善する考えについて伺います。 整理番号147、項5社会教育費 目1社会教育総務費では、生涯学習総合推進計画の基本構想について伺います。 整理番号148、目3女性センター費では、女性施策を進める行動計画である柏原女性プランを実効あるものにする上での拠点である女性センターが、昨年11月にオープンしました。オープン後のセンターの利用状況と、今後の運営について伺います。 次に、一般会計予算の歳入では、2つあります。 整理番号149、款9使用料及び手数料 項1使用料 目5土木使用料 節1道路橋りょう使用料の中の自転車駐車場使用料の児童生徒などへの使用料免除について、機会あるごとに要求しておりますが、実施の考えを伺います。 整理番号150、款11府支出金 項2府補助金では、大阪府行政改革大綱に基づく柏原市への影響状況について伺います。 次に、整理番号151、一般会計予算の第3条地方債についてでは、柏原市が借り入れている地方債の残高のうち、借りかえなどにより、市が支払うべき利子を減らして、利払いの節減をする計画について伺います。 最後は、整理番号152、平成8年度柏原市水道事業会計予算の支出、款1事業費 項1営業費用 目1原水及び浄水費 節委託料では、我が党市議団はこれまでも、府営水を自己水中心の比率に変更することが大切で、そのためにも、ぜひ自己水の水源調査をしていただくよう要望してきたところですが、今回、新年度予算で自己水水源調査委託料を計上していただいております。これは自己水確保の第一歩だと考えますが、どのように実施をするのかを伺います。 これで第1回目の質問を終わります。ご清聴ありがとうございました。 ○議長(裏野繁夫君) ただいまの代表質疑に対し、答弁を求めます。   〔総務部長 大木恭司君 登壇〕 ◎総務部長(大木恭司君) 日本共産党議員のご質問のうち、整理番号131、132、145についてお答え申し上げます。 まず、整理番号131でございます。柏原市職員定数条例の一部改正について、条例改正の基本的考えについてのお尋ねでございます。 柏原市職員定数条例の一部改正することにつきましては、今日まで、常に少数精鋭主義を第一に考えながら、安易に職員をふやすことなく、職員の創意工夫により、常に市民の立場に立ち、効率的な運営をしてきたところでございます。しかしながら、昨今の社会的情勢の変化や住民要望の複雑・多岐化が進む中、職場長の要請や組合要望を勘案し、福祉を中心とした市民サービスを低下させることなく、常に市政運営方針に基づく施策の遂行に必要な人員配置を図るため、今回は、市長の事務部局の定数を、平成9年をも見越し、現行635人から645人と10名の増をお願いいたしております。 また、その他の部局につきましても、今日の現状に即した定数で改めるものでございます。よろしくご理解賜りますよう、お願い申し上げます。 次に、整理番号132、柏原市消防団員等公務災害補償条例の一部改正について、災害対策基本法63条第3項と、市の条例の改正についてのご質問でございます。 このたびの柏原市消防団員等公務災害補償条例の一部改正は、国の災害対策基本法の一部改正に伴い、条例整備を行うものであります。 災害対策基本法63条は、市町村長の警戒区域設定権等を定めたもので、その第1項では、災害が発生し、人の生命または身体に対する危険を防止するために特に必要があると認めるときは、市長は、警戒区域を設定し、災害応急対策に従事する者以外の者に対して、当該区域への立ち入りを制限もしくは禁止することができると規定いたしております。 第2項では、警戒区域内において、市長もしくは市長の委任を受けて市長の職権を行う市職員が現場にいないとき、またはこれらの者から要求があったときは、警察官または海上保安官は、市長の職権を行うことができると規定されております。 今回の災害対策基本法の改正は、阪神・淡路大震災のような激甚災害等が発生した場合を想定し、第3項として、市長や市長の職務権を行うことができる者がその場にいない場合に限り、自衛隊法の規定により、知事からの派遣要請を受けた自衛官の職務の執行について準用するとの項が、新たにつけ加えられたものでございます。 この法律改正により、自衛官の指示を受けた住民等が応急措置業務に従事することにより災害を受けた場合には、公務災害補償条例の適用が受けられるよう、市条例も、法律の趣旨を踏まえ改正いたすものでございます。ご理解賜りますよう、お願い申し上げます。 次に、整理番号145、今年度の防災対策の内容についてでございます。 昨年1月17日に発生しました阪神・淡路大震災を教訓に、平成8年度も、平成7年度に引き続き防災に関する施策を実施してまいったところでございます。 まず、平成7年度から実施しております地域防災計画の見直し作業でありますが、8年度は、3ヵ年計画の2年目に当たり、本市の避難計画作成及び防災カルテ作成、調査業務を行う予定であります。内容につきましては、本市の具体的な防災環境を地区ごとに整備し、地区の実態に応じた災害特性を把握してまいりたいと考えております。そのための調査する項目といたしましては、対象地域の地区区分、防災関連情報の整備、地区別の防災課題の検討等をいたします。 次に、避難場所としての機能が発揮できるよう、整備を進めることが重要でありますので、このための調査をしてまいります。この調査項目としましては、立地状況、収容可能人数、避難時の実態調査を行ってまいりたいと考えております。また、防災行政無線機につきましても、災害時の情報伝達がより早くできる機器でありますので、市内全避難所44ヵ所に設置する予定で、7年度と8年度で36ヵ所を設置できるよう配備をいたしております。 備蓄品の整備につきましても、毛布、アルファ米を、平成7年、8年度の2ヵ年計画で、大阪府からの指導のあった数を確保できる見込みであります。その他といたしまして、発電機、チェーンソー、テント等の購入と、自主防災組織を結成された町会に対して、年次計画を立て、防災資機材の一つである消火器を配付していく予定でございます。 また、広域災害想定応援の強化を含め、7年度に引き続き、広域的な防災演習として、災害応急対策活動は迅速かつ正確を目的とした3市合同災害演習を実施する予定であります。 以上でございます。よろしくお願いします。   〔市長 山西敏一君 登壇〕 ◎市長(山西敏一君) 日本共産党ご代表荒藤議員さんのご質問、133番にお答えをさせていただきます。 市民ホールにつきましての基本的な考え等々でございます。これは、ご案内のように、当初は複合庁舎を考えておりましたけれども、財源の都合上、市民会館の新しい建てかえにつきましては平成7年度中で打ち切りになる予定である、こんなことを聞きまして、市会の皆さんとご相談申し上げまして、当初は柔軟にそれに対応いたしまして、そしてよりよい策を考える、こういうことで、皆さんの創意と、さらに議会のご指導を賜りまして、文化ホールを先行しよう、こういうことで、文化ホールの特別委員会もご編成変えをいただきました。あわせまして、文化ホール構想委員会を市民の代表からもつくりまして、両委員会等々で十分ご審議を賜りまして、今日の市民文化ホールの着工、こういうふうに相なったわけであります。 なお、これも今ご案内のように、市民会館が現在ございますけれども、大変これは古い時代にできまして、新しい広くの市民に対しまして利用いただくのに大変不十分である、こういうことから、やはりテレビが発達し、いろいろな時代でございますが、生の芸術、文化を直接見聞する、これこそまさしく市民文化の向上につながると、こんなふうにかたく信じておるわけであります。 したがいまして、新しい会館につきましては、定員がご承知のように大変広がっております。また、ご案内のように、音響、当然照明もそうでございます。舞台装置等々も最新式のものを利用いたします。さらに、舞台も広うございまして、今まで入らなかった、例えばオーケストラ等々のスペースもそこへ入ってしまう、こういうことで、新しい市民会館は、まさに時代の要望を担っていけると、こんなふうに考えております。したがって、広く、多くの催しも可能となりまして、今までより以上に生の芸術、文化が市民に見聞をいただけるものと、こんなふうに考えております。 さらにもう一つは、柏原市民は、ご承知のように、昨日も申し上げましたように、多くの文化活動に従事をしていただきまして、文字どおり文化活動が進んでおるわけでございますが、私はいつも言っております、スポーツと同じでございまして、10回の練習よりも1回の出演、これは10回練習するよりも、もっと多く練習するよりも、みずから1回出演する方が、非常に芸術等々のみずからの素養が高まっていくと、こんなふうに信じておりまして、文字どおりでございまして、市民がみずから芸術、文化の活動をすべく、その場所といたしまして、大ホールも当然でございますが、今までなかった中ホール、舞台の設備、観覧席、そしてステージ等々も可能な限り立派にいたしまして、みずからもその出演の機会をこれからも多くしていこう、こんなふうに考えておるわけであります。 したがいまして、名称も、今までの市民会館を改めまして、文字どおり文化活動の中心の場として、市民文化ホール、こういうふうな形と名前を、仮称でございますがつけまして、これからも市民の芸術、文化の向上と、さらに交流にも役立てていただきたい、こんなふうに念願をいたしております。 終わります。   〔健康福祉部長 豊田陽夫君 登壇〕 ◎健康福祉部長(豊田陽夫君) 日本共産党代表荒藤議員の質問中、整理番号134番、135番、136番、137番、139番、140番、141番の7件について、ご答弁申し上げます。 まず、整理番号134番の柏原市障害者福祉計画に関するご質問でございます。ご質問の趣旨は、平成7年度で委託によって策定中の柏原市障害者福祉計画が間もなく完成してくると思うが、昨年政府が決定した障害者プラン、ノーマライゼーション7ヵ年戦略についてどのように考えているのか、また、このプランとの関係についてのご質問と思います。 柏原市障害者福祉計画は、他市に先駆けて6年度より策定を進めてまいりました。大阪府の指導を受けながら策定をしているところであります。障害をお持ちの方が、現在どのような日常生活をされているか、また、行政に何を望んでおられるか、そして障害をお持ちでない人たちが、障害をお持ちの方に対しどのような考え方をお持ちになっているか、障害をお持ちの方及び障害をお持ちでない二十以上の成人及び市内全中学生を対象に、アンケート調査を実施してまいったところでございます。 現在、このアンケート調査から得ましたニーズ、ご意見、ご要望を踏まえ、委託先の大阪教育大学において分析、策定を急がれておるところであります。年度中には完成品ができ上がってくると考えております。 そこで、お尋ねいただいております、昨年12月に決定した障害者プランでございますが、大阪府が国から説明を受けておりますのは、このプランは、国が平成5年度において既に策定している平成14年度を目標年度とする障害者に関する新長期計画を策定したものであります。しかし、この計画の中には、目標量が定められておりません。昨年12月18日に政府の障害者対策推進本部において、当面の障害者施策として緊急整備すべき目標量を具体化されたものであります。 そして、プランの骨格は、リハビリテーションとノーマライゼーションの理念を踏まえまして、国の新長期計画の最終年次に合わせ、平成8年から14年までの7ヵ年を重点施策実施計画年度とされ、また、年度ごとに目標量に合わせた予算措置を行うとされています。 このたびのこの国のプランは、市といたしましては、平成7年度中に市の計画が完成し、8年度以降には実施計画の策定に移ってまいりますので、今後は、国の目標量に沿った年次計画を策定することができ、財政的にも見通しの立った計画が進められることと考えておりますので、よろしくお願いいたします。 次に、整理番号135番、柏原寿光園で新規に開設され、市から委託される在宅サービス供給ステーションはどのように運営されるのかというご質問でございます。さきの伊山議員さんのご質問にもお答えいたしましたように、重複する点もあろうかと思いますけれども、ご了解いただきたいと思います。 大阪府が独自に基準を設けまして設置を指導しております在宅サービス供給ステーションは、柏原寿光園で4月から委託を行い、業務を開始していただくこととなっております。このステーションは、老人ホームヘルプサービス、老人短期入所--ショートステイ、重介護型であります老人デイサービスのA型の3業務、いわゆる老人の在宅福祉対策3本柱に加えまして、心身障害者デイサービスと、さらに在宅介護支援センターの2業務も加えた総合的な施設であります。 まず、老人ホームヘルプサービス事業につきましては、4月開設当初は常勤ヘルパー1名を置いていただくことになっておりますが、堅下地区を中心とした需要を見まして、年度内には、少なくとも最低あと1名程度は必要ではなかろうかと考えております。 次に、ショートステイは、従来から、特養ホームに付随した業務として2床をお願いしておりましたが、4床に拡大していただけるよう、きのうの話し合いでなったところでございます。したがいまして、2床が4床となるわけでございます。 続きまして、老人デイサービスA型でありますが、1日の利用定員はおおむね15名以上となっておりまして、さきに申し上げました障害者デイサービスは、18歳以上65歳未満の身体障害者及び知的障害者の方を対象に、1日の利用定員はおおむね5名以上、それぞれ行います。なお、これらのサービス専用の浴室は、3階に設けられることとなっております。 最後に、在宅介護支援センターでございますが、在宅で要介護の老人や障害者の方の介護者等の皆さんに、介護などに関する総合的な相談に応じ、そのニーズに対応した各種の保健福祉サービスを総合的に受けられるように、行政機関などとの連絡調整を行い、便宜を図ることを目的としております。行政機関などが執務を行っていない夜間や早朝の相談にも対応できるよう、24時間体制で機能することになっております。したがいまして、市とはファックスや電話等で連絡網を活用しながら、即日または翌日などの緊密な連絡体制を考えてまいりたい、このように考えております。 なお、各業務に携わる人員配置につきましては、政新会代表の伊山議員さんにお答えを申し上げたとおりでございますので、省略させていただきます。よろしくお願いいたします。 次に、136番でございます。医療費の問題でございますが、母子家庭医療、障害者医療の助成対象者につきましては、このたびの条例の一部改正によりまして、入院時の食事負担額を市の単独助成として実施するものであります。前回の市議会を初め、今まで何度もご質問されました老人医療助成対象者につきましての助成につきましては、今回も実施は困難と思います。 その理由といたしましては、平成6年10月1日施行の健康保険法等の主な改正がありました。その主な内容は、入院時の食事の一部標準負担額を導入することによりまして、付き添い看護・介護に係る保険外負担の解消や在宅医療の推進等、老人が主としてサービスを受けることになるからであります。また、財政負担が極めて高くなることからも、大阪府下の各市におきましても、助成の対象としていないのが現状であります。 以上、老人医療助成対象者につきましては、入院時の食事負担額の助成実施が困難であると考えておりますので、よろしくお願い申し上げます。 次に、137番でございます。乳幼児医療助成費につきまして。 乳幼児医療費助成事業につきましては、本市では平成5年7月から実施されていることは、既にご承知のとおりでございます。その内容につきましても、0歳から6歳までの就学前児童に対する入院医療費助成と0歳児の通院医療費助成であり、また所得制限もなく、保護者の負担の軽減をして実施している点もご存じのことと存じます。 ところで、平成7年9月の定例市議会でもご答弁申し上げましたように、平成6年度における0歳児の通院医療費1,732万2,757円と、府の所得制限額を超えた0歳から6歳までの入院医療費327万7,781円を合計しますと、2,060万538円という金額を市単独事業として助成していることになります。また、平成6年10月から助成しています入院時食事負担額につきましても、 所得制限を超えた分としましては、21万4,200円の助成金額が市単独事業となっております。 なお、乳幼児医療費の入院助成分につきましても、大阪府が2分の1、残りの2分の1が市の負担でありまして、以上合計いたしますと、市としては大きな財政負担となっております。 ご質問いただいております3歳児までの入院費助成につきましては、大阪府市長会を通じまして、国、府に対しまして要望してまいっているところでございます。従来から述べておりますように、医療費助成は、国、府、市町村が協力して実施されるべきものであると考えております。今後も引き続きまして大阪府市長会等を通じまして、国、府に対しまして、通院医療費も助成対象となるよう、また、現在の2分の1となっています入院医療費の補助率につきましても、他の医療費公費助成と同様の補助率になるよう強く要望してまいりたい、このように考えておりますので、よろしくお願い申し上げます。 次に、139番でございます。児童育成計画について、どのようなものをつくろうとしているのかとご質問でございます。 さきの浦野議員さん、伊山議員さんにもご答弁申し上げましたように、緊急保育対策等5ヵ年事業を中心とした事業の推進を図っております。その中で、反省すべき点、改善すべき点、工夫すべき点、施設を有効に利用する点等、いろいろな問題点が出てくると思います。それらにつきまして、いろいろ協議の中から、保育児童総数の問題、低年齢保育はこれでいいのか、また、時間延長はどれぐらいにしたらいいのか、一時的な保育体制はこれでいいのか、子育て支援事業についてはもっとやるべき問題があるんじゃないかとか、いろんな問題点が出てくると思います。それらを一つにまとめまして今後作成してまいりたいと、このように考えております。また、母子保健事業もその中に含まれてくると、このように考えておりますので、よろしくお願い申し上げます。 次に、140番、生活保護行政について。お尋ねされておりますのは、現在被保護世帯に発行されている医療券を、医療証に切りかえる意思はないかとのことだと思います。 この件につきましては、今までも委員会等におきまして何度かご答弁いたしておりますように、医療扶助の実施に際しましては、生活保護に関する法令、告示及び通知に基づくほか、医療扶助運営要綱によって事務処理を行っているところであります。また、同要領に医療扶助実施方式が定められております。 これによりますと、医療扶助による診察、薬剤、医学的処置、手術等の診療の給付は、医療券を発行して行うこととされております。したがって、個々の実施機関は、本市によらず、他市におきましても、この法規定によって医療扶助を行う場合は、この医療券の発行により事務処理をされているところであります。 なお、市において医療券を医療証に切りかえる意思はないかとのことでございますが、今も申し上げましたように、保護の扶助は、医療扶助に限らず、法規制であり、さらにまた、大阪府の定期的な厳しい指導、監査のもとに実施しており、不適切な事務処理を行った場合、改善命令が付されております。したがって、医療証の切りかえは、法規定が改定されない限り、市が単独で実施することはできないものと考えております。 なお、この件につきましては、大阪府に諸団体等から強い要望があり、大阪府におきましては、機会あるごとに国に働きかけているとのことでございます。しかし、国の回答は、医療証方式に切りかえることは、受診率が高くなること、多重診療になること、医療証の使途の乱用となること、医療扶助の要否判定が行えないなどを理由として、要望は取り入れられないとのことでございます。このようなことでございますので、十分ご理解いただきたいと思います。 次に、141番でございます。歯周疾患検診についてでございますが、人々のゆとりや豊かさを求める意識の高まりとともに、自身の健康への関心が深まり、積極的な健康づくり活動を実践する人々が増加してきております。高齢期を迎え、生涯にわたる健康づくりを進めていくためには、バランスのとれた栄養摂取ばかりでなく、運動や休養を日常の中で取り入れた生活習慣の確立が最も大事なことであります。 そこで、いつまでも自分の歯を保有し、食べる楽しみを享受し、豊かな人生を送るためには、壮年期から早い時期に検診を行い、適切な歯科個別指導を受けることが重要となっています。 まず、検診の内容につきましては、1つは、問診及び保健指導、2番目には、虫歯などの未処置歯の有無、3番目には、歯槽膿漏など歯周疾患検診・検査、4番目には、歯石の状態など、口腔衛生検査などについて実施してまいります。 また、この検診は、平成7年度の厚生省指導通知により、総合健診の項目として追加されたものであります。対象といたしましては、40歳、50歳、60歳のいずれかの年齢を迎えた人とされております。 なお、今後は、この検診の実施とともに、歯周疾患の予防はみずからが日常の努力によって可能であり、そのためにも、口腔内の清潔維持など、適切な保健指導を行うことにより、今後とも口腔衛生に対する意識の向上を図ってまいりたいと考えておりますので、よろしくお願い申し上げます。 以上、答弁を終わります。   〔市民部長 舟橋清光君 登壇〕 ◎市民部長(舟橋清光君) 日本共産党荒藤議員のご質問のうち、整理番号138、142の2点について、お答え申し上げます。 まず、整理番号138の同和問題のご質問でございますが、国の同対審答申が出されまして既にもう30年が経過し、地対財特法の有効期限がもうあと1年余り、こういう迫った今日においても、同和問題につきましては、解決されたと言えないというふうな状況にございます。その早急な解決は、国の責務であり、同時に国民的課題である、こういう基本的な認識に立ちまして、同和問題解決のための啓発活動を進めておるところでございます。 平成5年に総務庁が実施しました実態調査の大阪府の状況や、それから平成7年に大阪府が実施しました意識調査、これらによりますと、これまでの同対事業の成果が各分野で成果が見られると。しかしながら、現在でも、就職、結婚に際しての差別、それから悪質な差別落書き等が後を絶っておらないと、差別意識の解消が十分進んでいると言えないと、こういう状況にあると考えております。物的事業につきましても、法期限内に事業を完了することは困難な状況にあると、こういうことも言われておるわけでございます。 このような状況の中で、昨年の12月20日でございますが、地域改善対策協議会、これは、委員につきましては総理大臣が任命する国の協議会でございますが、この総括部会から、同和問題の早期解決に向けた方策の基本的な方向、こういうのが示されたわけでございます。これによりますと、基本的な認識として、同和問題に関する差別意識は着実に解消に向けて進んでいるものの、依然として存在し、人権侵害が生じている状況が見られる。このようなことから、同和問題について、人権問題という本質からその課題を整理し直した場合、なお存在している較差への対応とともに、とりわけ重要な課題として残るのは、依然として存在している差別意識の解消に向けた教育及び啓発並びに人権侵害への適切な対応であると、こういうふうな基本的な認識を示されておるわけでございます。 そして、基本的な姿勢といたしまして、従来の特別対策については、現行法の期限である平成9年3月末をもって終了することとし、なお残された課題については、その解決のため、一般対策に必要な工夫を加えつつ対応する、こういう基本姿勢が示されておるわけでございますが、しかし、残された課題解決のための方策、これが明確に示されてこそ、一般対策への円滑な移行が可能になると、こういうふうに考えておるわけでございます。 現在、この協議会の総括部会では、関係者の意見のいろいろ取りまとめについて、本年3月末に向けて最終的な意見が出されると、こういうふうに聞いておるわけでございます。こういったことから、本市におきましても、この最終的に出された意見を十分参考にしながら、今後、大阪府あるいは市長会などともいろいろ協議をしながら、差別のない、人権の尊重されるまちづくりに一層努力をしていく必要があるというふうに考えております。 以上の点から、今日の状況を見ました場合、従来の対策を漫然と継続するのではなく、啓発活動の取り組みについても、より一層重要な課題となってくると考えております。そういったことから、同和対策室の果たす役割については、今まで以上に重要であると、こういうふうに考えておりますので、よろしく了解を賜りたいと思います。 次に、整理番号142でございますが、ごみの減量と再資源化のための分別収集について、市の考え方ということでお尋ねをいただいております。 まず、ごみの減量につきましては、本市にかかわらず、自治体全体の重要な課題でございます。本市におきましても、従来より減量のための啓発活動に取り組んできたわけでございます。具体的には、環境フェア、フリーマーケットにおけるリサイクルの推進、あるいは生ごみの堆肥化、こういったためにコンポストの購入費の助成、あるいはEMの講習会、それからエコロジーライフクッキング、こういった講習会などを通じまして、耐久資材の長期使用、あるいは消費財についても余分なものを買わない、それから包装紙、レジ袋をもらわない、こういった減量意識を徹底していただくために、引き続き啓発を実施してまいりたいと考えております。 そして、もう一点の分別についてお尋ねをいただいておりますが、現在、本市の場合につきましては、ご承知のとおり、可燃ごみ、不燃粗大ごみ、資源ごみの3種分別で収集をしておるところでございます。 資源ごみにつきましては、中間処理施設でありますクリーンセンターにおきまして、スチール缶、アルミ缶、白色瓶、茶色瓶、その他の瓶の5種に選別をして、資源化をいたしておるわけでございます。それともう一点、不燃粗大ごみにつきましても、この中から鉄、アルミを選別をいたしまして、再資源化をしておるところでございます。 再資源化の効率を高めるためには、収集区分の細分化よりは、可燃ごみに缶、瓶等が混入しないような正しいごみの出し方、これについても、先ほどもご答弁申し上げましたけれども、啓発をしてまいりたいというふうに考えておりますので、今後ともよろしくお願い申し上げます。 以上、答弁を終わります。   〔建設産業部長 家村 勲君 登壇〕 ◎建設産業部長(家村勲君) 日本共産党荒藤議員のご質問のうち、整理番号143番、149番の2点につきまして、私の方からご答弁を申し上げたいと存じます。 原川歩道整備についてでございます。 ご質問いただいております原川歩道整備についてでございますが、近鉄本線の大阪教育大前駅から河内国分駅までの間、約1,800メートルを、原川沿道環境整備事業として、平成3年度より施行を行っております。五十村橋を境にいたしまして上流側を一般歩道とし、下流側をコミュニティ道路として計画をいたしまして進めておるところであります。 現在、一般歩道につきましては、平成7年度末で、全延長1,160メートルのうち、約930メートルの歩道整備が完成する予定でございます。平成8年度は、五十村橋から上流、末吉橋から延長大体70メートル程度、幅員で2.0から2.5メートルをやろうと、こういうことで予定をいたしております。 また、コミュニティ道路につきましては、平成6年度より国庫補助金を受けまして、平成7年の末で、全延長約640メートルのうち、約340メートルが完成をする予定でございます。平成8年度につきましては、新玉手橋から上流、延長で190メーター、幅員にしまして2.5から3.0メーター、れんが舗装を考えております。そういう取り組みで8年度はやる予定をいたしております。 また、担当します土木課の方では、原川の桜の景観につきまして、できるだけ保存なり、あるいは残していく、こういうことを基本にして事業を進めておりまして、工事にどうしても支障になるという木もございますんですが、これらにつきましても、移植の方向で何とか考えられないかと、そんなことで、平成7年度におきましては、支障になりました桜のうち17本、一般歩道の方の事業では13本、コミュニティー道路の事業の方では4本、合計17本を、高井田にあります区画整理事業のちょうど一番上の方に高井田第1公園というのがあるんですけれども、そこへ移植をいたしまして、現在向こうの方に移しかえて、原川にありました桜をそういう形でも残していこうと、そんなことで進めております。 平成8年度以降につきましても、地元の役員さんや、また沿道の皆さん方と十分に話し合いをいたしまして、桜につきましては移植も考え合わせながら進めてまいりたいと、こういうふうに思っておりますので、よろしくお願いを申し上げたいと思います。 次に、149番でございます。自転車駐車場の使用料につきまして、児童生徒などへの使用料の免除についての実施の考えについてご質問でございます。 自転車駐車場の児童生徒への使用料の免除については、以前からご質問いただいておるところでございますが、現在の条例では、一応身体障害者用の車いすについては、条例で免除規定を設けております。ただし、ご承知のとおり、自転車の条例ができました基本的な目的といいますか、それにつきましては、自転車の適正利用推進を図る、そんなことを目的といたしまして、平成5年10月1日に施行をされたものであります。そんなことから、現時点では、児童生徒への免除はいたしておりません。 ご承知のとおり、自転車駐車場につきましては、JRの駅あるいは近鉄各駅前で確保することが必要でございます。そんなことで、特に駅前の自転車駐車場をしますには、なかなか用地の確保が難しゅうございまして、したがいまして、限られた用地の中で、おのずと収容台数に限度が生じてまいります。現在は児童生徒などの使用料を免除いたしておりませんが、これを免除いたしますとなりますと、恐らく大きく利用がふえまして、適正利用の推進という本来の目的が阻害されるんではないかと、そういう懸念もあるわけでございます。 また、駐車場に入り切れない自転車が駅前に放置される可能性もございますし、歩行者の通行機能が確保されない、あるいは、災害時などの非常時における防災活動も難しい、こんなことを考えますと、現状では使用料の免除は難しいんではないか、こんなふうに考えておりますので、ひとつよろしくお願い申し上げたいと思います。   〔教育長 庖刀和秀君 登壇〕 ◎教育長(庖刀和秀君) 日本共産党の荒藤議員のご質問のうち、整理番号146、147について、お答え申し上げます。 まず、奨学基金の内容についてでございます。 柏原市における奨学金制度は、柏原市奨学基金条例により運用されておりまして、奨学金は、奨学基金の運用から生ずる収益と貸付返還金をもって、これに充てております。 奨学基金は、奨学金制度の趣旨にご賛同いただきました方々及び企業からの寄附をもとに、金融機関への預金、その他最も確実かつ有利な方法により保管・運用されておりまして、平成6年度末現在、4,845万741円となっております。平成8年度は、歳入予算として、奨学基金利息24万7,000円、それから貸付返還金196万円、合計220万7,000円を計上いたしております。 このことから、平成8年度の奨学金貸し付けにつきましては、高校2年生10名におのおの5万円、高校3年生10名に同じくおのおの5万円、そして新規貸し付けといたしまして、高校1年生8名に対しましておのおの15万円、合計220万円を予定いたしております。 そして、次いでお尋ねでございますが、奨学金を現行の貸し付けから給付にすることはできないだろうかということでございます。そのことにつきましては、現在の奨学基金の運用実績から考えてまいりますと、給付制度に切りかえました場合、基金はたちまちにして底をつくのではないかと考えております。そういうことで、一般財源への移行になってしまうわけでございますが、そうなりますと、この柏原市の奨学基金制度として寄附をいただいた方々に対しまして、問題と申しますか、申しわけないような状態になりまして、制度上の矛盾が生じてまいります。 いずれにいたしましても、現在の貸し付けから給付に切りかえる、そして給付ということになってまいりますと、結局は一般財源ということでもって結果的にはすべて賄っていかなければならない、こういうことでございまして、現在このようなことは考えておりません。ご了解いただきたいと思います。 それから、整理番号147番でございます。生涯学習総合推進計画についての基本的な考え方ということでございますが、このことにつきましては、既に他会派のお2方のご質問がございまして、お答えいたしましたとおりでございます。 柏原市といたしましては、生涯学習を進めるために、今日まで一生懸命努力してまいったところでございます。そして、このたび、施設面でも新しく最新式の機能を持った仮称市民文化ホールが、やがて着工に入ろうといたしておるわけでございます。先ほど市長からお答えがございましたけれども、これも、柏原市における芸術、文化の大きな拠点になるのではないかと考えております。 つきましては、これを機会にいたしまして、柏原市といたしましては、今日の生涯学習の歩みを反省、検討いたしまして、市民のニーズに基づき、柏原市にふさわしい生涯学習のあり方について構想し、体系化に取り組み、生涯学習の推進体制の整備を図りたいと思うわけでございます。そして、生涯学習の一層の充実、前進を期してまいりたいと考えております。そういうことでございまして、よろしくご理解のほどをお願いいたしたいと思います。 以上でございます。   〔教育次長 青木斉治君 登壇〕 ◎教育次長(青木斉治君) 日本共産党代表荒藤議員の質問のうち、148番についてご答弁申し上げます。 女性センターの利用状況と今後の運営についてご質問でございます。 女性センターは、ご承知のように、女性の地位向上と社会参加参画を促進し、支援するための拠点施設として、昨年11月24日にオープンいたしました。その後の利用状況については、さきのご質問にもご答弁しましたとおり、個人またはグループでは、フリースペースの情報コーナーや女性サロンなどで多くの方々にも利用していただいております。また、会議室の利用につきましては、センターの登録団体を初め、各分野の団体にも多く利用していただき、オープンいたしまして約3ヵ月余りではございますが、1日平均1.7件、また人数にいたしまして約30名強の方々に利用していただいておるところでございます。今後、一人でも多くの方々に利用していただけるよう、PRに努めてまいりたいと考えております。 次に、今後の運営につきましては、女性プランに合わせた種々の講演会、あるいは研修会の開催を初め、女性大学、市民公開講座などを女性センターを中心として開催し、活用していきたいと考えております。また、先ほど申し上げましたように、開館後まだ3ヵ月と短い期間でありますので、この女性センターについての利用者などがどのように受けとめていただいておるか、これらの声を聞くために、例えばアンケートなどの用紙を女性サロンなどに置きまして、利用者の声を聞く機会も設けていきたいと考えております。 いずれにいたしましても、女性センターのあり方については、女性問題推進会議などのご意見もお聞きし、望ましい運営に努めてまいりたいと考えておりますので、どうぞよろしくお願い申し上げます。 以上でございます。   〔企画財務部長 久世信宏君 登壇〕 ◎企画財務部長(久世信宏君) 日本共産党代表の荒藤議員のご質問のうち、整理番号150番、151番についてお答え申し上げます。 整理番号150番、大阪府行政改革大綱の市への影響についてでございますが、本市の場合、保育所関係で一部影響がございます。保育所運営費補助金の中の保育所特別対策費の一部が見直しされる予定でございます。これは、公立保育所で定員90人以上、措置児が75人に満たない保育所に補助金が交付されないこととなります。柏原市の場合は、6保育所のうち3保育所がその対象となるものと思われます。次に、育児休業対策特別保育事業費でございますが、これは、制度そのものが廃止されます。 以上2点が、行革大綱により市に影響を及ぼすと見られる府補助金でございます。 整理番号151番でございます。地方債の借りかえについてのご質問でございます。 起債の借りかえ、すなわち借換債は、既に発行した地方債の償還費に充てるための起債でありますが、現行の財政金融制度のもとでは、国におきまして地方公共団体と民間などの資金需要との調整が図られ、地方債計画に基づき許可枠が定められており、政府資金につきましては、原則として、市の都合だけで任意に借りかえることができないものとなっております。全国で一斉に借りかえが生じますと、国全体の資金計画が機能しなくなるとの事情もございます。 しかし、公営企業金融公庫資金につきましては、特定の政策的目的のために、例えば、下水道高資本費対策分として、許可条件が別に定められて借りかえのできるケースもございます。また、民間資金、いわゆる銀行等縁故資金につきましては、引き受け金融機関との協議が調えば、借りかえも可能となりますが、しかし反対に、現在の低金利融資分が将来金利上昇した場合には、果たして市がこれに応じるのかという逆の問題も生じてまいります。こういったことから、当初における双方の融資条件が長期の固定金利が条件となっており、借り入れ期間中の借りかえというのは、実際には難しいということになっておりますので、よろしくご理解賜りますようお願い申し上げます。 以上です。   〔水道局理事 山田 正君 登壇〕 ◎水道局理事(山田正君) 日本共産党代表の荒藤議員さんのご質問のうち、整理番号152番について、ご答弁申し上げます。 平成8年度柏原市水道事業会計予算、収益的収入及び支出の支出で、事業費 営業費用 目原水及び浄水費の節委託料に計上いたしております自己水源調査委託料は、どのような調査を行うのかというご質問でございます。 本市水道局におきましては、平素より自己水の恒久的な確保に最大の努力を傾注し、井戸の涵養に努めているところで、近年においても、天候に左右されることはあるものの、比較的望ましい取水状態を続けているところであります。今後も引き続き同様の取水状態を続け得られるかどうか、より以上取水可能かどうか、そのためにどのような対策を講じれば有効であるかなどを調査するために、本予算を計上させていただいた次第でございます。 今回は、具体的には、主として本市玉手浄水場内にある各井戸の部分、4本あるんでございますが、その部分と、西名阪高速道路の南側の資材置き場の中にある井戸の部分の2ヵ所について、電気探査、すなわち比抵抗法重直探査、比抵抗法水平探査、等電位法などがございますんですが、これによりまして地下水源の所在を調査する予定をいたしております。よろしくご理解くださいますようお願い申し上げます。 ○議長(裏野繁夫君) 以上で一通りの答弁は終わりました。荒藤さん、再質疑ありませんか。 ◆4番(荒藤光子君) それでは、2回目の質問に入ります。 まず、131番です。とかく、80年中ごろから進められてきました地方行革のもとで、業務の見直しとか切り捨て、下請民営化が強行されてきたわけですけれども、できるだけ切り詰めた常勤者である正規職員の周りに、低賃金の定員外職員とか民間企業から派遣された職員など、そういう安上がり行政をということで、国全体では進んできたわけです。 財源を住民のために使うというんではなくて、大企業本位の開発とか政策に全国的には使われてきたわけですが、その点では、自治体労働者というのは、普通の一般民間の労働者とは違うというのは、もうよくご存じのところだと思うわけですけれども、公務員としての身分は、法律できっちり保障をされているわけです。地方公務員法第27条でも、すべての職員の身分というか、公正でなければならないということで、法できっちり守られている特殊な、民間の労働者とは違うと。やっぱり住民と直接かかわる仕事をしている、そういう大切な仕事をしていただいているということで、法でも保障されているという、そういう労働者なわけです。 そういう中で、定数条例が今回改定されているわけですけれども、市長さんにお伺いをしたいんですが、市が住民ニーズに沿った行政、住民サービス、必要な行政サービスを進めていく上で、行政として必要な職員は確保してふやしていくということが大事だと思うわけですけれども、その点では、リストラの名のもとに、安い定員外職員を、職員をふやさずに定数外職員をふやしていくと、そういうことはないのでしょうか、その点をちょっとお伺いします。 ◎市長(山西敏一君) これまでからも、柏原市の場合には、定員は比較的少のうございます。これは、やはり管理部門の中で、自分たちの内部でできるだけ調整してまいりました。したがって、福祉とか教育とかいうことにつきましては、これは年々とまでは申しませんが、増員をしてきております。したがって、市民に直接つながるものにつきましては、そういうふうに充実をしていこうと、こんなふうにやってきました。 なおまた、パート等々につきましても、費用の関係が、負担が軽いからそちらに切りかえると、こんなようなことは考えておりません。やはりできるだけ充実をしていこうと、こういう基本姿勢には変わりないつもりでおります。 ◆4番(荒藤光子君) ぜひ住民サービスを向上させるという点で、この職員定数の問題も、今後そういう方向で取り組んでいっていただきたいと思います。 次に、132番に入ります。先ほど答弁をいただきまして、今回、消防とか消火に出動してけがをされた人の補償という条項が入っています。その点では、国の災害対策基本法が決められるときに、我が党は国会でも賛成をしております。ただ、国の災害対策基本法そのものは、去年の阪神大震災の後、多くの国民の声として、震災のときの即対応できる体制を何とかしてほしいと、消防・消火体制の強化を強く求められて、今回法改正になったわけです。 そういう点では、今後法に沿って、先ほども説明していただきましたけれども、情報伝達体制の整備とか、いろいろずっと体制の整備が進められていくことだとは思うんですけれども、その点で、地方自治体の相互応援協定の締結を進めていくとか、そういうことも明記をされておりますし、消防の広域的な応援体制づくりということも、今後きっちり進められていくと思うわけです。そういう点では、法に沿って今後取り組んでいっていただくことだと思うわけですが、ただ、消防の広域応援を盛り込みながら、もともと消防や災害救助の専門部隊ではない自衛隊を即対応体制の中心柱と位置づけた点では、大きな問題が残るという点だけ指摘をしておきまして、条例改正については終わります。 次に、133番、仮称市民文化ホールについてです。先ほども答弁を市長からもいただきまして、それで、入札も実際終わりまして、工事金額も、伺っておりますと、当初お聞きしていた総額予算より少な目のものとなっているわけです。入札の結果、経費節減になったということは、一般的にはそういうふうに言えるかもしれないわけですけれども、このような施設の場合は、これから一定期間、ずっと長い間、市民の皆さんが使っていく施設ですね。ですから、入札の金額が少なくなったその結果、施設自身の水準が落ちたりとか、すぐに欠陥が出てくるようなことになりはしないかと、そういう懸念をするわけですが、その点どうなのか、お答え願いたいんですが。 ◎市長(山西敏一君) これも、市民文化ホール委員会でご指摘を賜りまして、やはり大手、日本の国内でも大手を選ぶ、そして設計はもう大手を選ぶと、こういうことでありまして、それが、その入札しようと思っております意欲のある会社が積算したわけでありますから、十分自信を持って、その大手のメンツにかけてもしてもらいますし、また、概略設計から本設計、そして監督も、これまた大手業者の設計を選んでおりますし、心配はないと、こんなふうに感じております。 ◆4番(荒藤光子君) ぜひそういう懸念、心配されないように、引き続きお願いしておきます。 それと、我が党は、いわゆる箱物と言われるような施設を建設するには、やはり市民のニーズに沿って、また市民に一番役立つものから優先順位をつけていくべきだということで、今までもずっと主張してきましたし、一連の庁舎建設の関連事業でいいますと、一番最初の課題ということで位置づけて、お願いをしてきたところです。その点では、本庁舎建設が財政事情で仮におくれたとしても、それは理解できるわけです。また、庁舎関係の建物が豪華けんらんたるものが建てられるということには反対なわけです。 しかし、この文化ホール建設のできいかんによりまして、先ほど市長も答えていただきましたように、柏原における文化・芸術活動の飛躍的発展に大きく影響を与えるような、そういう建物になるだろうと。そういう影響を与えないといけないという決意で、今後委員会等もありますし、引き続き取り組んでいただきたいということで、要望をしておきます。 次に、134番に入ります。先ほど、柏原の障害者福祉計画の経過と、それと国の障害者プランについての一定の見解も述べていただいたわけです。その点で、国のプランの実施の受け皿として、市町村での障害者計画の策定推進が国でも強調されているわけですけれども、新たな財源対策は何ら盛り込まれていないわけです、障害者プランの方は。 先ほど、財政の見通しはついたということでご答弁いただいたわけですが、プランの中には、はっきりと財源対策は盛り込まれていないという点では、これでは計画の実現は困難だということで、実際には全国の多くの自治体が悲鳴を上げているという状況で、新ゴールドプランの二の舞いになりかねない。国はやれやれ言うけど、財源保障はしてくれないという点では、大変な問題もはらんでいるのではないかというふうに思います。 それと、この国の障害者プランそのものは、障害者の長期計画に、実際先ほども言っていただいた数値目標を明記したという点では、長い間障害者の団体なんかが運動してこられて、その反映ということだと思うんです。随分遅きに失したということが言われております。ただ、内容的には不十分なものだということで、障害者団体から、具体性に乏しい、極めて不十分だということで、るる具体的な中身で、国の障害者プランに対する批判の声は上がっているわけです。 それは国のプランですから、そのとおりに柏原市がするわけではありませんから、今後策定をされていくという点では、やはり国のいいところを取り寄せて、こういうことは取り寄せるべきではないという、市独自にやっぱり柏原市の障害者の計画、プランという点では、市の独自性をぜひ発揮していただいて、充実した中身の障害者福祉計画を策定していっていただきたいということで、これも要望をしておきます。 それと、135番の分です。先ほど説明をしていただきました。A型重介護デイサービスの方は、特別養護老人ホームの寿光園さんのところに実際建てる建物で、デイサービスをやっていくのですか。 ◎健康福祉部長(豊田陽夫君) お答え申し上げます。 特別養護老人ホームと別個の建物として、新しく今度5階建ての、実質的には4階建てでございますが、その中に重介護型のデイサービスセンターが設けられると、こうなっております。 ◆4番(荒藤光子君) A型のデイサービスは、その新しいところで実施されていくということで、次に、在宅介護支援センター事業委託料についてですが、お聞きしたいんですが、柏原市の職員さんをセンターに常駐をするのではないのでしょうか。 ◎健康福祉部長(豊田陽夫君) ホームヘルパーのことだと思います、荒藤議員さんのご質問は。ホームヘルパーにつきましては……(荒藤議員「支援センター」と呼ぶ)支援センターの方へは、柏原市の職員は派遣いたしません。支援センターの方は、寿光園そのもの独自で採用していただくと、こういうことになっております。 ◆4番(荒藤光子君) この事業がやられるという点では、当然、市の職員が常勤するのではないかというふうに思っていたわけですが、実際はそうではないというわけですね。 柏原の老人保健福祉計画では、在宅支援センターを5ヵ所につくるという計画をつくってますね。実際、5ヵ所になったらですよ、柏原の東と西と、国分2ヵ所と山の上というぐらいで5ヵ所を今後考えて、計画ではやっていこうということになっているわけですけれども、柏原市にできる最初の介護支援センター、それが直営ではなくて民間に委託してしまうということは、今後に重大な問題を残すというふうに思います。その点では、ちょっとここでは余り議論する時間もないので、そういう重大な問題を今後残すということだけ、指摘しておきます。 次に、ヘルパー派遣事業委託料に関してです。これに関して、今度はヘルパーさんの分です、なぜ市のヘルパーさん、いわゆる今社会福祉協議会の常勤のヘルパーさんをふやして、そこに待機をさせないのかをお聞きします。 ◎健康福祉部長(豊田陽夫君) ヘルパーさんにつきましては、先ほどもご答弁申し上げましたように、1名を寿光園の方で採用していただくと、こういうことにしております。 で、市から派遣をしないのかということでございますが、市からは派遣いたしません。さらに需要を見ながら、寿光園の方で逐次ふやしていただくと。将来考えておりますのは、私の方の登録ヘルパーさんをその下へ張りつけまして、いわゆるスポット方式になるのか、そういう方法で、いわゆるチーム方式を取り入れまして、そういう形で運営していきたいなと、このように考えております。 ◆4番(荒藤光子君) 私は、心配するのは、実際、市のヘルパーさんが今おられますね、それと今度施設が雇った常勤1名とその後どうなっていくのか、施設が雇っていくわけですけれども、その連携ですね。今でも市が社協へお願いしているわけですね。その中でのヘルパーのローテーションとか勤務とか、いろんな点で、かなりローテーションで大変だと思うんです。その点では、今度またプラス施設でヘルパーさん。だから、そういう点では、市が直接イニシアチブをとって、そういうヘルパー事業をやっていくという点では、これもかなり今後進めていく上で重大な、やっぱりこれ以上進まないという問題がかなり起こってくるんではないかと。 市民の側から見たら、特養さんへ相談に行くにしろ、どこにしろ、結局市がやってるヘルパーさんやと思ってますから、だからそういう点では、やっぱりかなりの民間にお願いするという、こういう福祉部門を民間にお願いするということで、特にヘルパーさんの問題とかは、今後24時間体制を目指すということも考えていく場合には、きめ細かい高齢者対策は、このようなスタートを切るのでは到底進んでいかない、もうかなり難しい状況が出てくるんではないかというふうに思います。それを物すごく今の時点で、今回こういうスタートする時点で危惧をします。 そういう点では、本来24時間のホームヘルパー、その事業を本当にやっていこうという、そういうことが計画の中に明確に目標値に据えられていないということから来る重大な問題だとは思うわけですけれども、そういう点で、今回初めてスタートするこの新しい事業についても、即最初から民間にお願いするという点では、もうかなり問題を残すということだけを指摘して、あとは、住民の方がいろいろこういう相談に来たときに、総合相談窓口というのをぜひきっちり設けていただいて、住民があっちこっちうろうろせんでもええようにということで、ぜひ要望をしておきまして、この程度にきょうはとどめておきます。 136番の入院給食のお年寄りへの助成についてです。実際、老人の入院給食、他府県では、長野県とか愛知県では、お年寄りの入院給食費も助成を実施をしているわけです。その点では、市で実施をするということとあわせて、引き続き国、そして大阪府へも働きかけをしていただきたいということを要望しておきます。 137番、乳幼児医療費の無料化の1歳から3歳児までのということでお願いをしているわけですが、大阪府下の実施状況ですね、1歳未満はいいですので、2歳未満、何市何町が実施をしているのか、3歳未満、何市何町なのか、予定も含めてお答え願います。 ◎健康福祉部長(豊田陽夫君) 3歳未満で実施されているのは、4市ございます。そのうち、大阪市は本年から実施、このように承っております。2歳児未満につきましては、現在11市でございます。 ◆4番(荒藤光子君) 11市と、町では8町あると思うんですが、間違いなければ、それで……。 この点は、私どももずっと言ってきましたし、実際、府下でもどんどん実施する市が半数以上になってきていると。2歳未満と3歳未満もどんどん実施をしてきてます。そういう点では、特に全国では、岐阜県の笠松町なんかでは、94年10月からは小学校へ入る前の6歳児を実施をしてまして、ことしからは12歳の小学校卒業するまでを無料にということでしてます。それと、岐阜県の柳津町なんかでは、これまで2歳児まで無料だったのが、一挙に新年度から中学校3年まで医療費無料化ということで、全国にはそういういろんな市や町があるわけです。 大阪府下でも、やっぱり半数以上がどんどん0歳児からいろいろ進めてますので、柏原市でも、3歳児までの無料化の実現を強く要求するとともに、あわせて、大阪府にも通院費を制度化してほしいということと、入院費の助成の補助率、先ほども要求しているとおっしゃってましたけれども、引き続き補助率のアップと、それで国が乳幼児医療費無料化の制度化をするよう、強く働きかけていただきたいということを要望しておきます。 138番では、同和対策事業については、具体的に納得のいくお答えは全然返ってきませんでした。私も以前、総務庁に直接行きまして、次官とお話ししても、やはり国の総務庁の方は、もう同和対策事業は97年3月で終わりですと、もうそれ以後はないんですと、はっきり明言をされておりました。ただ、大阪府が、ちょっと全国と違う困ったことをしてるんですということで、そのときもおっしゃっていました。その点では、やっぱり国の法できっちり決まっていく、もう同和事業はないんだということが決まっていく点を、担当もはっきり認識をしていただきたい。 それと、地域改善対策特別事業を国が財政的に保障するということで、地域改善対策事業にかかわる国の法律がずっと期限切れになるわけですけれども、いわゆるこの残事業というのは、物的事業の遂行も、法的には、先ほども言いましたように97年で終わりだということです。ただ、こうした特定事業も、対象地域を持たない柏原市には関係ないわけです。柏原市における同和対策というのは、法的根拠は全くないということで考えられるわけです、この点でいくと。現地域改善財特法以前の旧特別措置法との関連からしましても、本来の属地主義に基づいて進められるべきが基本であって、柏原における同和対策は、法との関係でも、一貫して行政の主体的な立場からすれば全く必要のないことは、この点でも明らかなわけです。 こうした観点からも、柏原における同和対策費は、市民の納得のできない支出でありますので、反対です。 次に、139番、柏原市児童育成計画についてです。国のエンゼルプランについては、いろいろ問題がある。エンゼルプランは、保育措置制度の見直し等が盛り込まれて、保育システムの多様化とか弾力化ということで、そういう案が出ているわけです。もし、政府の思惑どおりに措置制度の見直しが今後進行していくとなると、エンゼルプランは、措置制度の見直しの後には、保育所の直接入所とか利用契約方式を準備するということになって、大変な問題になってきます。そのことだけ、指摘をしておきます。 次に、140番の生活保護の医療券については、実際、修学旅行などで、保険証の写しが要るのに、それがないから修学旅行をあきらめたとか、急病のときに、駆け込んだ医療機関で医療費を一たん支払うことが原則になってますね、持ってないときは。だから、そんなときは福祉事務所に電話したらいいわけですけれども、休日などでは電話してもおられないということもあって、なかなか病院に行きづらくて、病状が悪くなってから受診をするということも実際出ています。 その点では、時間もないので、医療券方式から、ぜひ医療証--保険証方式ですね。先ほどちょっと厚生省の言っていることを聞いてますと、何か保険証方式だったら不正使用があるからあかんみたいな、そういう見解というのはけしからんわけです。そういう点では、全国市長会からも、国、厚生省へ、医療証へということで要請の文書も出ているはずです。その点では、やっぱり国が、大阪府がと言わんと、柏原市独自でもぜひ考えていただきたいということで、要望しておきます。 141番では、歯周疾患は、ぜひさらなる充実をお願いして、岐阜県大垣市では、20歳以上の全市民を対象に歯科検診を始めました。そういう点では、これからだと思いますので、さらなる充実を要望しておきます。 142番のごみ問題ですが、ごみ問題は、私ども議員団は、今まで何回もいろいろ提案もしてきました。まぜればごみ、分ければ資源ということで言われてますように、ごみの多くは、本来資源として役立てるというのは、もう一致するところだと思うわけです。 その点で、いろいろ提案してきた中で、一つ、分別を今の3分別から細かくすることによって資源化が進むという例では、よその市では、群馬県の玉村町というところでは、徹底的な分別回収に取り組んで、不燃ごみを実に8割も減らしたりとか、町が小さいからだけじゃなくて、仙台とか西宮など、大きな都市でもそういう成果もあったという点では、今まで提案してきた一つとしては、3分別を、特に資源ごみの部分を細かく分けてはどうかと。 今、他市から引っ越ししてきて、せっかく生き瓶も缶も分けて出したのに、パッカー車でガガガガガッと、あの音を聞いた途端にぞっとするという、私らいつも思うんですけどね。だから、生き瓶は生き瓶で収集してほしいというのは、もう多くの市民の願いなんです。その点では、土岐市とか、いろんなところへ視察に行きましても、地域ごとにステーションを置いて、各市の職員が前日ケースを置いていって、市民の方がアルミ缶、スチール缶、瓶でも茶色の瓶、白い瓶、透明な瓶ということで置いて、明くる日に市が収集していくということで、住民もその後きれいにするいうことに協力もしているということです。 ここで問題は、今の民間の業者さんにお願いするというのは、かなり無理があるだろうということで思ってます。その点では、今、市は15%直営でやっておられますね、ごみ収集。その部分を民間にお願いして、市の直営部分を資源ごみ収集に思い切って切りかえて、資源ごみの分別収集体制を抜本的に変えていくという、そういう方向で、今まで委員会とか、いろんなところで言ってきましたけれども、ぜひその点はどうでしょうか、考えを。 ◎市民部長(舟橋清光君) 自席からお答え申し上げます。 現在、本市の収集につきましては、戸別に、要するに一軒一軒回って収集をさせていただいております。それともう一つは、さらにこれを分別を進めますと、どうしてもステーション方式でないと、これは現実の問題としては無理だというふうに考えておるわけです。そうしますと、現在、戸別に一軒一軒玄関の前まで収集に行っておりますけれども、ステーション方式になると、やはり少し離れたところまで持っていっていただかないかん、こういうことが一つ問題点としてございます。そういったことで、市民に労力をかけると、こういうことでございます。 それと、2点目の、現在の収集のやり方を変えろと、こういうことでございますが、これにつきましても、現在までの経過等ございまして、直ちに資源ごみだけを直営でやるということにつきましては、問題がございます。 そういったことで、将来、いろんなリサイクル法の問題もございますし、現在、私どもの方で組合と3市寄りまして、毎月1遍、担当の係長、あるいは課長も出まして、そういった問題についてどのようにやっていったらいいんかということでいろいろと協議をしておりますので、その問題につきましても、もう少し時間をかけて、我々としても勉強もし、検討をしていきたいというふうに考えておりますので、よろしくお願いします。 ◆4番(荒藤光子君) 吹田なんかは、5分別収集にして、面倒だけどごみが減ったということで、もちろん向こうは直営でやっておられるわけです。そういう意味では、やっぱりごみの再資源化ということでは、生産に必要な電力とか石油のエネルギー、鉱石とか原木からつくるよりも随分少なくて済むというのは、もうわかっていることだと思います。そういう点では、ステーション方式をぜひ検討をしていただきたい。民間委託では限界があります、資源ごみに関しては。ぜひ直営部分で検討をしていただくということでお願いをしておきます。 原川に関しては、ぜひ今後も引き続き、古木をできるだけ残して、景観を生かしたグレードの高い、安全に通行できる歩道整備を、引き続きお願いをしておきます。 145番、防災費に関してです。ことし調査した中身、調査結果は、いつごろ発表されて、直近の委員会で報告をされるのか、お伺いします。 ◎総務部長(大木恭司君) 現在まで調査いたしております件につきましては、3月末に結果が出てくるものでございまして、その結果が出た時点で、また関係者ともご相談申し上げてまいりたいと、かように存じております。 ◆4番(荒藤光子君) ぜひ速やかに委員会等へ報告をお願いしておきます。 それと、去年は耐震性貯水槽3基を設置したわけですが、ことしはないわけですけれども、補正を組んででも、今年度もぜひ引き続き設置をする努力をしていただいて、震災の教訓を引き続き生かしていただきたいということで、要望しておきます。 それと、146番奨学金制度については、余り時間がないですので、先ほどいろいろ難しいということで言われておりましたが、実際、給付制度は、府下で何市でやっておられますか、何市何町で。 ◎教育長(庖刀和秀君) お答えいたします。 給付を行っている市は15市、それから町では2町でございます。 ◆4番(荒藤光子君) 実際、貸し付けじゃなくて給付制度、高校生の分ね、15市と2町が実施をしているということで、例えば八尾でも、果実--利子と返還金でやってて、それで利子が減って足らん分は、一般会計から補っているという制度をとっているそうです。そういう先ほど教育長も心配をされていた分も、ぜひ市長さんなんかと相談していただいて、今後給付制度ということの制度改正をお願いをしておきます。 さて、147番についてです。生涯学習センター、いろいろさっき教育長さんもおっしゃっていただいて、一生懸命やって、場所が実際ないわけです。今、講座なんかどんどん開催しているけれども、今でも満員、いっぱいで場所がないわけですが、そういう多様な要求を受け入れる意味では、よその市では、市民文化ホールみたいな大きなグレードの高いものを中心につくって、あと、離れたところに生涯学習センターということをつくっておられます。そういう点では、市民文化ホールとはまた全然意味合いが違いますからね、生涯学習というのと。あと、やっぱり大きいホールと、また地域ごとにあるセンターというのがどうしても求められています。この点では、文化ホールの建設の後には、ぜひ各地域にそういう拠点をつくっていただきたいということを要望だけして、終わります。 女性センターのことに関しては、ずっときのうからも出ていますので、引き続き今後もセンターの充実を目指し、民主的運営もしていただいて、この機会にぜひ女性施策推進課か何か、今は係ですね、そういう課の設置をしていただきたいということで、要望しておきます。 それと、149番は、先ほど、現在は幼児、小学生は免除しておりませんという答弁でしたけれども、せめて小学生、高校生など収入のない人に、学割の制度というぐらいはできないのでしょうか。 ◎建設産業部長(家村勲君) 基本的には、条例の目的自身が、限りあるスペースしかない状況の中でございますので、学割にしましても、大変難しいんではないかと思います。また、例えば民間の駐輪場を経営しておられる方から、市の方の使用料が非常に安いんで、上げろというてやかましく実は電話なり、説明会なんかに行ったときに言われるケースもございますし、また、現在の使用料の状況を言いますと、維持費と建設費を入れますと相当赤字にもなりますし、いろいろ考えますと、今のところはちょっとやっぱり難しいんと違うかいなと、こんな感じでございます。 ◆4番(荒藤光子君) よそでは、せめて収入のない幼児、小学生、高校生ぐらいは、割引料金でやってます。そういう点では、柏原市もぜひこの制度を実現をさせていただきたいということで、要望だけにきょうはとどめておきます。 あと、地方債の借りかえですが、先ほどるる述べていただきました。実際、市が政府、大蔵省から借りているお金の率というのは、今、この間お聞きしますと7%とか7.5%とか、比較的高い率で大蔵省などから借りていますね。大蔵省は、実際は公定歩合をどんどん下げて、平成2年9月には6%の公定歩合だったのが、7年の9月には0.5%ということで下げています。実際、市が持っているお金の預金もどんどん減っているわけですけれども、大蔵省は、余りにもひどいと思うわけです。市が預けるお金は、金利はどんどん下がって受取利息は減るし、市が借りるお金は高い金利そのままだということでは、余りにも理不尽で、普通の人がローンとか借りてる場合は、やっぱり借りかえ等もしているわけです。そういう点では、よその例もありますし、法的にも、地方財政法第5条3項には、地方公共団体の支出は原則として地方債以外の収入を財源としなければならないが、地方債をその財源に充てることができると明記もしてますし、ほかの法律でも、地方債の償還年限を短縮して、その償還年限を延長せずに利息を定めるということが明記されてます。時間がないからあれですけれども、地方債の借りかえで、市の財源を、よそでは、それで6,000万も浮かせたところもありますので、大蔵省とか大阪府にぜひ働きかけていただきたい。その点で議員の力も要るんでしたら、一緒に大阪府や国に陳情に行かせていただきますので、これで終わらせていただきます。 ○議長(裏野繁夫君) 以上で日本共産党の代表質疑を終わります。   --------------- ○議長(裏野繁夫君) 議事の都合上、本日の会議はこの程度にとどめ、あすに延会したいと思います。これにご異議ありませんか。   〔「異議なし」の声起こる〕 ○議長(裏野繁夫君) ご異議なしと認めます。よって本日の会議はこの程度にとどめ、あすに延会することに決しました。 本日はこれにて散会いたします。 △延会 午後5時40分...